White and Black Wing

『ツバサ』の吸血鬼双子と猫LOVE
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『地球へ・・・』DVD8巻 感想 その3

2008年03月09日 | 感想 anime
悩んでいたHPのWEB拍手、今日設置しました

とても簡単に設置できたのでビックリ
もっと早く思いついていたら良かったなぁ……

業務連絡はこのくらいにして DVD感想を書きます

ネタバレあります





24話「地球の緑の丘」
いよいよ最終話です

ジョミーとキースの戦いの場面は
書くと超長くなるので割愛

ミュウの代表団がジョミーを待っているシーン
トォニィに強気に出るフィシスに萌え

マザーを攻撃したことでマザーの不興を買い刺されるキース
「生まれて初めてやりたいようにやった」と満足げに微笑んだ
本当の意味で歩み寄れたジョミーとキース
ホッとしたのも束の間、破壊されたはずのグランドマザーによって刺されてしまうジョミー

原作と違いTVアニメ版は2人一緒に死ぬのか……
なんて思っているとマザーの口から驚きのセリフが
「ミュウ因子の根絶は承認された。聖地・地球を破壊することでSD体制は最終フェイズへと移行する」

……

元々地球を守るためのSD体制だったはずではないの?
地球を壊してしまうのであればSD体制は必要ないんじゃあ……

そんな事を思っている間にもメギドの照準は地球に向けられて発射準備が始まりました

トォニィがジョミーのところへ到着
ジョミーの脇腹(or腰)にナイフの破片が突き立っているのを見て
キースに掴みかかるトォニィはとても素敵だと思います

「シャングリラへ帰ろう」というトォニィに
ジョミーは「地球を破壊しようとしているメギドを止めてくれ」と最後の頼みをします

この場面、見ているとトォニィが可哀相になってくるのですが
トォニィに『生きる意味』を与えてくれる場面
とても素敵なシーンだと思います

そしてメギド破壊シーン
トォニィとセルジュも格好良かったのですが
ここは何といってもグレイブ・マードック大佐&ミシェルでしょうね

マードック大佐はE-1077の時は嫌味な上級生で
何か意地の悪い奴って思ってました
しかしナスカの時の芯の通ったセリフに
この人、格好良いかもって思い直しました

だからという訳ではないのですが
このシーンは鳥肌が立ちましたね
最後まで付き合うミシェルも素敵でした

フィシスのたっての希望でジョミーを探していた老師たちは「カナリア」を発見
老師たちは皆で協力し合い子供たちをシャングリラに転送
このときフィシスも一緒に転送しました
一緒に逝きたかったのに……悲しむフィシスを子供たちが取り囲みます
「マザー?」「女神様?」子供たちの問いにフィシスは首を振り「『人』よ。人だわ」と答えました
彼女も子供たちの世話をする事で救われてくれればいいなぁと切に願います

地球を後にするシャングリラの船内
トォニィが大人になったなぁと感じました
セリフを書き出してみると
「僕らに出来る事は何もない」
「僕たちの……人の未来へ」

1つ目のセリフは冷静に状況を鑑みての言葉
文字だけみると冷たい印象がぬぐえませんが
声を聞くと突き放すような言い方ではなく
自分たちの無力さを理解したうえでのセリフだと感じることができます

2つ目のセリフは
それまで頑ななまでに人間を忌み嫌っていたトォニィが
はじめて『僕たち=人(人間+ミュウ)』だと言った
とても意味のあるセリフなんです
ジョミーから「ソルジャー」を受け継いだことで精神的に成長したんですね

フィシスがブルーに地球へ行ったことを報告するシーン
「ジョミーを労ってやってね」っていうセリフが聞こえてきそうです
……って「ジョミーのお母さんと化してるよフィシス」状態ですね

ラインがオレンジ、マントが緑のソルジャー服を着たトォニィのモノローグのシーン
本放送では気付かなかったのですが
トォニィが描いたジョミーの脇にいるのは……眠っているブルーですよね?
やばい、感動するはずのシーンで笑ってしまう

追加映像は――生まれ変わったジョミーとキースが出会うシーンでした
原作の最後に似た感じですね……キャラは違うけど

最終話は色んなものを詰め込んで
バタバタしちゃってる印象があるのですが
これはこれで「あり」だと思いました

今日はこの辺で