脱気・マイクロバブル発生装置
超音波とガラス容器
この動画のポイント
1)ガラス容器が一つの場合
容器の固定方法(液循環で約0.5-1cmの振幅で揺れる程度)
液面に対する容器の位置(液量に合わせ、定在波を有効に利用するため)
2)複数のガラス容器を利用する場合
水槽とガラス容器の、反射・屈折・透過を適切に利用
ガラス同士の相互作用を利用
(ガラス同士の相互作用は、大きなうねりの発生につながる傾向があります
低周波の振動モードにより超音波の音圧レベルが低くなります
対象物に合わせて、低周波の振動利用レベルを設定します)
偉人たちの夢 (60)長岡半太郎
長岡先生の休学
長岡先生の休学(昭和四十二年二月)より
人間の一生の中のある時期に自分の生きてゆく道がきまる。
少なくとも一度は、どの道をえらぶかについての決定がなされねばならぬ。
といっても、もちろん自分で決断する機会があたえられるとは限らない。
私などは仕合わせな人間で、大学教育を受けうる家庭的環境の中で、
それにくらべると、私よりずっと前の年代、
そういう時代に科学者となる決断をするに至った青年たちの心境は、どんなものだったのか。
人によって、また選んだ専門によって、いろいろな違いもあったろうが、
ところが、つい先ごろ私はこの点に関する非常に興味ある文献が残っているのを知った。
それは長岡半太郎先生が八十五歳でこの世を去られる数年前に書かれた
「私の時代には大学に入る予備校すなはち今の高等学校には、文理の区別はなく、
ここまでは、私が物理学の研究者になろうと志したのと、大して変わりはない。
「東洋人は研究に堪能でないか否やを明白にして、
はじめて、この文章に接した時の私は、驚愕の念を禁じえなかった。
二十歳になるやならずの青年が、自分の前途を決定するために、
常人の考えることではない。考えても容易に決行できることではない。
さて大学生、長岡半太郎氏の休学一年間の調査の結果は、次の文章で示されている。
「支那における渾天儀(天文観測機)、暦法、指南軍(黄帝)、
かくして得られた結論は、
「これほどの研究があるからには東洋人でもこれに専念すれば終に
長岡先生の出発点が、このようであったればこそ、
今にして思えば、このような大先輩を日本人の中に見出していたことが、
最近の中国古代の科学史の研究の成果が、長岡先生の調査結果を、
先生は特に「荘子」が好きであったらしいが、私自身も「荘子」の愛読者である。
この講演の原稿の最後は、もしも調査結果が思わしくなかったと仮定した場合、
この数年来、日本や東洋や、さらには人類全体の歴史に対する関心が、
湯川秀樹 「創造への飛躍」
長岡先生の休学(昭和四十二年二月)より
小型ポンプによる「音響流の制御技術」
超音波システム研究所は、
小型のギアポンプによる
脱気・マイクロバブル発生装置を利用した
「音響流の制御技術」を開発しました。
-今回開発したシステムの応用事例-
音響流とキャビテーションの最適化による超音波洗浄
音響流制御による超音波分散
音響流による伝搬周波数の変化を利用した化学反応の制御
音響流とマイクロバブルによる表面改質
音響流を利用した金属加工への応用技術
音響流によるメガヘルツのシャワー洗浄
・・・・・・・
ガラス製の水槽を利用したソノケミカル反応実験
ナノ粒子の製造実験
霧化サイズのコントロールによるコーティング実験
各種の攪拌実験
・・・・・・・
ガラス部品の精密洗浄実験
複雑な形状・線材・・の表面改質実験
溶剤・・の化学反応実験
・・・・・・
■参考動画
小型ポンプによる「音響流の制御システム」
Ultrasonic technique 超音波制御技術
Ultrasonic technique 超音波制御技術
超音波の利用に関して
液循環を効果的に利用する技術を紹介します
1)音響特性に関して伝搬効率の高い金属表面処理を水槽に行います
2)液循環の流量・流速の制御可能な構造・システムを採用します
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超音波技術<間接容器>
間接容器と液循環制御により、
超音波(キャビテーション)と音響流を「適正に設定・制御」できます。
その結果、目的に合わせた超音波の状態が実現できます。
ポイント1
各種容器の音響特性の計測による特徴の確認がノウハウです。
ポイント2
容器と循環液と空気の境界の設定がノウハウです。
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超音波の伝搬状態を
幅広く設定・制御することで、安定した利用が可能になります
各種のパラメータに関する詳細な設定は
超音波の利用目的により異なりますので
興味のある方は超音波システム研究所にお問い合わせください
<<コメント>>
現状では、多くの場合、超音波「発振機・振動子」よりも
超音波水槽と液循環の見直しで、
超音波の利用状態を大きく改善できます
超音波メーカの違いを効果的に利用するためには
測定解析により、
振動子の特徴を明確にする必要があります
詳細は超音波システム研究所に、お問い合わせください
参考
ステンレス・ガラス・水・空気の流れ・動きと、
各境界の設定が、<制御パラメータ>です
1)超音波洗浄器(基礎実験・確認)
超音波洗浄器の利用技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1318
超音波洗浄器の利用技術 No.2
http://ultrasonic-labo.com/?p=1060
超音波洗浄器(42kHz)による<メガヘルツの超音波洗浄>技術を開発
http://ultrasonic-labo.com/?p=1879
2)超音波利用(応用技術・ノウハウ)
超音波振動子の設置方法による、超音波制御技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1487
推奨する「超音波(発振機、振動子)」
http://ultrasonic-labo.com/?p=1798
超音波専用水槽の設計・製造技術を開発
http://ultrasonic-labo.com/?p=1439
超音波のダイナミック制御技術を開発
http://ultrasonic-labo.com/?p=2015
超音波洗浄システムを最適化する方法
http://ultrasonic-labo.com/?p=2710
「超音波の非線形現象」を利用する技術を開発
http://ultrasonic-labo.com/?p=1328
3)超音波測定(音圧測定・解析・評価)
音圧測定装置(超音波テスター)の標準タイプ
http://ultrasonic-labo.com/?p=1722
音圧測定装置(超音波テスター)の特別タイプ
http://ultrasonic-labo.com/?p=1736
超音波計測の特別システムをオーダーメイド対応
http://ultrasonic-labo.com/?p=1972
http://ultrasonic-labo.com/?p=1962
http://ultrasonic-labo.com/?p=1953
http://ultrasonic-labo.com/?p=1915
超音波機器の<計測・解析・評価>(出張)サービス
http://ultrasonic-labo.com/?p=1934
超音波<計測・解析>事例
http://ultrasonic-labo.com/?p=1705