特殊な姿勢、お腹を見せてモノによりかかりながら体を伸ばしたり
ねじったりしている「おころがりさま」に見られる目的別の三つの
タイプについてはお話させていただきます


満足おころがり、の場合ウルタ君が満足して転がってるだけなので
飼主のことはどうでもいいようです。気持ち良くて、見ていてヤバい
くらい内向きなのが特徴です。

写真は満足おころがりの最中に、やっと撮影している飼主のことに気付いた
らしい瞬間のウルタ君です。彼のことは置いておいて、説明を急ぎます。
お誘いおころがり、というものがあります。目的はウルタ君のことを構っているどころでは
ない状態の飼主を遊びにさそうことです。飼主の背後でおころがりをして、ドアに両手をかけた
状態で、小さくくるるんと鳴いてみたりします。
そのとき、頭と目はまっすぐ振り向く飼主を捕らえるように向いています。
こんなにおねだりしてるうるを見過ごしたりしないよね
それがウルタ君のメッセージなのです

しかたないので、飼主は相手をするために席を立つことになります。
放っておくと、やがて暴れ出すのが目に見えてる、というのもあります。

おころがりしながら、すっかり飼主のことを意識しているウルタ君。
説明は続きます。罠張りおころがり、というものがあります。
ちょうどこんな顔しながら飼主の動向を観察し続けながら、まるで満足おころがりか
お誘いおころがりをしているかのように演技をしています。しかしウルタ君の目的は
満足かお誘いの擬態をしつつ、近寄ってくる飼主を襲撃することなのです

不用意に近付いて彼のお腹あたりに手を伸ばした飼主を、機敏に姿勢を変えて一撃し
離脱。走り抜けながら、うるの勝ちーと言ってきゃふきゃふになりたいイタズラの一種です。
飼主はこれらのおころがり行動を見抜いて対処することができるように
なりましたが、対処法はひとつ。
ウルタ君の全部の目的にまるはまりすること
だって、他にないでしょう

【ひさしぶりのうる学】

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