最近、育成年代のコーチは本当に難しいなと痛感しています。ジュニアユースやユース年代のコーチに比べサッカーに関する知見だけではどうにもなりません。例えば、ユース年代のコーチはサッカーオタクでも出来るかもしれませんが、キッズやジュニアの育成年代のコーチにはサッカーの知識以上に必要なものがあると思います。今日は、最近感じているそんなことについて書いてみます。
自分でもまだまだ足りない部分がありますが、私が思う育成年代のコーチには、以下の素養が必要と思います。
1.サッカーの楽しさを伝える伝道師
2.サッカーを上手くなりたいという心を育てるモチベータ
3.チームワークを育み仲間を思いやる気持ちを育てる教育者
4.サッカーに必要な運動能力を伸ばすトレーナー
5.サッカーの基本技術をしっかり教えることができるコーチ
ほかにもあるかもしれませんね。
ユース年代は元々サッカーを上手くなりたいという気持ちをもった選手が集まります。基本的にはすでに上記1~5は既に身につけている人ばかり。だから極端な話、サッカーの経験がない戦術オタクでも、チーム分析や戦術を考えることができれば務まるかもしれません。
しかし、育成年代の、特に自分の思いとは別の親の考えでサッカーを始める子供もいたりする地域のクラブでは、サッカーを教える以前のところから始まるので、コーチは大変です。さらに、サッカーに初めて取り組む子が多いので、手でボールを扱うように足でボールをコントロールできるようにする技術を身につけてもらうのには忍耐が必要です。何度も繰り返し説明し、手本を見せ、身につくまで子供たちが飽きないように指導をするには、言葉で子供たちにうまく伝えるテクニックも必要です。サッカー経験がある人でも、身につけた基本技術、普段何の違和感もなく感覚的に行っているサッカーのスキルを言葉にすることがまず必要になります。そして言葉と、手本を見せながら子供たちに教えるのですが、これが意外と難しい作業です。
いろいろ考えていると、本当に育成年代のコーチは大変です。逆に様々な経験を積まないと務まらないかもしれませんね。厳しいだけではダメだし、子供たちに迎合して甘い指導しかできないコーチもまたダメでしょう。優しさと厳しさ、それに忍耐強さ、これが必要でしょうか?
日本サッカー協会のホームページからたどると、6歳以下、8,10歳以下の子供たちをどのように育てるかというハンドブックが公開されているので、紹介しておきます。
ここにいろいろあります。
PLAYERS FIRST!
U-6ハンドブック
U8,U10ハンドブック
そんなことを考えている今日この頃ですが、なかなか思うように行かない今の3年生チーム、先日のTR-Mでは非常に残念な思いをしました。主力が風邪で休み、1・2年生を急遽集めて臨んだTR-M。宇山SC史上、今まで経験したことがないほどの大敗でしたが、勝敗は仕方ありません。
残念だったのは、相手チームに得点を重ねられても、ベンチからピッチ内の選手を応援する声がなかったこと。ベンチの選手はもちろん、コーチからも。ピッチ内の子供たちはどれほど孤独だったでしょう。私は試合を見ながら、レフリーをしながら涙が出そうでした。この日は、担当コーチが来ていたので、私はレフリーとベンチ横での観戦と決めていたのですが、よっぽど大きな声で頑張れと言ってあげたかった。ベンチで見ているチームメートは、相手の得点を正確にカウントしてました。そんなことよりやることがあるだろう、気付けよ!と思いながら、本当に情けない思いになりました。
みんなで、上記ハンドブックを見て、よく考えましょう。
自分でもまだまだ足りない部分がありますが、私が思う育成年代のコーチには、以下の素養が必要と思います。
1.サッカーの楽しさを伝える伝道師
2.サッカーを上手くなりたいという心を育てるモチベータ
3.チームワークを育み仲間を思いやる気持ちを育てる教育者
4.サッカーに必要な運動能力を伸ばすトレーナー
5.サッカーの基本技術をしっかり教えることができるコーチ
ほかにもあるかもしれませんね。
ユース年代は元々サッカーを上手くなりたいという気持ちをもった選手が集まります。基本的にはすでに上記1~5は既に身につけている人ばかり。だから極端な話、サッカーの経験がない戦術オタクでも、チーム分析や戦術を考えることができれば務まるかもしれません。
しかし、育成年代の、特に自分の思いとは別の親の考えでサッカーを始める子供もいたりする地域のクラブでは、サッカーを教える以前のところから始まるので、コーチは大変です。さらに、サッカーに初めて取り組む子が多いので、手でボールを扱うように足でボールをコントロールできるようにする技術を身につけてもらうのには忍耐が必要です。何度も繰り返し説明し、手本を見せ、身につくまで子供たちが飽きないように指導をするには、言葉で子供たちにうまく伝えるテクニックも必要です。サッカー経験がある人でも、身につけた基本技術、普段何の違和感もなく感覚的に行っているサッカーのスキルを言葉にすることがまず必要になります。そして言葉と、手本を見せながら子供たちに教えるのですが、これが意外と難しい作業です。
いろいろ考えていると、本当に育成年代のコーチは大変です。逆に様々な経験を積まないと務まらないかもしれませんね。厳しいだけではダメだし、子供たちに迎合して甘い指導しかできないコーチもまたダメでしょう。優しさと厳しさ、それに忍耐強さ、これが必要でしょうか?
日本サッカー協会のホームページからたどると、6歳以下、8,10歳以下の子供たちをどのように育てるかというハンドブックが公開されているので、紹介しておきます。
ここにいろいろあります。
PLAYERS FIRST!
U-6ハンドブック
U8,U10ハンドブック
そんなことを考えている今日この頃ですが、なかなか思うように行かない今の3年生チーム、先日のTR-Mでは非常に残念な思いをしました。主力が風邪で休み、1・2年生を急遽集めて臨んだTR-M。宇山SC史上、今まで経験したことがないほどの大敗でしたが、勝敗は仕方ありません。
残念だったのは、相手チームに得点を重ねられても、ベンチからピッチ内の選手を応援する声がなかったこと。ベンチの選手はもちろん、コーチからも。ピッチ内の子供たちはどれほど孤独だったでしょう。私は試合を見ながら、レフリーをしながら涙が出そうでした。この日は、担当コーチが来ていたので、私はレフリーとベンチ横での観戦と決めていたのですが、よっぽど大きな声で頑張れと言ってあげたかった。ベンチで見ているチームメートは、相手の得点を正確にカウントしてました。そんなことよりやることがあるだろう、気付けよ!と思いながら、本当に情けない思いになりました。
みんなで、上記ハンドブックを見て、よく考えましょう。