明日は合併先を選ぶ(選んでいただけるか?)の住民投票です。
今日の朝日新聞26ページ目のほぼ1面を使用して川口町の合併投票について特集しています。以下抜粋します。
《経緯》
昨年8月、合併の相手先を住民にたずねる意向調査を実施
(回収率82%)
☆結果 長岡市 約29%
小千谷市とともに長岡市 約27%
小千谷市 約22%
魚沼市 約19%
町は上位2つを合わせ「過半数が長岡市」と判断し、町議会の論議を経た上で、長岡市に合併協議を申しいれ、小千谷市にも参加を促した。
しかし、町民の一部から「小千谷市とともに長岡市」は、「小千谷市との合併をもとめているとも受取れる」との異論がでて、住民投票を求めた。
町には4年前、小千谷市から求められた合併協議の要請を断った経緯がある。このことも、町民の合併論議を複雑なものにしている。
《両派の主張》
☆小千谷派
・長岡市と合併すると、飛び地となる
・「飛び地でも」というのは川口本位の考えで小千谷の市民感情を害する
・小千谷とは、長期間広域行政や民間の互助団体をともにしてきた
・歴史的にも地理的にも一体感があり、合併による変化が小さい
・除雪1つを取っても、十分手当てしてもらえなくなる恐れがある
☆長岡派
1月28日に町生涯学習センター体育館で町長後援会主催の新年会が開かれた。480名規模で、長岡への投票を呼びかけた発言が相次いだ。
・小千谷は川口を意思がないと明言し、長岡は受けて立つといっている
・早く合併しないと第二の夕張市になる可能性がある
・将来を見据えれば長岡市しかない
・魚野川や温泉、簗場の観光資源がもっと生かせるようになる
《町議会議員の動向》
14名のうち、長岡に投票を薦めるチラシに9名が名を連ねた。
《合併相手先の考え》
大小の違いはあっても両市長とも川口町との合併には慎重だ。
☆谷井小千谷市長(人口約4万人)
「申し入れがあれば話しはうかがうが、私の一存でどうこう言えない。議会や市民の受け止め方を踏まえたうえで判断しなければならない」
「町健全化策の提示。それを含めて十分検討し、小千谷市民にメリットがあると見込めれば、合併も視野に入ってくる」
懸念するのは、町が運営する温泉施設の経営内容で「赤字をどう削減するかなど、将来にわたる改善策を数値で示してほしい」
☆森長岡市長(人口約28.3万人)
「川口町との合併に関する情報、全体像を十分開示したうえで、議会や市民の理解がえられるかどうかにかかっている。いずれにしても時間はかかる」
森市長自身の見解は「財政難の川口町を救済するための合併で、長岡に大きなメリットは見込めない」それでも仮に川口と合併するとすれば、それは中越の中心都市としての責任感からだという。
飛び地によりどういう問題があるかよく検討する必要がある。
「中核都市構想は5年、10年先を見越して打ち出しているわけで、そのために今、無理やり合併する考えはない」
《修行僧の私見》
今回の合併論議は、「川口町の財政難を小千谷市か長岡市に助けていただこう。」どちらが助けてくれそうだと言う論議になってしまった感があります。
どちらのチラシもメリットだけを強調して、それぞれのデメリットには触れようとしていません。
議員さんからは、4年前に合併しなかった経緯を含め、正確な情報や数字を示していただくべき機会だったと思います。
赤字になると容易に判断できたはずの古民家や温泉プールを造った責任や反省は聞こえてきません。
いずれにしても明日は投票日。
チラシだけでなく色々なものを参考に自分の意思を示しましょう
・ 小千谷市にする
・ 長岡市にする
・ 棄権する
3つの選択肢があります。
今回は投票率が50%を越えないと、開票しないことになっています。
(白票や魚沼市と書いた無効票も投票率に加えられます)
棄権も立派な意思表示になると確信しています
今日の朝日新聞26ページ目のほぼ1面を使用して川口町の合併投票について特集しています。以下抜粋します。
《経緯》
昨年8月、合併の相手先を住民にたずねる意向調査を実施
(回収率82%)
☆結果 長岡市 約29%
小千谷市とともに長岡市 約27%
小千谷市 約22%
魚沼市 約19%
町は上位2つを合わせ「過半数が長岡市」と判断し、町議会の論議を経た上で、長岡市に合併協議を申しいれ、小千谷市にも参加を促した。
しかし、町民の一部から「小千谷市とともに長岡市」は、「小千谷市との合併をもとめているとも受取れる」との異論がでて、住民投票を求めた。
町には4年前、小千谷市から求められた合併協議の要請を断った経緯がある。このことも、町民の合併論議を複雑なものにしている。
《両派の主張》
☆小千谷派
・長岡市と合併すると、飛び地となる
・「飛び地でも」というのは川口本位の考えで小千谷の市民感情を害する
・小千谷とは、長期間広域行政や民間の互助団体をともにしてきた
・歴史的にも地理的にも一体感があり、合併による変化が小さい
・除雪1つを取っても、十分手当てしてもらえなくなる恐れがある
☆長岡派
1月28日に町生涯学習センター体育館で町長後援会主催の新年会が開かれた。480名規模で、長岡への投票を呼びかけた発言が相次いだ。
・小千谷は川口を意思がないと明言し、長岡は受けて立つといっている
・早く合併しないと第二の夕張市になる可能性がある
・将来を見据えれば長岡市しかない
・魚野川や温泉、簗場の観光資源がもっと生かせるようになる
《町議会議員の動向》
14名のうち、長岡に投票を薦めるチラシに9名が名を連ねた。
《合併相手先の考え》
大小の違いはあっても両市長とも川口町との合併には慎重だ。
☆谷井小千谷市長(人口約4万人)
「申し入れがあれば話しはうかがうが、私の一存でどうこう言えない。議会や市民の受け止め方を踏まえたうえで判断しなければならない」
「町健全化策の提示。それを含めて十分検討し、小千谷市民にメリットがあると見込めれば、合併も視野に入ってくる」
懸念するのは、町が運営する温泉施設の経営内容で「赤字をどう削減するかなど、将来にわたる改善策を数値で示してほしい」
☆森長岡市長(人口約28.3万人)
「川口町との合併に関する情報、全体像を十分開示したうえで、議会や市民の理解がえられるかどうかにかかっている。いずれにしても時間はかかる」
森市長自身の見解は「財政難の川口町を救済するための合併で、長岡に大きなメリットは見込めない」それでも仮に川口と合併するとすれば、それは中越の中心都市としての責任感からだという。
飛び地によりどういう問題があるかよく検討する必要がある。
「中核都市構想は5年、10年先を見越して打ち出しているわけで、そのために今、無理やり合併する考えはない」
《修行僧の私見》
今回の合併論議は、「川口町の財政難を小千谷市か長岡市に助けていただこう。」どちらが助けてくれそうだと言う論議になってしまった感があります。
どちらのチラシもメリットだけを強調して、それぞれのデメリットには触れようとしていません。
議員さんからは、4年前に合併しなかった経緯を含め、正確な情報や数字を示していただくべき機会だったと思います。
赤字になると容易に判断できたはずの古民家や温泉プールを造った責任や反省は聞こえてきません。
いずれにしても明日は投票日。
チラシだけでなく色々なものを参考に自分の意思を示しましょう
・ 小千谷市にする
・ 長岡市にする
・ 棄権する
3つの選択肢があります。
今回は投票率が50%を越えないと、開票しないことになっています。
(白票や魚沼市と書いた無効票も投票率に加えられます)
棄権も立派な意思表示になると確信しています