午前中は、くろるると普段の生活をする。
今日は 生まれて初めての バイクでキャンプに行く日。
テントを積んで走るのも初めて。
いつもツーリングで泊まるのは、ユースホステルか ビジネスホテルだったから。
ユースホステルは、日中はひとりで自由に走り、
夜は ライダー含め 沢山居る一人旅の人達と 情報交換を含め 楽しくお喋り出来て、素晴らしい所だった。
90年代に入ってからは、それまではアルコールは禁止だったのが、
ビールの自動販売機も置かれる様になって、
規則も緩くなっていたし。
予約も ひとりなら直前(当日)でも大丈夫だった。
でも今は、本当に数が減ってしまって、当てには出来なくなってしまった。
今回は くろるるの世話は
いつもクローブの散歩をしてくれているトミーに頼んで行く。
2人用(荷物を置く場所が必要なので、実質ひとり用)のテントを貰ったので、
お湯を沸かすストーブや 小さいテーブル、小さい調理器具など
少しソロキャンプ用品を買い足して
キャンプツーリングを試してみる気になった。
昨夜の内に 荷物は作ってあったので、
今日はバイクに積むだけ。
充分間に合うと思って 11時20分に作業を始めたけれど、
荷物を置いておいた和室から出口までが遠かったのと、
ネットで荷物を留めるのに手間取って、遅くなってしまった。
荷物を積んでしまうと 重くなって
駐車場から道路に バイクを出せなくなるかもしれないそうなので、
スロープの下まで バイクを持って来た。
荷物は しっかり留まっているか、
走行中にずれないか、
心配だけれど、行こう。
12時半の待ち合わせ時刻には 絶対に間に合わない12時15分に
やっと出発することが出来た。
予想外に 重い荷物を積んでいる感覚が無く、
普段通りに走れた。
ただ、入り切らない荷物を背負ったので、
リュックを後ろの荷物に挟む感じで走らなければならなくて、
それが 走り難かった。
宇和島市津島町の待ち合わせ場所に到着する。
10分遅れで すみません!
南に走る時には よく待ち合わせ場所にする
今は閉店している おまんじゅう屋さんの前。
先輩は 私が遅れることが分かって、
一旦家に帰り
薄手のメッシュの上着に着替えて来たそうだ。
暑い日になったので 大正解!
遅刻して良かったのかな?('◇')ゞ
休憩無しで 今日の目的地の宿毛市の咸陽島へ向かう。
ダルマ夕陽を撮りに通った よく知っている所だし、
片道80km位と近いので、
実験キャンプには最適。
★途中の信号待ち、
バイクをかなり倒さないと右足が地面に着かない傾斜だったので、
右足を着かずに済むように
ギアをニュートラルにしないで、1速に入れたまま 信号待ちをする。
そして、青信号に変わって発進しようとしたら、
エンストしてしまった。
驚いた!
1速と思っていたのが、2速に入っていた。
エンストなんて いつ振りだろう。
マニュアルの四輪の免許取得が先だったので、
教習中でさえ 殆どしなかったのに。
可笑しくて、重い荷物をつけて走っているという緊張感から
一気に解放された。(^^♪
ここまで ずっとドキドキしていたの。
私の希望で、急カーブ(1か所)の無い 烏帽子岩側の道路で行く。
烏帽子岩をバックに撮影して貰う。
この荷物で乗り降りするのが面倒だったので、
私は バイクから降りなかった。('◇')ゞ
13時40分に 咸陽島公園に到着する。
まだキャンパーは誰も来ていない。
土日を避けたからね。
力が弱くて あまり強く引っ張れなかったネットだけれど、
荷物がずれることは無く、無事に到着出来た。
後方は トイレ。
私は 地面が固くない公園にテントを張るつもりで来たけれど、
張りたかった所は、桜の木の枝が大きく垂れ下がっていたので、
テントの設営場所は 海側のトイレの横にする。
下の芝生も綺麗で 張り易い場所を 先輩に譲って貰った。
少し風があるので、ブルーシート(グランドシートの代わり)の上には 石を載せておく。
ブルーシートは 3,5メートル×3,5メートルサイズのを 半分に畳んで使う。
このブルーシートは 少し大きめで、
テントの周りを 靴を脱いで作業が出来るので、
とても良かった。
でも 雨の日には こうしてはみ出していると 雨が流れて来るので、駄目らしい。
最後に畳んで中に入れれば良いのかな?
家の中で 1度だけ張る練習をして来たけれど、
少し風があるだけでも 余計に時間が掛かった。
無風状態で立てるのは 楽なのだけれど。
先輩が テントとタープを立てる間に
私のテントが完成した。
タープは 少しポールを持つお手伝いはしたけれど。
ひとりで立てられた。(^^♪
でも とても強い風が吹いていたら 自信無し。
手前のグリーンのが 先輩のテント。
元は娘さんのテントだったそうだ。
バイク置き場も この位の距離なら 見えるし、便利だ。
20kmほど先にある 大月町の道の駅に電話をして
鯛が残っているかどうか聞くと、
まだあると言うので、
貴重品だけ持って、バイクで買いに行く。
暑くて疲れていたのが、
先輩から貰った リポビタンDで 元気になった。
来た時と同じ、烏帽子岩側の道を通って行く。
大月町の道の駅まで 海沿いの道を走る快適なツーリングになった。
先輩のバイクとは離れて、駐車場には 真っ直ぐ入って停める。
鯛以外にも 色々な魚が並んでいる。
ここに来ると かき氷が食べたくなる。
私が食べたくて、買って来た。
私が食べたのは、右手に持っているソフトクリーム付きの方。
口が甘くなったので、後でブラックコーヒーも。
右手に下げているのは、鯛を入れたエコバッグ。
鯛以外には ちらし寿司、ミニトマトを買ったけれど、
少し足りないということで、帰りに直ぐ近くのコンビニで、
おにぎり、シーザーサラダ、わらび餅も買う。
今度は 烏帽子岩側の道では無くて、
展望台を通る道で戻る。
展望台で 一旦バイクから降りる。
向こうの建物は リゾート椰子の湯(旧国民宿舎 椰子)。
なんと!
今日は 島まで道が繋がっている日だった!
いつもは この道は 海の中。
17時30分に 咸陽島公園に帰って来た。
3歳位の女の子の居る親子3人家族のテントが 海側の端に立っていて、
多分買い物だろう、パパが何度か車で出掛けていた。
500円の鯛。
残っていた鯛の中で、1番大きいのを買って来た。
鱗落とし、ナイフ、まな板持参の先輩。
下処理は 先輩にして貰った。
魚は、いつも下処理済みのものを買う私。('◇')ゞ
私は、水を流して洗う手伝いをした。
出来上がり!
内臓が こんなにあった。
海に流しに行く。
魚の餌になるかな?と思っていたら、
本当に直ぐだった。カラスが飛んで来たのは。
どうやら見ていたらしい。
この後、少し食べて、大きい塊を咥えて飛んで行った。
私は 最初は平坦な所に停めていたのだけれど、
やはり近い所に、と言うことで、
前進で先輩の隣に停める。
この傾斜、重くて後ろ向きには入れられないだろうと思ったから。
何かの役に立つかもしれないと持って来た緑色のシートが
タープ下に荷物を置くのに役立った。
これは小さくなるから、もうひとつ買ってこうかな。
ホームセンターで ふと目にして買ったのだった。
(後日、見に行ったら、もう無かった。)
この時期は、夕陽は山に沈む。
夕暮れの優しい色に なって来た。
今回は 荷物が多くて 小さいコンデジしか持って来ていないけれど、
夕陽も撮っておこう。
今日は波音を聴きながら眠れるかな?
楽しみ。(^^♪
まだ火を使うには暑いからと 先輩が散歩に出掛けたので、
私もカメラを持って散歩に出た。
今日は月曜日。
公園には誰も居ない。
赤い色が目に留まった。
サンゴシトウ(デイゴ属)
小さい半透明のピンクの靴が並んでいた。
親子連れのテントからは遠いから、誰かの忘れ物かな?
夕暮れ。
焚き火用に 先輩が拾って来た枝が並べられている。
少しだけでも、と 私も拾いに行った。
夕景も なだらかな山だけなので、モデルにさせて貰った。
テントを立てる時には 少し風が吹いていたけれど、
今は 風は止み、静かな海に。
空の色がピンク色になった。
コンデジオートで撮影。
右側が私の焚き火台。
左側のが先輩の。
小さい先輩の方が 値段が高いそうだ。
バイク用だとか。
私の焚き火台は これひとつだけれど、
先輩は 色々なサイズのものを持っているそうだ。
フラッシュ撮影。
フラッシュ無しで撮影。
後で、少し明るく修正した。
炭に火をつけるのに手間取って、代わりにして貰う。
カセットは寝かせて使ってはいけない、と言うことも 教えて貰った。
鯛は塩をしてアルミホイルで巻いて暫く寝かせておいた。
それを炭火で焼く。
焚き火台から はみ出す大きさ。
時間をはかっておけば良かったなあ。
かなり長い時間焼いた。
出来上がりは 丁度良い焼き加減だった。
私は 塩味だけで 美味しかった。
シーザーサラダに付いていたドレッシングが余ったので、
それを付けて食べてみたら、洋食の味になった。
これも有りだなあ。
実際は この位に暗い。
家族連れは 焚き火はしていない。
その代わりに とても明るいライトを使っていた。
持って来た赤ワインは飲まなかった。
和食だな、と思ったので、
ファミマで見つけた小さな缶入りの大吟醸を2本飲んだ。
この時に撮影しなかったので、後日もう1度買って撮影。
200ml入っていたのね。
それと 先輩が持って来てくれたBLUEと言う 500mlのビールと。
使用済みのコロコロの紙は よく燃える。
(キャンプのために 日頃から捨てないでためている。)
その紙と炭を 丈夫なペットシートの空き袋に入れて持って来た。
昼間は夏の様なこの時期に、焚き火は暑いかなと思っていたけれど、
夜になると涼しくなるし、
焚き火は 安らぎを与えてくれる。
もしかしたら 真夏の夜でも 焚き火はご馳走なのかもしれない。
波の音を聴きながら寝るつもりが、
波の音を聴きながら寝るつもりが、
何だか疲れて ぐっすり寝てしまった。
お酒の飲み過ぎみたい。
飲み過ぎ、という程には飲んでいないのだけれど、
弱くなったのかな?
2合ちょっとのお酒を 缶のまま速いペースで飲んだせいかな?
キャンプの時には、お酒はあまり飲まないことにしよう。
空気で膨らませるマットを持って来ていたのだけれど、
地面が芝生だったせいか 何も敷かずに快適に眠れた。
太っているせいかな。
犬を連れてのキャンプでは、
高齢犬のルルに 1時間半おきに起こされて、
もしかしたら うんちをしたいのかもしれない、と思い 散歩に出た。
散歩をしながら 満天の星空を何度も見ることになったけれど、
今夜は 1度も起きることなく、朝まで眠ることが出来た。
寝られて楽だったけれど、
美しい星空を何度も(6~7回)見られたのも
振り返れば 良かったかな。(^^)
神奈川県の犬友さんには キャンプ好きの人が 何人も居る。
キャンピングカーオーナーも ちらほら。
小型犬の場合は バイクに乗せて出掛ける人も居るそうだ。
でもそうすると、荷物はあまり積めないだろうなあ。
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