超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

小平邦彦の数学

2024-06-22 18:29:40 | 超音波システム研究所2011
小平邦彦の数学

超音波技術を発展させる
(複雑で難しいものを論理的に考え抜く)ために

1) 数学の重要性を理解する

2) 数学への取り組みを実施する

3) 数学を応用した新しい超音波の利用を進める

 と言うことが必要ではないかと考えています

そこで、「数学者(小平邦彦)」の数学に対する
資料・記事を参考のために提示します


小平邦彦『幾何のおもしろさ』
  岩波書店(数学入門シリーズ)、1985年

また、十八世紀およびそれ以前においては、
ユークリッド幾何がただ一つの公理的に構成された理論体系であった。

だから私は子供に公理的構成の考えを教える材料は
ユークリッド幾何に限ると思うのである。

近年ユークリッド平面幾何は
数学の初等教育からほとんど追放されてしまったが、
それによって失われたものは
普通に考えられているよりもはるかに大きいのではないかと思う。

昔われわれは平面幾何で論理を学んだんですが、
幾何でないと論理を教えてもだめなんじゃないかしら。

代数なんか材料にして論理を教えようと思っても
材料があんまり単純でしょう。 

小平氏は言う。
わからない証明を繰り返しノートに写してしまうと、
 自然にわかってわかってくるようである。

 現在の数学の初等・中等教育ではまずわからせることが大切で、
 わからない証明を丸暗記させるなどもっての外、
 ということになっているが、

 果たしてそうか疑問である

コメント

 わからない現象を繰り返し実験確認すると、

 自然に問題点が見えてくると感じています



新しいものをつくりだすためには、

第一に、無に耐える力

を身に付けることだと考えます。

「無の哲学」は無に徹し、


何者にも寄りすがらないで
無(考える)ということです。

孤独な思考に耐える精神力が重要です



超音波について
<様々な事項の複数の組み合わせ> 
  ヒーター、オーバーフロー、立体液循環、弾性波、整流、ガイド波、 
  出力、周波数、複数の振動子、制御・・・

Spectral sequences 
appear everywhere in nature
スペクトル系列は自然のいたるところに現れる
(コホモロジーのこころ 加藤五郎著 2003年 岩波書店より)

超音波のような複雑な現象に対する取り組みに
 様々な数学を論理モデルとして利用することで
 本質的な特徴が検出しやすくなるという考え方です。


超音波システム研究所


 

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超音波の伝搬特性(非線形特性、応答特性、相互作用)による部品検査技術--超音波伝搬特性を測定・解析・評価する技術--(超音波システム研究所)

2024-06-22 18:24:17 | 超音波システム研究所2011
超音波の伝搬特性(非線形特性、応答特性、相互作用)による部品検査技術--超音波伝搬特性を測定・解析・評価する技術--(超音波システム研究所)


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テルミンを利用した超音波伝搬に関する実験動画 ultrasonic-labo

2024-06-22 17:55:50 | 超音波システム研究所2011
テルミンを利用した超音波伝搬に関する実験動画 ultrasonic-labo


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中谷宇吉郎

2024-06-22 17:25:09 | 超音波システム研究所2011
中谷宇吉郎

http://youtu.be/Vifwq6LEvO8

http://youtu.be/a81f9GHnhfc

中谷宇吉郎  『雪』 1940 岩波文庫に対する感想

私は以下のような実験にいたる経緯について
本人により書かれたものとして、大変貴重な文章だと思います

特に、技術者の実験に対する考え方に
 大きな影響力を与える本であると思います




・・概要・・・ 
1932年の冬から始められた雪の結晶形の研究では、

まず札幌と
 十勝岳の標高1,000メートルの
 山小屋での結晶の顕微鏡写真撮影により、

北海道の雪結晶がその形態でも大きさでも
 著しく多様性に富んでいることがわかった。

その種々の結晶形が
 いかなる条件で生成するかを
 実験的に調べるために、

当時まだ世界に類をみない
 常時低温研究室を北大内に建設し、

1936年春
 ここで雪結晶の人工製作に初めて成功した。

自ら考案した
 二重ガラス円筒型結晶成長装置の中の

気温と水蒸気の過飽和度の組み合わせを
 色々変えて実験し、

上記の2要素をそれぞれ
 縦軸と横軸に取った図表上に
 各条件下で成長する
 結晶形の記号を示したものは、

のちに
 「中谷ダイヤグラム」と呼ばれるようになった。
・・・・・



中谷宇吉郎  『科学の方法』 1958 岩波文庫

<<<

科学は自然の実態を探るとはいうものの、

 けっきょく広い意味での人間の利益に

 役立つように見た自然の姿が、

 すなわち科学の見た自然の実態なのである。  

>>>



超音波システム研究所
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/

超音波システム研究所<理念>
http://ultrasonic-labo.com/?p=1985

超音波システム研究所<理念Ⅱ>
http://ultrasonic-labo.com/?p=3865







どんな素朴な見方でもいいから、
 自分の眼でものを見、

どんな単純な考え方でも結構だから、
 自分の頭でものごとを考える習慣を
 つけるのが
 先決問題である。

そしてそれが
 科学の第一歩である。
(中谷宇吉郎著 科学と社会 より)


















 


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超音波システム研究所

2024-06-22 17:16:07 | 超音波システム研究所2011

超音波システム研究所
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/



 


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超音波プローブの表面弾性波を利用した、超音波制御実験(超音波システム研究所)

2024-06-22 17:15:12 | 超音波システム研究所2011
超音波プローブの表面弾性波を利用した、超音波制御実験(超音波システム研究所)


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Glenn Gould - Schoenberg, Pierrot Lunaire op. 21 (OFFICIAL)

2024-06-22 17:13:44 | 超音波システム研究所2011

Glenn Gould - Schoenberg, Pierrot Lunaire op. 21 (OFFICIAL)


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超音波システム(音圧測定解析、発振制御)を利用した実験動画の公開

2024-06-22 17:09:06 | 超音波システム研究所2011
超音波システム(音圧測定解析、発振制御)を利用した実験動画の公開


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超音波プローブによる、スイープ発振システム(低周波の共振現象と、高周波の非線形現象を発振制御する技術)

2024-06-22 17:02:24 | 超音波システム研究所2011
超音波プローブによる、スイープ発振システム(低周波の共振現象と、高周波の非線形現象を発振制御する技術)




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基礎実験ーー低周波刺激で高周波を制御する超音波技術ーー(超音波システム研究所)

2024-06-22 17:00:50 | 超音波システム研究所2011
基礎実験ーー低周波刺激で高周波を制御する超音波技術ーー(超音波システム研究所)


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