超音波システム(音圧測定、発振制御)を利用した、
超音波の伝搬状態に関する、測定・解析・評価実績に基づいて
超音波素子(圧電素子)の超音波伝搬特性を調整する技術を開発しました。
超音波素子(圧電素子)の表面弾性波を目的に合わせて利用するために、
素子表面に対して、特殊な表面処理を行います。
伝搬する超音波の音圧レベル・周波数範囲について調整可能にしています。
超音波(発振制御)と表面弾性波の組み合わせによる
ダイナミックな超音波伝搬制御を実現したことで、
音圧データの解析による特性から調整技術に発展しました。
ポイントは
表面弾性波による非線形現象を
効率の高い状態で制御可能にする
発振条件の最適化設定(波形・出力・周波数・変化・・・)です。
上記の具体的な技術として
水槽・治工具・・・と超音波の相互作用による
非線形現象(バイスペクトル)を
目的(洗浄、攪拌、加工、溶接、表面処理、応力緩和処理、検査・・)
に合わせて制御する、システム技術をコンサルティング対応しています。
100MHz以上の範囲で、
超音波の伝搬状態の測定・解析技術を利用した結果、
1)50次以上の高調波は、伝搬状態に合せて大きく変化すること
2)20kHz以下の共振現象と非線形現象が繰り返し発生すること
3)素子形状・構造による共振現象が発生すること
・・・を確認・解析・評価することで、
超音波伝搬特性を調整可能になりました。
超音波システム全体の音響特性を
(測定・解析・評価)確認して
発振制御条件を調整設定することで、
様々な応用に発展しています