雲洞庵

今日の川口町は雷が遠近で轟いています。

信濃川にサギが来ていました。

そのうち、川口町にも朱鷺が飛来するのではと淡い期待でいっぱいになっています（＾＾）



昨夜、ＮＨＫの大河ドラマ【天地人】3回目の放送されていました。

先週スクーリングのため見ることが出来ませんで

はや、「わしゃあ来とうはなかったぁ・・」の５歳の与六を演じていた加藤清史郎君から直江兼続役の妻夫木聡さんに成長してしまっていました。



この与六が来とうはなかったと言っていた曹洞宗の名刹【雲洞庵】に地震前1度だけ見学に行ったことがあります。



なぜそこを選んだかは憶えていませんが、

たしか仕事上の行き詰まりから家の中でしくしく、ぎゃあぎゃあ泣いている時、

思い余った修行僧からドライブに誘われ連れて行ってもらいました。



樹齢三百年といわれている杉木立をすすみ、赤門をくぐると石畳が続いています。

その石の下に法華経が一字ずつ刻まれていて、

踏みしめながらお参りすると幸せになれるという言い伝えがあります。

【雲洞庵の土踏んだか、関興庵の味噌なめたか】という言葉を

高速のインフォメーション時代のまだ若かりし頃、初めて知りました。



本堂入り口に足を踏み入れると長生きの水と言われている霊泉が湧き出ていました。

境内のあちこちにやたら、達筆の書き物が展示されていて

歴史の古さとのミスマッチが面白く1枚1枚丹念に見入った記憶があります。



中庭も素敵で、回り廊下からしばし眺めていたら、

いつのまにかもやもや感がなくなっていました。

いまは多分時を上げての観光名所となっていますので

何時いっても賑わっているでしょうから、

静かになりましたら一度訪問してみてください。

こころが落ち着きますよ（＾＾）