超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

日本人と創造性

2024-06-10 22:54:00 | 超音波システム研究所2011

日本人と創造性

新しい技術を考えていく上で参考になる
「鶴見和子の創造性に関する講演」資料より


学術講演 「日本人と創造性」   鶴見和子
・・・
創造性に3つのタイプがあるのではないか

1)内発、古代論理優先->「同化型」 例 関口信夫

2)中間型     ->「折衷型」  例 柳田国男

3)概念・形式論理優先->「対立・統合型」例 南方熊楠

・・・

これらの創造性が、水俣病の患者の・・・
未曾有の困難にぶち当たったとき、人間はどのように困難を乗り越えてゆくか

それは、創造的でなければ出来ないことです

困難事態が新しい困難・・・

!!!!このような、創造性の分類は、普通の人の行き方を
!!!!ぶんせきする道具である

もう一つ、創造性の分類は
社会変動の担い手のタイプにつながっていく・・・

コメント
大変難しいのですが、創造性に取り組むものとして
重要な考え方を提出しているとともに
物を作るうえでの
社会における哲学を要求しているように感じます


補足(わかりやすい説明)
生物学の中村佳子さんは「ヒトも大腸菌も同じ祖先から生まれ、
一つ一つの生きものはアリはアリとして、
ヒトはヒトとしてたったひとつのゲノムの可能性を展開し、
常に新しいものを生み出そうとする力を内に持つ『自己創出系』」と言われます。

1分前の私と、今の私では違っているけれど私は私。

同じだけれど変わるということが生きものの本質ですが、
新しいものはゼロから生まれるのでなく、
異質と出会い、結びつくことで生まれるそうです。

水俣病と出会い、人間は自然の一部であり、自然破壊とは、外部の自然を壊すだけでなく、
人間自身の内なる自然の破壊でもあると気づかれた、社会学の鶴見和子さんは、
それぞれの地域の持つ伝統を生かし、
異質を加えて暮らしやすい社会を地域住民が創造する
という「内発的発展論」を生み出されました。

経済成長を目的とする近代化論に対し、
人はそれぞれ持って生まれたものを思いきり発現、
成長する事が目的で、経済成長は条件にすぎないと言われます。

感性論哲学では感性が人の本質であり、
理性は、感性から湧き上がったものを形にする手段能力と言い、
仏教では自分の中に全てがあると言われ、
教育―エデュケーションとは内にあるものを引き出すという意味ですが、
まさにいのちは内に持っているもので、生まれ、成長するもの。

不確かな時代ですが、生きものとしての自分に込められた長い時間は確かなもの。

人は、生きものとしての45億年、
先祖からの歴史、文化が出来上がるまでの長い積み重ね、
とさまざまな時間を背負って今ここに生きています。

"みんな違って、みんないい"、のがいのちの本質。

連綿と続く自分の中に込められた
「時間」を大切にしながらただ1回限りの命の花を咲かせませんか。

参考図書 鶴見和子 対話まんだら 藤原書店
『45億年の私の「生命」』生命誌と内的発展論 より


超音波システム研究所
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メガヘルツの超音波発振制御プローブを製造する技術ーー超音波のダイナミック伝搬特性を確認するテストーー(超音波システム研究所)

2024-06-10 21:12:36 | 超音波システム研究所2011
メガヘルツの超音波発振制御プローブを製造する技術ーー超音波のダイナミック伝搬特性を確認するテストーー(超音波システム研究所)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「超音波振動子」を利用した攪拌技術

2024-06-10 20:13:59 | 超音波システム研究所2011

「超音波振動子」を利用した攪拌技術

Churning technology using an "ultrasonic transducer"

「超音波振動子(圧電素子)」を利用した
 超音波攪拌技術を開発しました。

The ultrasonic churning technology in which "the ultrasonic transducer " was used was developed.


今回開発した技術は
 ステンレスやガラスの攪拌プロペラ・・・に
 超音波振動子を取り付け、発振制御することで
 弾性波動を応用した、超音波各種の効果を
 利用するという技術です。
 (特許申請は行いません・インターネット公開します)

 超音波振動子を組み合わせて使用すると
 取り付ける部材との組み合わせ条件により
 幅広い効果があることを確認しています。

 圧電素子の利用ポイントは以下の通りです
 1:素子の取り付け方法
 2:素子の発振方法
 3:容器の音響特性
 4:必要な場合は液循環制御

 攪拌の対象物がナノレベルや化学反応に対する制御・・・
 といった場合に、効果的な結果が実績としてあります。

 オリジナルの超音波伝搬状態の測定・解析技術により、
 振動子と取り付け部材の組み合わせによる制御状態に関する
 多数のノウハウ・・・を開発・応用しています。

Supersonic wave stir technology
超音波攪拌技術


超音波システム研究所
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音圧測定解析に基づいた、超音波伝搬制御実験(メガヘルツの超音波プローブ)

2024-06-10 19:58:45 | 超音波システム研究所2011
音圧測定解析に基づいた、超音波伝搬制御実験(メガヘルツの超音波プローブ)





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超音波伝搬特性(音響特性)の分類に基づいた、超音波発振制御実験(超音波システム研究所)

2024-06-10 19:39:01 | 超音波システム研究所2011
超音波伝搬特性(音響特性)の分類に基づいた、超音波発振制御実験(超音波システム研究所)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オリジナル超音波プローブの伝搬特性(超音波システム研究所)

2024-06-10 19:20:59 | 超音波システム研究所2011
オリジナル超音波プローブの伝搬特性(超音波システム研究所)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超音波加湿器(1.7MHz 15W)の利用技術 ultrasonic-labo

2024-06-10 19:16:52 | 超音波システム研究所2011
超音波加湿器(1.7MHz 15W)の利用技術 ultrasonic-labo


超音波システム研究所は、
超音波加湿器(1.7MHz 15W)を利用することで、
1-100MHzの音響流(超音波伝搬状態)制御を可能にする
超音波洗浄技術を開発しました。

超音波伝搬状態の測定・解析・評価・技術に基づいた、
 精密洗浄・加工・攪拌・・・への新しい応用技術です。

各種材料の音響特性(表面弾性波)の利用により
 20W以下の超音波出力で、1000リッターの水槽でも、
 対象物への超音波刺激は制御可能です。

弾性波動に関する工学的(実験・技術)な視点と
 抽象代数学の超音波モデルにより
 非線形現象の応用方法として開発しました。

ポイントは
 治工具(弾性体:金属・ガラス・樹脂)の利用です、
 対象物の条件・・・により
 超音波の伝搬特性を確認することで、
 オリジナル非線形共振現象(注1)として
 対処することが重要です

注1:オリジナル非線形共振現象
 オリジナル発振制御により発生する高調波の発生を
 共振現象により高い振幅に実現させたことで起こる
 超音波振動の共振現象


様々な分野への利用が可能になると考え
 各種コンサルティングにおいて提案実施しています。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メガヘルツの超音波発振制御プローブを利用した実験動画

2024-06-10 18:21:24 | 超音波システム研究所2011

メガヘルツの超音波発振制御プローブを利用した実験動画

超音波システム研究所(所在地:東京都八王子市)は、
 超音波伝搬状態の測定データを
 バイスペクトル解析することで、
 キャビテーションと加速度の効果に関する分類方法を開発しました。


今回開発した分類に関する方法は、
 超音波の伝搬状態に関する
 主要となる周波数(パワースペクトル)の
 ダイナミック特性(非線形現象の変化)により
 キャビテーションと加速度の効果を推定します。

これまでのデータ解析から
 効果的な利用方法を
 以下のような
 4つのタイプに分類することができました。

 1:キャビテーション主体型(線形型)
 2:音響流主体型(非線形型)
 3:ミックス型
 4:変動型

 上記の各タイプに基づいた
 装置開発・制御設定・・・
 成功事例が多数あります。

特に、
 安定性・変化の状態・・・に関して
 周波数成分による詳細な分類により、
 目的と効果に対する、効率のよい
 各種条件の設定・調整が可能になりました。

さらに、洗浄に関しては
 汚れの特性やバラツキに関する情報が得られにくいため
 このような分類をベースに実験確認することで
 効果的な超音波制御が、実現します。


この分類の本質的なアイデアは、
 超音波による定在波の特徴を、抽象代数学の
 「導来関手」に適応させるということです。

抽象的ですが
 超音波の伝搬状態を計測解析するなかで
 定在波に関する的確な対応・制御事例から
 時間経過とともに変化する状態を捉えるために
 「導来関手」とスペクトルシーケンスの関係を
 キャビテーションの強さをパラメーターにした
 複体の変化により分類することにしました。
 

 なお、超音波システム研究所の「非線形制御技術」は、
 この方法による、
 具体的な技術(例 超音波制御システム)として対応しています。

応用技術として
 非線形性の発生状態に関する研究開発を進めています。
 「超音波利用の最も大きな効果が、非線形状態の変化にある」
  という考え方が一歩進んだと考えています。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超音波の非線形伝搬制御実験(超音波システム研究所)

2024-06-10 18:19:08 | 超音波システム研究所2011
超音波の非線形伝搬制御実験(超音波システム研究所)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超音波実験写真 no.3

2024-06-10 17:50:10 | 超音波システム研究所2011

超音波実験写真 no.3

超音波システム研究所は、
 デジタルカメラによるキャビテーションを撮影する方法を利用して
 超音波伝搬状態の、コントロール技術を開発しました。


今回開発した技術は、
 超音波の状態を、デジタルカメラによるキャビテーション写真により
 対象物(洗浄、攪拌、改質・・・)に対する
 コントロールパラメータとして利用可能にするという方法です。

 これまでの数値化やグラフとは異なる
 水槽や液循環に関しても幅広く確認することが可能です。

特に、超音波分散効果に関するキャビテーションの影響や
 複雑な形状の洗浄部に対する音響流の効果・・・について確認できます

 なお、超音波システム研究所の
 「超音波測定・解析システム」(超音波テスター)と
 「超音波機器の評価技術」により、
 この方法による、具体的な効果を多数確認しています。

応用技術として
 「超音波の伝搬状態や、水槽・容器・治工具・超音波の評価技術」
 「各種部品の表面検査技術」・・・
  としても利用可能です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする