Woodのぼやき

大阪府枚方市の宇山サッカークラブでコーチをしてます。失礼な発言も多々ありますが、ご容赦ください。

またもや平日練習に参加

2007年05月03日 | サッカー日記
GWの真っ只中、今日は午前中に家族サービスを済ませ、夕方からの平日練習に先週に引き続いて参加しました。先週は、牧野小の6年生は遠足で参加していませんでした。今日は殿二小の子供が参加していないようです。遠足かな? それでも、33人も集まってしまいました。6年生だけで13人です。来れる人は全員参加のようです。新人戦で優勝して、モチベーションが上がったかな?

今日は、平日練習担当コーチが不在で、私一人で33人を見ることに。こんな大人数を一人で見るのは久しぶりです。とりあえず、基礎練習をして、ランニングパス、パス回しの練習と、6年生が行っている練習をやってみました。意外に5年生、4年生もなんとかこなしていました。レベルは低いですが...。

ランニングパスには、パス交換後、ボールキープする選手の後ろを通ってオーバーラップし、スルーパスを受ける(ウエーブ?:トルシエが言っていた?)にもチャレンジしてもらいましたが、なんとか形にはなっていました。ただ、オーバーラップ、スルーパスのイメージを持ちながらできたかというと、4・5年生は???の部分があります。それでも、初めてにしては良く出来たと思います。

パス回し①は、5人組or6人組で、四角に配置したコーンのところに一人ずつ立ち、1箇所のみボールを持って2人or3人が立ちます。ボールを持ったところから、ボールを時計回り(または逆)に回します。パスを出したら、パスを出した方のコーンに向かってダッシュです。パスを受ける方は、パスを受ける直前に、コーンから離れてパスをもらう、つまりパスを受ける前に動いてDFから離れて前を向くスペースを自分で作る練習です。各組に6年生を入れたので、それなりに出来てました。ただ、コーン(DF)から離れる動きがルーズで、途中、もっとすばやく動くように説明しました。また、1タッチ目で次にパスを出す方を向いてボールをとめること(ボディシェープ)も説明しましたが、理解してくれたかどうか...。

パス回し②は、6人組or7人組で行います。四角にコーンを置き、それぞれに2人or1人が立ちます。2人のところからパスを出します。その際、必ず2人いるところにパスを出すこと、そしてパスを出したあとに、1人のところへダッシュすること、この2つがルールです。周りの状況を見て、それに合わせてパスを送る相手を選び、パスを送ったルールにしたがって次のコーンに走るという、少し難しいものです。1タッチ目でボールを止め、2タッチ目でパスなのですが、周りの状況をパスを受ける前にわかっていないと、1タッチ目からパスの間の時間が長くかかってしまいます。これは、4・5年生には少し難しかったようですが、なんとかこなしていました。

文章で書くだけでは、なかなか練習方法はうまく伝わらないと思いますが、今日、練習に参加してくれた子供たちは、読めば理解できると思います。是非、理解を深めてください。漢字が読めるかな?
さて、パス練習②の途中で、平日担当コーチが駆けつけてくれました。今日は来れないと聞いていたので、覚悟していたのですが、正直助かりました。

パス回し①②とも、新・親子で学ぼう!サッカーアカデミーからパクリ、少しアレンジしたのもです。両方とも考えて走る(動く)、パスを出したあとに(スペースへ)動くことを意識させるための練習と理解しています。うまく子供たちに伝わっているかな? ただ、パスを受ける前に動くことは重要です。中盤で相手にパスカットされるのは、パスの受け手がパスコースを作る動きをしていないことも大きな要因です。また、パスを出したら動くことも重要です。これは日本の代表クラスの選手にも欠如しているとオシムが言っていました。パスを受ける時のパスコースを作る動き、パスを出したらすぐにスペースへ動くこと、こういった労力を惜しまないプレーがサッカーでは重要で、試合の勝敗を分ける大きなポイントになります。しっかり身につけて欲しいですね。

このあとは、6年生と5年生以下に分かれて練習で、私は6年生だけを見ました。一気に楽になりました。
現在の宇山SCでは、各学年のコーチが、独自の練習メニューを考えて練習していますが、オリジナルの部分は残すにしても、基本的な部分は同じような練習メニューをやらせたほうが良いかなという気がしました。何せレベルは低いにしても、6年生にやらせている練習を、初めての練習でこなす4・5年生ですから、潜在的な能力はあると思います。それに、サッカーの基本は同じですから。3・4年生で、ボールを受ける動き、パスを出したら走る、これが身についていないと高学年になった時に苦労しますよね。


最新の画像もっと見る