超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

メガヘルツの超音波発振による、表面弾性波のダイナミック制御技術(超音波システム研究所)

2023-01-14 16:33:03 | 超音波システム研究所2011
メガヘルツの超音波発振による、表面弾性波のダイナミック制御技術(超音波システム研究所)


超音波システム研究所は、
超音波システム(音圧測定、発振制御)を利用した
超音波の伝搬特性を分類することで、
表面弾性波のダイナミック制御技術を開発しました。

超音波の非線形制御システムを開発するための基礎技術です。
目的(洗浄・加工・攪拌・化学反応・・)に合わせた
様々な応用を実現しています。

この技術に関する、基礎実験を公開しています。

ポイントは
 超音波伝搬に関する非線形現象を
 効率の高い状態で制御可能にする
 振動システムとしての
 発振条件の設定(波形・出力・周波数・変化・・・)です。

上記の具体的な技術として
 水槽・治工具・・・と超音波の相互作用による
 非線形現象(バイスペクトル)を
 目的(洗浄、攪拌、加工、溶接、表面処理、応力緩和処理、検査・・)
 に合わせて制御する、具体的なシステム技術を開発しました。

例 標準システム(水槽内の液量 2000リットルまでの場合)
  超音波とファインバブルで表面改質処理した水槽
  (水槽材質は、ステンレスでも、ガラス・塩ビ・アクリル・・でも可能)
  脱気ファインバブル発生液循環装置 1台 ONOF制御
  ベースとなる超音波振動子 1台 ONOFF制御
  40kHz 600W(出力10W~400W)
  メガヘルツの超音波発振制御プローブ 2本
  メガヘルツの超音波発振制御プローブ1 パルス発振
  1~20MHz(出力15W)
  メガヘルツの超音波発振制御プローブ2 スイープ発振
  1~20MHz(出力15W)

例 標準システム(水槽内の液量が 2000リットルを超える場合)
  超音波とファインバブルで表面改質処理したステンレス水槽
  (液循環を考慮した水槽設計が望まれる
   オーバーフロー水槽構造により、塩ビ水槽での対応も可能)
  脱気ファインバブル発生液循環装置 2台 ONOF制御
  (ONOFF制御は個別設定)
  ベースとなる超音波振動子 2台 ONOFF制御
  40kHz 600W(出力10W~400W)
  28kHz 600W(出力10W~400W)
  メガヘルツの超音波発振制御プローブ 4本
  メガヘルツの超音波発振制御プローブ1 パルス発振
  1~20MHz(出力15W)
  メガヘルツの超音波発振制御プローブ2 スイープ発振
  1~20MHz(出力15W)
  メガヘルツの超音波発振制御プローブ3 パルス発振
  1~20MHz(出力15W)
  メガヘルツの超音波発振制御プローブ4 スイープ発振
  1~20MHz(出力15W)

実施例
超音波の伝搬状態の測定・解析技術を利用した結果、
 1)50次以上の高調波の制御を実現
 2)20kHz以下の共振現象と非線形現象を
   利用目的に合わせて最適化
   (精密洗浄では非線形現象を優先
    バラツキの多い対象の分散では、開始時は共振現象を優先
    対象が小さくなるにつれて、非線形現象を優先
    一定のレベルになった後は、
    共振現象と非線形現象をバランス良く変化させる
    機械加工では、装置の振動モードに合わせて、
    共振現象と非線形現象の変化の範囲を最適化・調整する)



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対象物の表面を伝搬する振動モードを応用した表面検査技術(超音波システム研究所)

2023-01-14 14:52:47 | 超音波システム研究所2011
対象物の表面を伝搬する振動モードを応用した表面検査技術(超音波システム研究所)


超音波システム研究所は、
 対象物の表面を伝搬する超音波データの解析実績から
 メガヘルツの超音波発振による、新しい部品検査技術を開発しました。

オリジナル超音波プローブの発振制御による
 「音圧・振動」測定・解析技術を応用した方法です。

目的(対象物の表面を伝搬する振動モード)に合わせた
 超音波プローブの開発対応による、
 コンサルティング・超音波評価技術の説明対応を行っています。

新しい超音波発振制御技術の応用です。
 対象物の音響特性に合わせた、
 メガヘルツの超音波伝搬状態に関する非線形現象を利用することで
 対象物の表面状態に関する新しい特徴を検出することが可能です。

特に、発振・受信の組み合わせによる
 応答特性を利用した
 基板部品の表面検査や、精密洗浄部品の事前評価・・・に関して、
 超音波振動の新しい評価パラメータとなる基本技術です。

表面弾性波の伝搬現象に関する、超音波のダイナミック特性を
 測定・解析・評価に基づいて
 論理モデルを構成・修正しながら検討することで
 目的(評価)に合わせた効果的な利用を可能にしました。

超音波の送受信について

対象物を伝搬する特性を検出するために
 対象物の振動特性に対応した、
 以下の組み合わせを標準として測定・解析・評価します

<標準測定>

送信 :超音波プローブ 発振型(共振・非線形タイプ)

受信1:超音波プローブ 測定型(共振タイプ)
受信2:超音波プローブ 測定型(非線形タイプ)

参考:超音波プローブのタイプ
1)超音波プローブ 発振型(共振タイプ)
2)超音波プローブ 発振型(非線形タイプ)
3)超音波プローブ 測定型(共振タイプ)
4)超音波プローブ 測定型(非線形タイプ)
5)超音波プローブ 発振型(共振・非線形タイプ)


超音波プローブの概略仕様
 発振・測定範囲 0.01Hz~100MHz
 コード長さ 10cm~
 対象材質 ステンレス、樹脂、セラミック、ガラス・・・

検査装置・対象物・治具・・の音響特性を、
 評価パラメータに合せて発振制御することで、
 効果的な送受信データから表面状態を検出します。

この技術は、超音波洗浄に関して
 洗浄バラツキを発生する原因を明確にします。
 従って、超音波制御による
 表面処理・洗浄・攪拌・加工・・対応・対策を可能にします。
 


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超音波の音圧データ解析による非線形振動現象の評価技術(超音波システム研究所)

2023-01-14 12:05:54 | 超音波システム研究所2011
超音波の音圧データ解析による非線形振動現象の評価技術(超音波システム研究所)


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超音波の音圧測定・解析システムと超音波発振制御システム

2023-01-14 12:04:41 | 超音波システム研究所2011
超音波の音圧測定・解析システムと超音波発振制御システム


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超音波洗浄器と超音波プローブとファインバブルを利用した超音波システム(超音波システム研究所)

2023-01-14 11:23:55 | 超音波システム研究所2011
超音波洗浄器と超音波プローブとファインバブルを利用した超音波システム(超音波システム研究所)


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超音波システム研究に関する動画・スライド ultrasonic-labo

2023-01-14 09:28:11 | 超音波システム研究所2011
超音波システム研究に関する動画・スライド ultrasonic-labo


オンラインセミナー:超音波洗浄の基礎技術とトラブルシューティング

複雑な形状や微細な汚れの除去を可能にする超音波洗浄技術セミナー

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
超音波システム研究所は、
下記の通り超音波セミナーを行います。

動画で実際の事例を確認しつつ,
超音波洗浄の基礎的事項から,
新素材・新加工への洗浄(表面処理)理解を深めよう!

講師: 斉木 和幸
超音波システム研究所 代表
機械工学 システム技術
日時:2023年3月7日(火) 13:00-16:00
特別集中講座
受講料:21,500円(消費税込)テキスト代を含みます。
会場: オンライン講座
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。
※録音・録画はご遠慮下さい。

詳細 http://www.techno-con.co.jp/item/18927.html

主催 株式会社 新技術開発センター
URL:http://pe.techno-con.co.jp/


●受講のおすすめ

「超音波洗浄機・キャビテーション…により洗浄できる」
 と言った単純な考え方では,洗浄の改善はできません。
 適切な学習・実験・検討が,洗浄レベルの向上に結びつきます。

押さえておくべき点は,以下の3点です。
 1:超音波洗浄の主要因は非線形現象(音響流)である
 2:目的に有効な超音波の測定・解析・確認が重要
 3:洗浄プロセスのシステムとしての改善が重要

これまでの超音波洗浄経験から,洗浄に対する取り組みは,
 洗浄物の表面を伝搬する超音波の非線形現象が重要となります。
このような洗浄原理の解明に基づくことで,
 新素材・新加工方法・新製造技術等の進歩への対応が可能になります。
しかし,ナノレベルの洗浄では,
 経験や勘での対応によるアイデア不足が指摘されます。

このセミナーによって一度基本的な洗浄を見直し,
 洗浄の根本(基本)を理解し,動画を利用しながら
 洗浄事例や洗浄ノウハウを学習することで,
 超音波洗浄技術を大きく改善することができます。

■セミナーのポイント

超音波洗浄に関して改めて基礎から学び,
 事例やノウハウの学習によって,技術を大きく改善

洗浄の目的と原理,方法,洗浄効果の評価方法,
 洗浄システムの具体例など,洗浄の基礎知識のポイント

洗浄技術,超音波とファインバブル,洗浄ノウハウなどのポイント

超音波洗浄の基礎事項(キャビテーション),
 超音波の最適化技術(ダイナミック制御)など,
 超音波洗浄技術の実務への応用のポイント

洗浄の問題解決テクニック(トラブルシューティング)のポイント

■受講対象者

超音波洗浄に基礎から取り組みたいと考えている方
超音波洗浄の改善に取り組んでいる方
超音波洗浄を実際に行っている方
超音波洗浄機を保守・管理している方
超音波の非線形現象について興味のある方
新しい超音波洗浄方法を検討している方
超音波を利用した表面処理を検討している方

●セミナープログラム

1.資料(事前に目を通して頂くことを希望)
  洗浄の基礎知識

1.1 洗浄の目的と原理
1.2 洗浄のエネルギー
1.3 洗浄の方法
1.4 一般的な洗浄プロセス
1.5 洗浄液(洗剤,溶剤…)
1.6 洗浄効果の確認・評価方法
1.7 洗浄システムの具体例

2.各種動画による説明

2.1 洗浄技術の説明
2.2 超音波とファインバブルについての説明
2.3 洗浄ノウハウの説明

<<超音波洗浄技術の実務への応用>>

3.超音波洗浄技術

3.1 超音波洗浄の基礎事項(キャビテーション)
3.2 超音波の最適化技術(ダイナミック制御)
3.3 超音波洗浄の本質(非線形現象としての音響流)

4.洗浄の問題解決テクニック(トラブルシューティング)

◎ 質疑応答を含めた対応



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オーダーメード対応の超音波発振制御プローブ(超音波システム研究所)

2023-01-14 06:53:58 | 超音波システム研究所2011
オーダーメード対応の超音波発振制御プローブ(超音波システム研究所)


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