White and Black Wing

『ツバサ』の吸血鬼双子と猫LOVE
最近はマイペースに更新中

ハリポタ雑感 その2

2008年08月01日 | 感想 others
今日はスネイプについて書きます

生涯をかけてリリーを愛したスネイプ
この巻で随分株を上げたとも聞きます
だけど私は読み終わっても大して印象が変わらなかったなぁ

どんな純愛を見せられたところで
ハリーに対してスネイプがした不条理とも呼べる行いは帳消しにはできないから

そもそもハリーがスネイプを嫌ったのは
ホグワーツに到着した当日、大広間でスネイプに睨みつけられ
さらに最初の授業で強烈な嫌味を言われたのがキッカケだから
最初から敵意を出してくる相手に好意的になれる訳ないでしょう

まぁ、助けられても礼の一つも言わないハリーも問題だとは思いますが
顔を合わせれば嫌な事しか言わない相手に
お礼を言うタイミングって難しいと思う
私も分からないなぁ……

最初からハリーに嫌われるように接していたのかなぁ
と、好意的に見ようと思っても
ダンブルドアに対しての愚痴の内容からいって
それはあり得ないという結論が出てきます
だから、あれはスネイプの本心

そりゃあ二重スパイって相当辛いだろうし
それをやりきった事に対しては尊敬します
最期のシーンは、こんなところで死んじゃうの? って思ったし
幼少の頃からの記憶を見て
この時からリリーが好きだったんだとも思いましたよ

でも彼は結局、「リリーだけ」が大事だった……
そこが残念に思います
もちろん彼の働きなしにはハリーはヴォルデモートを倒せなかったでしょう
しかし、私には手放しで褒め称えるなんて出来ないなぁ

もうすぐ『魔王』が始まっちゃうので
今日はこの辺で



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