『麻の最上は南都なり。』

先日、お散歩の帰りに麻ふきんを買って帰りました。

ここ奈良は、手織りの麻生地「奈良晒(ならざらし)」が有名です。

「南都随一の産業」として

昔から盛んに作られてきました。

「日本山海名物図刊」に

『麻の最上は南都なり』と書かれているように、江戸時代は幕府御用達品として、

また伊勢神宮にも献納されたりと、

クオリティーが高いんですねー。

その昔、奈良町の大半の住民(約9割とも)がこの奈良晒に何かしら関わる仕事をしていたのだとか。

若い頃、奮発して買った麻のワンピースにシミをつけて震え上がった、あの夏の日。

あのうだるような暑い日の背筋に悪寒、冷や汗、今も忘れません（笑）

さて、これは創業130年以上⁉︎の

本麻奈良晒織元の岡井麻布商店さん

直営店「麻布mafuおかい」さんで

購入した麻ふきんです。

鹿と蓮の花柄のものにしました。

広げると30cm×40cmでランチョンマットにちょうど良いサイズ。

シャリ感があってサラッとしています。

布巾としてはもちろん、他にも色々

使い道がありそうです。

でも子供の給食のランチョンには

もったいないー（笑）

じゃあ旦那が遊びにきた時のおしぼり？

うーん、それもどうかなー（笑）

あと一つ、小物入れも買いました。

通帳入れにと思ったら大当たり！

ナイス、自分。

ちょうど良いサイズでした。

お薬手帳は一冊ならギリギリ入りますが

ちょっと苦しいですね。

通帳やメモ帳、ペンケースにも良いです。

何と言っても、麻は自然素材。

人間に良いものは地球環境にも良いんですね。

丈夫で、ボロボロになるまで使い込めて、捨てる時まで環境に優しい。

最高です。

身の回りをこういうナチュラルな物に囲まれて暮らせたら、きっと幸せでしょうね。

(株)岡井麻布商店さんの

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