子供たちの指導を続けていると、忘れられない試合がいくつかあります。全日など、4種の大会での負けられない一戦で、ベストパフォーマンスを子供たちが発揮してくれた試合は、今思い出しても胸が熱くなります。今日は、そのうちの2試合を紹介したいと思います。間もなく全日予選に参戦する、現6年生Aチームもこんな試合をしてくれたらと思います。
まずは7年前の知事杯の北河内予選。この試合を勝てば中央大会に進めるという高ノ台戦です。全日予選では1回戦負けだったので、この大会ではぜひとも中央大会に進もうと夏場の練習を積んで臨んだ予選。なんとか勝ち進み、あと一勝で中央大会という試合前、ディフェンスの中心選手が極度の緊張のため吐いてしまうという状況のなか、試合が始まりました。
この試合、今でも思い出すのは決勝点となった竹さんのフリーキック。ちょうどベンチからは蹴った真後ろからゴールに吸い込まれる弾道が見えました。その一点を守り切っての中央大会進出。3年生から4年間指導して、宇山SCとして初めて4種登録したこの年に、中央大会進出という結果を出せた子供たちに今も感謝しています。
高ノ台戦のレポート
もう一つは、4年前、これも知事杯の北河内予選です。7年前と同様、全日予選では強豪に2回戦で敗れ、リベンジを誓った知事杯。この予選でも勝ち進み、あと1勝で中央大会となった試合でまさかの負け。内容が悪いことと試合に勝ちたいという気持ちが見られなかったことで、私の雷が落ちたその翌週、敗者復活トーナメントで3連勝すればもう一度中央大会への道が開けるところでした。その2試合目の西長尾戦です。
この当時、西長尾は北河内で最も強いチームで、宇山がベストパフォーマンスを示しても勝てる相手ではないと思っていました。しかし、簡単に2点先制して相手が油断したのか、その後、宇山のカウンターからの反撃が始まり、同点まで追いつき、PK戦の末、最終戦に進むことが出来ました。2点目はゴールになだれ込むようなアッキーの泥臭いシュートでしたが、みんなの気持ちが押し込んだ得点でした。その試合の副審をしていた他チームのコーチが、試合後、しびれるような試合だったねと行ってくれたほど、特に後半は宇山の選手の気迫を感じた試合でした。
残念ながら、この試合でだいぶ息切れしてしまったのか、最終戦(守口FC戦)では0-1で負け、結局中央大会に進めませんでしたが、彼らが本気で戦った敗者復活戦は今も忘れることが出来ません。
西長尾戦のレポート
今の6年生にはこれら上回る試合を見せてもらったことはまだ一度もありません。来週から参戦する全日予選ではどうでしょうか? 気持ちのこもった良い試合を見せてほしいと願っています。
ただ、最近気になるのが、サッカーに対する甘えです。特に練習中に顕著に見られます。まあ、厳しかった私からやさしいコーチに変わったので、練習への取り組みも厳しさより楽しさがあり、のびのび楽しんでいるように見受けられます。しかし、人は易きに流されやすいもの。練習に真剣に取り組めない、練習で手抜きが目立つようになれば、必ず試合の結果にそのうち現れるようになるでしょう。
先週の土曜日に担当コーチがお休みだったため、久々に練習を見ましたが、私から見ればぬるま湯状態です。それに楽なプレーをしようとすることばかり目立ちます。私がコーチをしていたころは絶対許さなかったのですが...。こんな子たちに育てた覚えはないんですけど...。こんなことを書くと、担当コーチから雑音とか言われそうですね。どちらにしても、来週からの全日予選に突入します。前述の2試合に負けないような熱い試合を期待しています。
まずは7年前の知事杯の北河内予選。この試合を勝てば中央大会に進めるという高ノ台戦です。全日予選では1回戦負けだったので、この大会ではぜひとも中央大会に進もうと夏場の練習を積んで臨んだ予選。なんとか勝ち進み、あと一勝で中央大会という試合前、ディフェンスの中心選手が極度の緊張のため吐いてしまうという状況のなか、試合が始まりました。
この試合、今でも思い出すのは決勝点となった竹さんのフリーキック。ちょうどベンチからは蹴った真後ろからゴールに吸い込まれる弾道が見えました。その一点を守り切っての中央大会進出。3年生から4年間指導して、宇山SCとして初めて4種登録したこの年に、中央大会進出という結果を出せた子供たちに今も感謝しています。
高ノ台戦のレポート
もう一つは、4年前、これも知事杯の北河内予選です。7年前と同様、全日予選では強豪に2回戦で敗れ、リベンジを誓った知事杯。この予選でも勝ち進み、あと1勝で中央大会となった試合でまさかの負け。内容が悪いことと試合に勝ちたいという気持ちが見られなかったことで、私の雷が落ちたその翌週、敗者復活トーナメントで3連勝すればもう一度中央大会への道が開けるところでした。その2試合目の西長尾戦です。
この当時、西長尾は北河内で最も強いチームで、宇山がベストパフォーマンスを示しても勝てる相手ではないと思っていました。しかし、簡単に2点先制して相手が油断したのか、その後、宇山のカウンターからの反撃が始まり、同点まで追いつき、PK戦の末、最終戦に進むことが出来ました。2点目はゴールになだれ込むようなアッキーの泥臭いシュートでしたが、みんなの気持ちが押し込んだ得点でした。その試合の副審をしていた他チームのコーチが、試合後、しびれるような試合だったねと行ってくれたほど、特に後半は宇山の選手の気迫を感じた試合でした。
残念ながら、この試合でだいぶ息切れしてしまったのか、最終戦(守口FC戦)では0-1で負け、結局中央大会に進めませんでしたが、彼らが本気で戦った敗者復活戦は今も忘れることが出来ません。
西長尾戦のレポート
今の6年生にはこれら上回る試合を見せてもらったことはまだ一度もありません。来週から参戦する全日予選ではどうでしょうか? 気持ちのこもった良い試合を見せてほしいと願っています。
ただ、最近気になるのが、サッカーに対する甘えです。特に練習中に顕著に見られます。まあ、厳しかった私からやさしいコーチに変わったので、練習への取り組みも厳しさより楽しさがあり、のびのび楽しんでいるように見受けられます。しかし、人は易きに流されやすいもの。練習に真剣に取り組めない、練習で手抜きが目立つようになれば、必ず試合の結果にそのうち現れるようになるでしょう。
先週の土曜日に担当コーチがお休みだったため、久々に練習を見ましたが、私から見ればぬるま湯状態です。それに楽なプレーをしようとすることばかり目立ちます。私がコーチをしていたころは絶対許さなかったのですが...。こんな子たちに育てた覚えはないんですけど...。こんなことを書くと、担当コーチから雑音とか言われそうですね。どちらにしても、来週からの全日予選に突入します。前述の2試合に負けないような熱い試合を期待しています。