Woodのぼやき

大阪府枚方市の宇山サッカークラブでコーチをしてます。失礼な発言も多々ありますが、ご容赦ください。

もっと仲間のプレーを見よう!

2006年08月20日 | サッカー日記
私が担当している学年では、ベンチに座っている選手が試合をあまり見ずに砂遊びをしたりおしゃべりをしたり...。それもサッカーとは関係のないお話です。5年生なのだから、もう今何をすべきか判ってもいいと思うのですがダメなようです。問題なのは、サッカーが下手な子に限ってその傾向が強いと言うことです

練習試合などでは、出来るだけ全員出場させるようにしています。それは、みんなゲームに出たいという気持ちが強いからです。でも、自分が出場していないゲームにはあまり興味がないようです。サッカーは上手くなりたい、でも人のゲームを見て学ぶことはしようとしない。これはどういうことなのでしょうか?

自分はゲームに出たい。しかし、そのための努力はしない。サッカーはそんなに好きではなく、友達がしているから自分もしている。私の目にはどうしてもそう映ってしまいます。中には一生懸命やっている子もいます。いや、そういう子が大多数だと信じています。だから、そこそこ強いチームになってきていると思っています。

コーチとしては、子供たちには努力して得られるものがあることを判ってほしいと考え、強いチームを作りたいと思っています。強いチームを作ることと、全員を試合に出してあげることは、相反することだとは思いません。ただそれは、サッカーが好きで向上心を持って練習・試合に臨む子供たちが集まった場合です。子供たちを如何にサッカーが大好きなサッカー小僧にすることが私の課題ですね。

今日は、そういったことを考えながら、合宿用の勉強会のプレゼンテーション資料を作っていました。前に作ったもの(ルール編とプレー編)を焼きなおしたのですが、その中で最も言いたいことはチームワークについてです。チームワークとは、決してドンマイと言って失敗を慰めあうことではないと思います。励ましあうことは大事ですが、お互いに高めあうためにはそれだけでは不十分です。

少し話がずれてきましたが、ベンチから味方選手の動きを見て、自分ならどうするかなどもっと考えてほしいと思います。同じことをやるにしても、何も考えずにやるのと、良く考えながらやるのでは上達の早さは大きく違うでしょう。考えることは大変重要です。そして出来れば、自分で考えたことをベンチからの指示として大きな声を出して欲しい。それが、チームを強くすることにもつながるはず。


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