●差別用語について
色々調べて見ると人の心の裏側を見ることが出来る。
色々調べて見ると人の心の裏側を見ることが出来る。
本来、差別用語などと言う言葉は無く、差別だと言って騒ぐ人がいるだけなのだ。 何でも差別だと騒いで謝罪させ、変更されるのを楽しんでいるだけの無知な人々なのだ。 根本的には、用語の問題ではなく5体不満足の人や社会の弱者に対する思いやりが大切なのだ。 当然、障害者や弱者を侮蔑するために蔑(さげす)んで言葉を使うことは、同じ人間として許されない。
面白い言葉でつんぼ桟敷、と言う言葉がある。
意味は、歌舞伎の二階桟敷の一番奥で、舞台の役者の声がよく聞こえない場所のことを言い、声が聞こえない桟敷だから「つんぼ桟敷」と言うのだが、今では差別用語として使用できない。 つんぼ桟敷におかれた、という風に使われ、無視されている意味合いに使われる。
意味は、歌舞伎の二階桟敷の一番奥で、舞台の役者の声がよく聞こえない場所のことを言い、声が聞こえない桟敷だから「つんぼ桟敷」と言うのだが、今では差別用語として使用できない。 つんぼ桟敷におかれた、という風に使われ、無視されている意味合いに使われる。
最近では「痴呆症」と言う呼び名は差別だと言い「認知症」と変更された。 痴呆症のどこがいけないのだろう。
つんぼ、めくら、ちんば、おし、かたわ等は死語になりつつある。
狂牛病は、BSEであり、黒人、黒ん坊はアフリカ系○○人、乞食(こじき)はホームレス、きちがいは精神障害者、バカチョンはオートマチック、父兄会は保護者会と言わなくてはならない。
つんぼ、めくら、ちんば、おし、かたわ等は死語になりつつある。
狂牛病は、BSEであり、黒人、黒ん坊はアフリカ系○○人、乞食(こじき)はホームレス、きちがいは精神障害者、バカチョンはオートマチック、父兄会は保護者会と言わなくてはならない。
女はダメで女性とか女の人。
これはウイッキーペデイアに掲載されていることだけど
回収騒動
1976年11月、名古屋在住の人物が「オールカラー版 世界の童話」(小学館)を自分の子供に読み聞かせていたところ、作中の「びっこのキツネ」「めくらのネコ」という箇所を指摘し「五体満足で利口な主人公を『期待される子供像』として描いている反面、他の障害を持つキャラクターを社会の落伍者として描いており、差別を拡大助長させる童話であり看過できない」と出版社に抗議した。小学館側はこの抗議を検討し、自社から出版していた5種のピノキオ本のうち4種を「差別的表現があった」と認め回収した。「最新版の『国際版少年少女世界文学全集』については、めくら、びっこ、などの表現は無いので回収しない」旨を告発者に謹告した。しかし告発者は「障害者差別を許さない―まず『ピノキオ』を洗う会」を結成し、小学館に対し
1976年11月、名古屋在住の人物が「オールカラー版 世界の童話」(小学館)を自分の子供に読み聞かせていたところ、作中の「びっこのキツネ」「めくらのネコ」という箇所を指摘し「五体満足で利口な主人公を『期待される子供像』として描いている反面、他の障害を持つキャラクターを社会の落伍者として描いており、差別を拡大助長させる童話であり看過できない」と出版社に抗議した。小学館側はこの抗議を検討し、自社から出版していた5種のピノキオ本のうち4種を「差別的表現があった」と認め回収した。「最新版の『国際版少年少女世界文学全集』については、めくら、びっこ、などの表現は無いので回収しない」旨を告発者に謹告した。しかし告発者は「障害者差別を許さない―まず『ピノキオ』を洗う会」を結成し、小学館に対し
【一】国際版の回収
【二】回収方法に対する具体策の提示
【三】自己批判の文章の提出
【四】自社全出版物の点検と報告
を要求した。しかし小学館側は国際版の回収には応じられないとして、告発者と対立した。次に告発者はマスメディアに向けてアピールを行い、社会問題へと発展する。さらに図書館を相手取り「差別図書を読ませるな」と啓蒙行動を起こし、当時、日本で出版されていた11社38種のピノキオ本の回収を要求した。12月、図書館問題研究会が検討を行い「図書館の自由」を基に
【二】回収方法に対する具体策の提示
【三】自己批判の文章の提出
【四】自社全出版物の点検と報告
を要求した。しかし小学館側は国際版の回収には応じられないとして、告発者と対立した。次に告発者はマスメディアに向けてアピールを行い、社会問題へと発展する。さらに図書館を相手取り「差別図書を読ませるな」と啓蒙行動を起こし、当時、日本で出版されていた11社38種のピノキオ本の回収を要求した。12月、図書館問題研究会が検討を行い「図書館の自由」を基に
回収措置は言論に対する封殺行為であり許せない。
本作は、弱点を克服し成長する子供の可能性を描いた作品であり、「めくら」「びっこ」という言葉で障害者差別に結びつけるのは拡大解釈で作品の意味を汲んでない。
回収を行えば障害者差別が無くなる道理も無く、「言葉だけで何かを変えよう」という幻想に繋がりかねない。
個々の企業に対する脅しが差別の撤廃にはならないし、体制も変わらない。
とする「反論声明」を提出した。強引な告発に対して批判があったが、小学館側の回収についても「安易」だとの批判があった。この騒動に対し「ピノキオ退治は世界の笑いもの」と揶揄する声もあった。
本作は、弱点を克服し成長する子供の可能性を描いた作品であり、「めくら」「びっこ」という言葉で障害者差別に結びつけるのは拡大解釈で作品の意味を汲んでない。
回収を行えば障害者差別が無くなる道理も無く、「言葉だけで何かを変えよう」という幻想に繋がりかねない。
個々の企業に対する脅しが差別の撤廃にはならないし、体制も変わらない。
とする「反論声明」を提出した。強引な告発に対して批判があったが、小学館側の回収についても「安易」だとの批判があった。この騒動に対し「ピノキオ退治は世界の笑いもの」と揶揄する声もあった。
出版禁止になって居たとも聞いた。
勝新太郎の座頭市は放送禁止の部類に入るらしい。
名作だと外国では評価されている。
勝新太郎の座頭市は放送禁止の部類に入るらしい。
名作だと外国では評価されている。
どうにも最近は差別用語が多く、何を基準に差別用語と言っているのか理解できない。 呼び名を変えることで何かの変化があるのだろうか。
今年も人として生きるにはどう生きたらよいのか一度原点に返り考えて見るのも一つではないかな。
コメント
naoh
同感です。
naoh
同感です。
差別用語と個人情報保護の政策が、
何やら別の権力を産み出しているようにも感じています。
何やら別の権力を産み出しているようにも感じています。
つんぼ桟敷のもっと上のめくら桟敷で立ち見も悪くないですが。
★
★13.差別的な言葉や表現について考えてみましょう
https://www.city.takarazuka.hyogo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/021/755/2020-19.pdf
日本語は世界に類のないほど、豊かで美しい言葉と言われています。そして、もともとどんな言葉も言葉自体としての差別語はありません。ところが、その日本語を使うときに相手を差別したり、疎外する意志で使うときには、その言葉が差別語となり、相手にとっては屈辱語となったり、不快語となったりします。さらに使う側がその気でなくても、関係する側にとっては不快感を持つこともあります。言葉は、よりよい人間関係を作り上げるためのものです。わたしたちは自分が使われたくない言葉を使わない。また、知らなかったで済ませることのないよう、差別的な発言や不快感を与える言葉は何かを、感覚的・体感的に持てているようにしたいものです。日常生活の中で知らず知らずのうちに刷り込まれた差別用語や不適切用語を見てみましょう
★
★宣言 http://www1.mahoroba.ne.jp/~suihei/sengen.html
綱 領
一、特殊民は民自身の行動によつて
絶対の解放を期す
一、吾々特殊民は絶対に経済の自由と職業の
自由を社会に要求し以て獲得を期す
一、吾等は人間性の原理に覚醒し人類最高の
完成に向つて突進す
★
★【視点】日本の被差別民――隠れた階級制度 - BBCニュース 2015/11/27
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-34918485
日本は均質でおおむね調和的な社会という定評がある。外国人は少ないし言語の違いもあまりなく、表面上は階級の区別もほとんどみられない。だがそんな日本にもひとつだけ例外がある。普段は目につくことのない被差別民を取材した。
東京・芝浦の食肉市場の一角にある飾り気のない部屋。片隅のテーブルに手紙が積んである。露骨な文章を書き連ねた嫌がらせの手紙だ。そこに示された偏見の源は、中世の時代までさかのぼる。
食肉処理、葬儀、皮革加工や汚物処理など「不浄」とされた職業に従事する人々は長年、日本社会の隅へ追いやられてきた。偏見は今も残り、芝浦の食肉処理業者たちはその標的となっている。
この市場で働く人々は世界でも最高級の貴重な食肉を切り分けているのだが、そんな事実は関係がないようだ。霜降りの上等なステーキで知られ、目が飛び出るほどの値が付くこともある牛肉。日本が世界に誇る和牛は、ここで処理される。
◆差別用語
ウイッキーペティアより
差別用語(さべつようご)とは、特定の属性(例 : 少数民族、被差別階級、性別、同性愛者、障害者、特定疾患の罹患者、職業)を持つ人々に対する差別を意図して使用されている俗語(蔑称を含む)を指す用語。明確な基準があるわけではない上、差別的ととられかねない言葉をマスコミが広めに差別用語とみなして使用を自粛する場合も多い。差別用語と見なされた言葉は、公共の場では使われなくなってしまうため、マスコミによる一種の言葉狩りであるという批判もある。
★13.差別的な言葉や表現について考えてみましょう
https://www.city.takarazuka.hyogo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/021/755/2020-19.pdf
日本語は世界に類のないほど、豊かで美しい言葉と言われています。そして、もともとどんな言葉も言葉自体としての差別語はありません。ところが、その日本語を使うときに相手を差別したり、疎外する意志で使うときには、その言葉が差別語となり、相手にとっては屈辱語となったり、不快語となったりします。さらに使う側がその気でなくても、関係する側にとっては不快感を持つこともあります。言葉は、よりよい人間関係を作り上げるためのものです。わたしたちは自分が使われたくない言葉を使わない。また、知らなかったで済ませることのないよう、差別的な発言や不快感を与える言葉は何かを、感覚的・体感的に持てているようにしたいものです。日常生活の中で知らず知らずのうちに刷り込まれた差別用語や不適切用語を見てみましょう
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★宣言 http://www1.mahoroba.ne.jp/~suihei/sengen.html
綱 領
一、特殊民は民自身の行動によつて
絶対の解放を期す
一、吾々特殊民は絶対に経済の自由と職業の
自由を社会に要求し以て獲得を期す
一、吾等は人間性の原理に覚醒し人類最高の
完成に向つて突進す
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★【視点】日本の被差別民――隠れた階級制度 - BBCニュース 2015/11/27
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-34918485
日本は均質でおおむね調和的な社会という定評がある。外国人は少ないし言語の違いもあまりなく、表面上は階級の区別もほとんどみられない。だがそんな日本にもひとつだけ例外がある。普段は目につくことのない被差別民を取材した。
東京・芝浦の食肉市場の一角にある飾り気のない部屋。片隅のテーブルに手紙が積んである。露骨な文章を書き連ねた嫌がらせの手紙だ。そこに示された偏見の源は、中世の時代までさかのぼる。
食肉処理、葬儀、皮革加工や汚物処理など「不浄」とされた職業に従事する人々は長年、日本社会の隅へ追いやられてきた。偏見は今も残り、芝浦の食肉処理業者たちはその標的となっている。
この市場で働く人々は世界でも最高級の貴重な食肉を切り分けているのだが、そんな事実は関係がないようだ。霜降りの上等なステーキで知られ、目が飛び出るほどの値が付くこともある牛肉。日本が世界に誇る和牛は、ここで処理される。
◆差別用語
ウイッキーペティアより
差別用語(さべつようご)とは、特定の属性(例 : 少数民族、被差別階級、性別、同性愛者、障害者、特定疾患の罹患者、職業)を持つ人々に対する差別を意図して使用されている俗語(蔑称を含む)を指す用語。明確な基準があるわけではない上、差別的ととられかねない言葉をマスコミが広めに差別用語とみなして使用を自粛する場合も多い。差別用語と見なされた言葉は、公共の場では使われなくなってしまうため、マスコミによる一種の言葉狩りであるという批判もある。
差別用語への対応としては、以下のようなものがある。
一般に日常会話においては禁句、主要メディアにおいては放送禁止用語として扱われる。
差別用語の使用自粛 : 「自主規制」と呼ばれる。
差別用語の言い換え : 差別糾弾を表面的に回避する手段の一つとして商業メディアでは差別用語の言い換えが行われており、アメリカにおいてポリティカル・コレクトネスと呼ばれ発展してきた。
動植物の標準和名の成分として用いられている語の中にも差別用語が含まれているとして、改名の動きがある(ザトウクジラ、メクラウナギなど)。
過去の文学・映像作品についても、再版や再放映に際しては、現代的基準に基づいて差別用語を書き換えるなどの対応が取られたが、近年では、表現の自由などの観点から、注釈付きでオリジナルのまま出版、放送されるケースが多い。
差別用語の使用自粛 : 「自主規制」と呼ばれる。
差別用語の言い換え : 差別糾弾を表面的に回避する手段の一つとして商業メディアでは差別用語の言い換えが行われており、アメリカにおいてポリティカル・コレクトネスと呼ばれ発展してきた。
動植物の標準和名の成分として用いられている語の中にも差別用語が含まれているとして、改名の動きがある(ザトウクジラ、メクラウナギなど)。
過去の文学・映像作品についても、再版や再放映に際しては、現代的基準に基づいて差別用語を書き換えるなどの対応が取られたが、近年では、表現の自由などの観点から、注釈付きでオリジナルのまま出版、放送されるケースが多い。
差別用語の種類
ある言葉が「差別用語」とされる理由としては、以下のようなものがあげられる。
最初から差別を目的として作成されたもの(「」、「」、「」、「ポリ公」、「木っ端役人」、「おたく」、「ドキュン」など)
その意味するところ自体が侮蔑の対象であるために差別的意味をもつようになったもの(「めくら」、「つんぼ」、「おし」、「どもり」、「かたわ」、「きちがい」、「おかま」、「かったい」、「白痴」、「廃人」、「チビ」、「乞食」、「ルンペン」など)
正式な呼称・表記ではない俗称(「よつ」、「ぽっぽや」、「坊主」、「ポンコツ屋」、「ニコヨン」、「百姓」、「土方(どかた)」、「屋」、「汚穢屋」、「バッタ屋」、「株屋」など)
元は差別とは無関係であるが、差別的に使われる事が多い、又は多かったもの(「」、「鮮人」、「在日」、「シナ」、「三国人」など)
対象に対して揶揄的であるもの(「ロンパリ」、「アル中」、「ゆとり(世代)」など)
語感が差別的なものや、意味的に差別的観点が含まれるもの(「未亡人」、「土人」、「裏日本」、「痴呆」、「初老」、「地下アイドル」など)
人々や地域の実体を正確に表していないもの(「ブッシュマン」、「インディアン」など)
語感が差別用語や身体的欠陥を連想させるもの(「片手落ち」「目眩まし」「バカチョンカメラ」「ブラインドタッチ」など)
その意味するところ自体が侮蔑の対象であるために差別的意味をもつようになったもの(「めくら」、「つんぼ」、「おし」、「どもり」、「かたわ」、「きちがい」、「おかま」、「かったい」、「白痴」、「廃人」、「チビ」、「乞食」、「ルンペン」など)
正式な呼称・表記ではない俗称(「よつ」、「ぽっぽや」、「坊主」、「ポンコツ屋」、「ニコヨン」、「百姓」、「土方(どかた)」、「屋」、「汚穢屋」、「バッタ屋」、「株屋」など)
元は差別とは無関係であるが、差別的に使われる事が多い、又は多かったもの(「」、「鮮人」、「在日」、「シナ」、「三国人」など)
対象に対して揶揄的であるもの(「ロンパリ」、「アル中」、「ゆとり(世代)」など)
語感が差別的なものや、意味的に差別的観点が含まれるもの(「未亡人」、「土人」、「裏日本」、「痴呆」、「初老」、「地下アイドル」など)
人々や地域の実体を正確に表していないもの(「ブッシュマン」、「インディアン」など)
語感が差別用語や身体的欠陥を連想させるもの(「片手落ち」「目眩まし」「バカチョンカメラ」「ブラインドタッチ」など)
日本人が外国人を差別・侮蔑するための用語
中国 : チャンコロ、支那(議論あり)、ポコペン(議論あり)、東亜病夫、シナ(chinaのつづり間違いでの差別行為、アメリカ・イギリス圏でも差別用語になっている。)
韓国・朝鮮 : チョン、鮮人(議論あり)、三国人(議論あり)、在日(在日韓国・朝鮮人・議論あり)、ヨボ、ニダ、ウリナリ
アメリカ : アメ公、ヤンキー (Yankee) 、メリケン(議論あり)、
ロシア : 露助
その他 : 毛唐
中国 : チャンコロ、支那(議論あり)、ポコペン(議論あり)、東亜病夫、シナ(chinaのつづり間違いでの差別行為、アメリカ・イギリス圏でも差別用語になっている。)
韓国・朝鮮 : チョン、鮮人(議論あり)、三国人(議論あり)、在日(在日韓国・朝鮮人・議論あり)、ヨボ、ニダ、ウリナリ
アメリカ : アメ公、ヤンキー (Yankee) 、メリケン(議論あり)、
ロシア : 露助
その他 : 毛唐
外国人が日本人を差別・侮蔑するための用語
中国 : 日本鬼子、小日本(小日本鬼子)、日本猪、、東洋鬼、鬼石曼子(個人)、東夷
韓国・朝鮮 : チョッパリ、ウェノム(倭奴 )
アメリカ : ジャップ (Jap) 、ニップ (Nip) 、イエローモンキー (Yellow Monkey)
中国 : 日本鬼子、小日本(小日本鬼子)、日本猪、、東洋鬼、鬼石曼子(個人)、東夷
韓国・朝鮮 : チョッパリ、ウェノム(倭奴 )
アメリカ : ジャップ (Jap) 、ニップ (Nip) 、イエローモンキー (Yellow Monkey)
放送禁止用語
戦後、日本では、戦前・戦中の放送の国家統制の結果の反省の上に立ち、放送の社会的責任、使命を自覚してそれを遂行することは放送に対する国民の信頼を保持し、公権力の介入を排除して放送事業者の表現の自由を確保し、放送の自主性を貫くためにきわめて重要なことであるとされ、放送事業者は放送法の定めるところに従い、それぞれ、放送番組の憲法ともいうべき、番組基準(放送基準)(俗にこれを放送コードと呼ぶ)を定め、各放送事業者の自己責任においてこれを運用する。 この番組基準の下に、「放送に用いるのに不適切な言葉」は取り扱われる。すなわちその判断は、放送局が自ら行い、自ら規制し、中立で健全な放送を維持するものであり、したがって、日本の放送において、放送禁止用語というものは存在せず、あくまでも番組基準の「解釈」の中に存在するものである。つまり、第三者によって「禁止」されるものではなく、放送局及び制作担当者の現場判断で放送に用いるか、あるいは「自粛」するかを決めるもの、すなわち自主規制するものであることから、「放送自粛用語」、さらに、放送コードに引っかかる(抵触する)言葉などともいう。従来、日本放送協会(NHK)では禁止という言葉を避け「放送問題用語」としていたが、後述の理由により、概ね2008年以降、正式には廃止されたものとなっている。
日本の場合には「自主規制」であることから、第三者により規定された「放送禁止用語リスト」というものはなく、テレビ・ラジオ業界ともに、それぞれの番組基準の解釈と、世論動向や番組の種類(教養、娯楽などの分類)、時間帯による視聴者、聴取者層の変化などの要素を加えて判断していることが多い。このため、例えば、放送するのに注意を要する言葉、あるいは表現を含んだものについては、時間帯・番組ジャンルなどによって視聴者、聴取者の年齢層などが異なることを考慮し、いわゆるゴールデンタイムでは駄目でも深夜帯では許されるものなどがある。 なお、言葉に限らず、「表現」、すなわち、ひとつひとつの言葉は不適切なものではないが、これを組み合わせた「内容」が不適切なものとなるようなコメント、歌や映像なども規制の対象となる。過去、日本には「要注意歌謡曲」なるものが存在したが、今日では廃止されている[4]。 その他、番組の内容上、必要のない個人や団体の情報を含むもの、意匠、商標などが各国の法の範囲にしたがって規制の対象となる。
民間放送局(民放)民放の広告放送(CM=コマーシャルメッセージ)については具体的な根拠法がいくつもあることから、表現を含めたより多くの具体的な規制があり、おおむね各国で「事前考査」を経て放送される。金融関係、煙草、医薬品、医薬部外品、いわゆる健康食品などがその代表例である[5]。 なお、ドイツではナチズムのプロパガンダ及びこれに類する行為が、ドイツ国内の刑法により禁じられていることから、処罰の対象となる正式な「放送禁止用語」や「放送禁止表現」が存在する。
改めてこうして見ると人とは情けない動物だと感じた。
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