関西の方からA管のご注文でした。
息が強い、という事なので、
通常の私の調律より若干低めで作ってみました。
今回は440-10セント程度での調律です。
私はA=442Hz派なのですが、曲の雰囲気によりケーナを持ち替える派でもあります。
低音を効かせたい時用のG管と3オクターブバリバリ吹く時のG管ではやはりケーナを持ち替えた方が効率的だからです。
私の知るプロの方は何でもかんでも1本のケーナで吹きこなしてしまう方もいらっしゃいます。
それはそれで凄いなあといつも感心して拝聴させていただいています。
トータル5本。うち1本はジョイント式です。
ジョイント式はもう注文を受けない事にしていたのですが、
A管という事でこちらも製作意欲が刺激されてしまい、うっかりOKを出してしまいました。
ジョイント式はコルクのシートを貼ってその弾力を利用してジョイントの抜き差しを可能にするという構造になっています。
この部分が長年のうちにどうしても傷みやすく、コルクシートの張替え、というメンテナンス作業が発生してしまいます。
年齢的にもこのメンテナンスに対応できなくなる日が来ることは明白なので、今は受注をお断りしているのです。
今回たまたま魔が差したようにうっかり受けてしまいましたが、依頼主にも今後対応が出来なくなるかもとお伝えしてあります。
さてさて、どのケーナが気に入ってもらえるか楽しみであります。


息が強い、という事なので、
通常の私の調律より若干低めで作ってみました。
今回は440-10セント程度での調律です。
私はA=442Hz派なのですが、曲の雰囲気によりケーナを持ち替える派でもあります。
低音を効かせたい時用のG管と3オクターブバリバリ吹く時のG管ではやはりケーナを持ち替えた方が効率的だからです。
私の知るプロの方は何でもかんでも1本のケーナで吹きこなしてしまう方もいらっしゃいます。
それはそれで凄いなあといつも感心して拝聴させていただいています。
トータル5本。うち1本はジョイント式です。
ジョイント式はもう注文を受けない事にしていたのですが、
A管という事でこちらも製作意欲が刺激されてしまい、うっかりOKを出してしまいました。
ジョイント式はコルクのシートを貼ってその弾力を利用してジョイントの抜き差しを可能にするという構造になっています。
この部分が長年のうちにどうしても傷みやすく、コルクシートの張替え、というメンテナンス作業が発生してしまいます。
年齢的にもこのメンテナンスに対応できなくなる日が来ることは明白なので、今は受注をお断りしているのです。
今回たまたま魔が差したようにうっかり受けてしまいましたが、依頼主にも今後対応が出来なくなるかもとお伝えしてあります。
さてさて、どのケーナが気に入ってもらえるか楽しみであります。

