Violin Lesson Voice

大人からのバイオリン、なんと再開。。。人生ってどう転ぶかわからない

効き手と利き腕とバイオリン

2014-03-26 | Violin Lesson Voice
私、左利きです。

5歳になる下の娘もです。遺伝ですかね…

左利きは不便。

スイカカードだって右でタッチ。自販機だって右にコイン入れ。台所だって使いにくい。

10人に一人は左利きなのだから、マイノリティとはいえ、もうちょっと暮らしやすくしてくれてもいいのにと思う。

可能なら真ん中にして下さいませんかの。

左利きは不便だが、娘をあえて矯正はしません。左利きは病気じゃない。生まれ持ったものをマジョリティに合わせるなんて、なんか違う。

と思うのは、左利きの足掻きでしょうか。



「でもバイオリンはいいでしょう~、左利き。」

と、よく言われます。私も過去、そう思っていました。

だって、左押さえるの、難しいじゃないですか。

だから、バイオリンは左利きのための楽器だ!!と小躍りしたりなんかして(いませんが)。

ウィキでは、「バイオリンは左右それぞれ高度な技術を求められる楽器なので、利き手の有利はあまりない」、とも書かれています。



でも。

やっぱり、バイオリンは右利き用の楽器です。

私たちは右で音を奏でている。人に聞いてもらうための音は、右で出している。

だからかしらんが、これまでも、すべての先生に「右が良くない。ボーイングが良くない」と言われ続けている私。

とはいえ、利き腕はどうも右、なんですな。なんでかっていうと、ボールを投げるのが右だからです。



バイオリンをギターみたいに左利き用にするには、魂柱まで変えなくてはならないそうで、あと、合奏では見た目も悪く、不利なため、クラシックではまず、しないそうです。

でも左利きのプロの人は、たくさんいますよね。

有名どころですと、パガニーニ、千住真理子さんや古澤巌さんでしょうか。なんだか励まされます。



千住真理子さんは子供のころ「左利きはバイオリニストになれない」といわれてショックを受けて、左利きを隠していたそうです。

でも、プロになりました。本当にすごいな~と思います。

そういうものなんだな。結局はその人の才能と努力なんですよね。


もちろん私と千住真理子さんとでは比べ物になりませんが、私もあきらめずに努力しようと思っている次第です。

たとえば、炒めもののお箸とか、掃除の時のスティックとか、シャワーのネックとか、歯ブラシとか、あえて右で持つようにしたりして。

すごく違和感あります。

これが運弓時の違和感と通じているのかと思うと、ますますガンバローという気持ちになります。

あれ、でもこれってやっぱり「矯正」になるのかな??

まあ、それが自分の好きなことのためで、自分で納得した矯正なら、してもいいかな♡





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