27日、全生歌会へ行きました。この歌会の会場は、国立療養所多磨全生園です。だいたい三ヶ月おきに開催されている歌会で、この日は東京・埼玉・神奈川・千葉から、たくさんの方々が集まりました。
最初は、歌会代表の伊藤赤人氏と有志の五行歌人らの熱意でスタートした歌会でしたが、いまはホームページなどで繋がり、全生園を訪問されている方々も五行歌を詠むようになり、スタッフとして歌会の庶務を引き受けてくださり、ますます充実してきました。
ここでビッグニュースを伺うことができました。この園で長く暮していらっしゃる女性が、ついに社会復帰することになったのです。70歳からの社会復帰にかける思いを拝聴して、ただただ感嘆しました。私だったらラクに生活できる道を選んでしまうと思いました。ご主人は入院中ということですが、一日も早く快復されて二人で社会生活をいとなめるように、心からお祈りしています。
こんなにすごい力をだすことができるのも、自らの境涯を社会に理解してもらいたいという一念からです。一つのことを成し遂げることができる人の強さを見せてもらったと同時に、この社会復帰を一人でも多くの方が心で受け止めてくれることを願います。
*この文を書くため調べているうちに、上智大田中裕教授のブログにも、全生園のことや伊藤赤人氏の詩について紹介されているのを見つけましたので、ご紹介します。
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最初は、歌会代表の伊藤赤人氏と有志の五行歌人らの熱意でスタートした歌会でしたが、いまはホームページなどで繋がり、全生園を訪問されている方々も五行歌を詠むようになり、スタッフとして歌会の庶務を引き受けてくださり、ますます充実してきました。
ここでビッグニュースを伺うことができました。この園で長く暮していらっしゃる女性が、ついに社会復帰することになったのです。70歳からの社会復帰にかける思いを拝聴して、ただただ感嘆しました。私だったらラクに生活できる道を選んでしまうと思いました。ご主人は入院中ということですが、一日も早く快復されて二人で社会生活をいとなめるように、心からお祈りしています。
こんなにすごい力をだすことができるのも、自らの境涯を社会に理解してもらいたいという一念からです。一つのことを成し遂げることができる人の強さを見せてもらったと同時に、この社会復帰を一人でも多くの方が心で受け止めてくれることを願います。
*この文を書くため調べているうちに、上智大田中裕教授のブログにも、全生園のことや伊藤赤人氏の詩について紹介されているのを見つけましたので、ご紹介します。
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