うたのたまご

わたしの五行歌と、感じたことなど、きもちのままに。

遊子さんより

2009-11-16 19:18:16 | 五行歌
遊子さんに五行歌への思いを伺ってみました。
とてもいい言葉をいただきましたので、紹介します。

●わたしは、このところ、なかなか納得できる歌ができません……。

比抄子さんが納得できる歌って、どんな歌でしょう?
いつも飾りのない素直な歌を作られているように思いますが。
私は、自分が納得できる歌が作れるようになるのは、
佐々木祈美さんのように90歳を過ぎてからだと思っています。
詩歌の世界は、そのぐらい厳しいものだと草壁塾を受講してから気がつきました。

●遊子さんにとって、五行歌ってなんですか?

自分を知るための手段かな~?
「挨拶通り」をやめてからも、毎朝一首は、必ず作って
子どもたちが見る掲示板に書き込みます。(反応は全くありませんが)
本誌はの投稿歌は、その三十首の中から選びます。
投稿できる歌は、1~3首しかないので、推敲したり、別の歌を作ります。
そういう作業をしているうちに私という人間が見えてくるので、
それが楽しいのかもしれませんね。

それと、「代表」という立場が、私を成長させてくれていると思います(確信)。
えんた先生が口が酸っぱくなるほど
「みなさん、会を作ってください」と仰っているのは、
そういうことだと(勝手に)思っています。
ただ先生に頼まれたから会を作ったというのでは、
責任が先生にいってしまいます。
私のように「作らせてください」と言えば、最後まで責任は私が負うようになります。

その覚悟があるかどうかです。

●五行歌を書くコツなんてありますか?

↑からの続きになりますが、代表という(大変な)仕事をし続けることが、
五行歌を書くコツ(私の場合は)だと思います。
代表は「大変な仕事」と書きましたが、「辛い仕事」ではありません。
「人と触れ合える楽しい仕事」だから、
飽きっぽい私でも6年続けてこられたのだと思います。

比抄子さんの場合は、本部での仕事をし続けることが、
五行歌を書くコツだと思いますがいかがでしょうか?
本部の中でも、比抄子さんなりの居場所(やっていると
大変だけど、大事な仕事)があるでしょう?
大変な仕事が、その人を後押ししてくれるような気がします。
えんた先生がそうでしょう?


私は、息抜きにいろいろな本(雑誌、単行本)を読みます。
詩=哲学のような気がしているので、哲学関係の本(好きなんです)
を読んだりしています。人生案内のような本も。
今読んでいるのは
・「フジ子・ヘミング 運命の力」
・「命あるかぎり」河野義行(松本サリン)
・「自分のために生きていけるということ」齋藤学
・「ひとりでは生きられないのも芸のうち」内田樹
・「悪女の玉手箱」時実新子

比抄子さんが納得できるようなお返事ではないと思いますが、お許しを(^^;;
いろいろな本を読んでいるうちに、いろいろな言葉、いろいろな考え方、
いろいろな表現を知ることができます。それが、私の五行歌勉強法です。

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2 コメント

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心を歌う (隠居)
2009-11-28 12:03:14
小説や詩歌文は、作者の主観の表れですから・・公表された全ての作品は、作者が納得したものとして読者は捉えています。
共鳴を覚えれば、読者はその作品に納得を示すのでしょうが・・その納得は、どこまでも読者の主観によるものの外には何事もありません。
たまたま納得する読者が多かった作品が「良し」とされるのでしょうが、それが普遍的な作品となる保証はどこにもありません。
結論・・己の心に嘘をつかないたまごちゃんの五行歌は、間違いなく評価に値する作品となっています。
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ありがとうございます。 (ひさこ)
2009-12-03 09:03:28
ご隠居さま
どうもありがとうございます。
最近、スランプなので、励まされました。
これからも自分なりの五行歌を書いていきたいです。
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