◆蝗害 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/蝗害
蝗害(こうがい、英: Locust plague)
トノサマバッタなど相変異を起こす一部のバッタ類の大量発生による災害のこと。
◆新型肺炎で泣き面の中国を今度はバッタが襲う | 楊海英 | コラム ...
https://www.newsweekjapan.jp/youkaiei/2020/03/post-53.php
2020年03月24日
<新型コロナウイルス制圧を宣言した中国だが、間もなく到来するバッタの大群「蝗害(こうがい)」への備えはあるのか>
武漢発の新型肺炎を基本的に制圧した、と宣言した中国に新しい脅威が襲い掛かろうとしている。
バッタの襲来だ。
中国の古い文献では「蝗害(こうがい)」と呼び、「黄害」すなわち黄河の氾濫による被害と同じくらいの脅威だ、と歴史的に認識されてきた。
黄河の氾濫は歴代王朝の交代を促したから、蝗害も無視できない。
中国は今やまさに「泣き面にバッタ」という局面に立たされている。
今回大量発生したサバクトビバッタはコロナウイルスとほぼ同時に増え始め、
最初はアフリカ東部のケニアやエチオピアとその周辺で群れを成した。
その総数は3600億~4000億匹と推算されているが、
人間の知力で数えること自体が不可能に近い。
◆10万羽アヒル軍でバッタ退治 中国発ニュースはデマなのか | 非常中国
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20200312/pol/00m/010/020000c
2020/03/14
2月20日、ケニア・キトゥイの農場で撮影されたサバクトビバッタ。アフリカの複数の国ではここ数カ月、サバクトビバッタの大量発生による「蝗害(こうがい)」に見舞われている。エチオピアとジブチ、ソマリアは過去25年、ケニアは過去70年で最も深刻な被害となった。
バッタは現在は新たな群れが発生し、更に被害が拡大する恐れがある。
そんな中て゜「10万羽のアヒル軍がバッタを退治するために中国からパキスタンに派遣される」という中国発ニュースが2月下旬から世界を圧巻している。
◆農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
https://wired.jp/2020/03/08/the-terrifying-science-behind-the-locust-plagues-of-africa/
2020/03/08
いまアフリカ東部では、おびただしい数のバッタの大群が農地の作物を食い尽くし、ここ数十年で最悪の被害が広がっている。なぜここまでバッタが大量発生し、そして人間の食糧を食い尽くしているのか。そのメカニズムを説き明かすと、さらなる地球温暖化によって被害が加速度的に広がる未来が見えてくる。
◆コロナに続くもう一つの危機 アフリカからのバッタ巨大群襲来 | 六辻彰二
https://www.newsweekjapan.jp/mutsuji/2020/03/post-87.php
2020/03/09
・東アフリカで大発生したバッタの大群が、海を越えて中東、さらに中国やインドに迫っている
・国連の食糧農業機関はその大発生の規模を「70年に一度」のものとも表現している
・これによって懸念される食糧不足は人道危機であるばかりか、新型コロナの影響を受ける日本のサプライチェーンをさらに揺さぶりかねない
新型コロナに揺れるアジア諸国にもう一つの危機が迫っている。アフリカから飛来し、各地で農産物を食い荒らしてきたバッタの大群が、中国西部にまで接近しているのだ。
コロナ蔓延に続くバッタ来襲
◆パキスタンでバッタ大量発生 過去30年で最悪の作物被害 写真12 ...
https://www.afpbb.com/articles/-/3271602
2020/03/08
【3月8日 AFP】パキスタンでバッタが大量発生し、国内の農業地帯では過去30年間近くで最悪の被害が出ている。
国連(UN)は、アラビア半島(Arabian Peninsula)を昨年襲った豪雨とサイクロンが「前例のない」バッタの繁殖を促したと指摘している。このバッタの大群は、東アフリカからインドにかけて広がり農地に大きな被害をもたらした後、イランを通ってパキスタン南西部の砂漠地帯から同国へ侵入。パキスタン政府は深刻な被害を受けて全土に緊急事態を宣言し、国際社会に緊急援助を要請した。
◆東京新聞:<国際編>バッタの大群 アフリカを襲う :親子で学ぶ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/education/manabuu/CK2020031702000141.html
2020/03/17
アフリカ東部をバッタの大群が襲っています。
気候変動による大雨で草が茂り、繁殖したことなどが原因とみられ、
ケニアでは過去70年で最悪の規模になりました。
となりのソマリアでは政府が非常事態を宣言しました。
バッタは畑の作物を食い荒らし、
一帯が深刻な食糧危機になる恐れが高まっています。
ケニアのテレビ局が報じた村では、視界をさえぎるほど
のバッタの群れが押し寄せ、住民たちが立ち尽くしていました。
国連食糧農業機関(FAO)によると、1平方キロ内のバッタの群れは
4000万匹おり、1日で3万5000人分の作物を食べ尽くします。
ケニアでは2400平方キロにおよぶ大群もいたといいます。
アフリカ東部では近年、干ばつにも見舞われ、作物が十分に育っていません。
バッタの大発生前から1900万人が食糧不足に直面しており、
今後が心配されています。
◆なぜ?アフリカのバッタ大量発生に中国のネットユーザーが強い危機感
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/recordchina/world/recordchina-RC_782020
レコードチャイナ2020年02月17日21時10分
今年に入り、アフリカ東部の国々でサバクトビバッタが過去最大級の規模で発生し、作物を食い荒らすことによる深刻な食糧不足が懸念されている。
国連食糧農業機関(FAO)が予測した今後の被害状況を16日に中国メディア・界面新聞が伝えると、中国のネットユーザーからは中国への影響を危惧する声が数多く上がった。
界面新聞は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上で、FAOの発表を基に「蝗害(こうがい、バッタ類の大量発生による災害)はアフリカ東部で拡大し続けている。
バッタは紅海を超えてイランやパキスタン、インドといった南西アジアの国々にも移動しているほか、現時点においてケニア、エチオピア、ソマリアでは、総数が3600億匹に達している。
このまま放置すれば、その数は6月までにさらに500倍になる可能性がある」と伝えた。
◆パキスタンでバッタ大量発生 過去30年で最悪の作物被害 - 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=20200309039803a&g=afp
2020/03/09
【ピプリパハールAFP=時事】パキスタンでバッタが大量発生し、国内の農業地帯では過去30年間近くで最悪の被害が出ている。特に農業の中心地で作物が壊滅的な打撃を受け、食料価格の急騰を招いている。
国連(UN)は、アラビア半島を昨年襲った豪雨とサイクロンが「前例のない」バッタの繁殖を促したと指摘している。このバッタの大群は、東アフリカからインドにかけて広がり農地に大きな被害をもたらした後、イランを通ってパキスタン南西部の砂漠地帯から同国へ侵入。パキスタン政府は深刻な被害を受けて全土に緊急事態を宣言し、国際社会に緊急援助を要請した。
パキスタン南部シンド州では、換金作物である綿の壊滅的被害が懸念されている。州都カラチ付近では全体の半分の作物が被害を受けている。
また北東部パンジャブ州の当局は、被害を受けた地区に殺虫剤を散布するなど「駆除対策を開始」したと明らかにした。有害な煙霧が広がる中、毎日村人らは1キロ当たり20パキスタン・ルピー(約13円)の報奨金のために農地でバッタの死骸を集めている。しかしこの作業は時間がかかる上、1か所の農地でバッタを駆除している間に、別の農地の作物が壊滅していることも多い。
当局が使用する殺虫剤は食べる上で危険なため、バッタを駆除しても残った農作物も廃棄しなければならない。殺虫剤の散布の順を待つ間、苦肉の策として鍋をたたいて叫びながらバッタを追い出そうとする農家もある。
ムハンマド・ハシム・ポパルザイ食料安全保障・研究相は、中国の専門家らによるチームが今回の危機を調査するためにパキスタンに到着したとAFPに明らかにした。中国はより迅速で効果的な害虫駆除方法として、殺虫剤の空中散布を申し出る可能性もあり、またパキスタンが中国から殺虫剤を輸入する可能性もある。
パキスタンの農業は長い間干ばつや水源の縮小に直面してきた。経済は12年連続で高インフレ率にあえいでおり、過去1年間では砂糖の値段が2倍近く、小麦粉の値段は15%上昇した。
パンジャブ州ピプリパハール村の農業従事者らの多くは、バッタの駆除対策を講じるには遅すぎると感じている。ラフィヤ・ビビさんは牛と一緒に小麦畑の隅に座り、周囲に殺虫剤がまかれるのを眺めていた。
ビビさんは政府から4万5000パキスタン・ルピー(約3万円)を借り入れ、菜種、ヒマワリ、トウガラシ、タバコなどを購入したが、バッタの大群はすでにこれらの作物を台無しにしてしまった。収穫できなければ借金を返す方法はないという。【翻訳編集AFPBBNews】〔AFP=時事〕
◆「植物工場」関連を狙え!中国発の食糧懸念で浮上する有望株群<株探トップ特集>
https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202003070120
2020/03/07
―日本の食卓を脅かす新型コロナとバッタ襲来、自給率向上にスマート農業活用―
新型コロナウイルスの感染拡大は、車や電子機器などの工業製品に限らず、玉ねぎなど中国を主産地とする一部農作物にも影響を及ぼし始めている。
中国現地では人の移動が制限されていることで、農産物の生産に影響が出ているようだ。更に、南アジアで農作物に甚大な被害をもたらした大量のサバクトビバッタが、中国に進入するリスクも高まってきた。
新型コロナウイルスとバッタ被害で、世界的な食糧需給に混乱が生じることもあり得る状況だ。
こうしたなか、株式市場では植物工場関連銘柄への関心が高まりつつある。
◆新型コロナに加えてバッタも・・・短期的な反発に今すべきことは?
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/26139
2020/3/23 吉田 哲
●新型コロナウイルス速報、中国と欧米の感染状況で明暗くっきり
●3月第3週目、反発銘柄の共通点は“中国”と“穀物”
●“サバクトビバッタ”襲来で食糧危機?
●短期的な売買が可能な穀物関連銘柄
◆『蝗害』と日本について質問です。 『蝗害(こうがい)』とは、トノサマバッタなど相変異を起こす一部のバッタ類の大量発生による災害のことである。
https://realestate.yahoo.co.jp/knowledge/chiebukuro/detail/12212797582/
ベストアンサーに選ばれた回答
・A.回答日時:2019/8/29 22:44:12
中国と日本、なぜ同じ東アジア諸国なのに、
これ程までに発生率と被害が違うのでしょ
うか?
【日本には砂地の様な背の高い草が少ない貧弱な土壌が少ないからです】
*
バッタ科の雌は、産卵管を使って土や砂地の地下数センチメートルに産卵します。背の高い草が密集している場所ではあまり産卵をしません。
その為、大量に産卵が行われるには砂地が必要です。
中国は万里の長城の外側は乾燥地帯です。
その為、中国やアフリカなど乾燥地帯が多い場所では蝗害が頻繁に起こります。
反対にヨーロッパや日本では蝗害はあまり起こりません。
特にアフリカでは現在も蝗害に苦しんでいます。
・A.回答日時:2019/8/29 21:25:47
バッタ、というよりはイナゴのことですよね。
やっぱり気候風土の差でしょう。日本は島国だから生物も小ぶりなものが多い。
でも大陸は広いからそこにすむ生物も大型化する。
大型化すれば食う量も増えるし、子孫も増える。
それで大陸性気候というのはやたら暑くなったり寒くなったりと極端な地が多い。
そういうところで生活している生物はタフになってちょっとやそっとじゃへこたれないと思う。
とにかく大陸は島国から見ると格段のスケールの差という事ですね。
◆中国、蝗害に見舞われたパキスタンを緊急支援へ
https://www.afpbb.com/articles/-/3271746
2020年3月6日 4:37 発信地:中国 [ 中国 中国・台湾 ]
【3月6日 Xinhua News】中国のバッタ防止・制御の専門家チームがこのほど、パキスタン・カラチでの記者会見で、中国はこのたび、サバクトビバッタの大量発生(蝗害)に見舞われているパキスタンに対し、包括的な緊急支援を実施したことを発表した。
バッタの大群は、これまでに農地数百万エーカーに被害をもたらし、パキスタンの食料安全保障に対する深刻な脅威となっている。
この状況に対し、同チームの首席専門家の王鳳楽(Wang Fengle)氏は、中国政府は非常に重視し、状況分析と対応策を講じたうえ、緊急支援を行ったと述べた。
王鳳楽氏は、中国のバッタ防止・制御の専門家チームの任務は三つあると説明した。一つ目は、現地調査を実施し、パキスタンのバッタ対策を支援。二つ目は、蝗害予防・抑制を目的とした持続可能なシステム・メカニズムの構築。三つ目は、バッタ予防・抑制に関するパキスタンとの長期的な協力関係の構築。
国連食糧農業機関(FAO)でパキスタンにおけるバッタ対策を担当するムバラク・アフマド氏は、新華社のインタビューを受け、次のように語った。パキスタンでバッタの大群が、最初に南部シンド州、特に同州のタルパカール砂漠を中心にしたところで目撃された。その後別の地域に移動し、作物を食い荒らした。
アフマド氏はまた、「昨年10月末から11月にかけて、バッタの大群がタルパカール砂漠に舞い戻り、卵を産んだ。卵は今後数か月のうちに大きな脅威となる恐れがある。なぜなら、卵がふ化すれば、バッタの数は数十倍以上に膨れ上がるからだ。そうしたら、パキスタンは大きな課題に直面することになる」と警鐘を鳴らすように述べた。
パキスタンの公式統計によると、この9か月の間に、3000万エーカーの土地が蝗害に見舞われたが、殺虫剤が散布できたのはその100分の1しかなかった。
東部パンジャブ州と南西部バルチスタン州、北西部カイバル・パクトゥンクワ州も蝗害の影響を受け、パキスタンのイムラン・カーン首相は今月、国家非常事態を宣言した。中国に支援を求めるよう食料安全保障研究省に命じた。
中国農業農村部国際協力局の徐玉波(Xu Yubo)氏は記者会見で、中国のバッタ防止・制御に関する技術と経験は、パキスタンのニーズに十分に応えると語った。さらに中国には、最先端の予防・制御技術や器具、人員のトレーニング、早期警戒プラットフォームなどの分野で協力する用意があると説明した。
(c)Xinhua News/AFPBB News
蝗害(こうがい、英: Locust plague)
トノサマバッタなど相変異を起こす一部のバッタ類の大量発生による災害のこと。
◆新型肺炎で泣き面の中国を今度はバッタが襲う | 楊海英 | コラム ...
https://www.newsweekjapan.jp/youkaiei/2020/03/post-53.php
2020年03月24日
<新型コロナウイルス制圧を宣言した中国だが、間もなく到来するバッタの大群「蝗害(こうがい)」への備えはあるのか>
武漢発の新型肺炎を基本的に制圧した、と宣言した中国に新しい脅威が襲い掛かろうとしている。
バッタの襲来だ。
中国の古い文献では「蝗害(こうがい)」と呼び、「黄害」すなわち黄河の氾濫による被害と同じくらいの脅威だ、と歴史的に認識されてきた。
黄河の氾濫は歴代王朝の交代を促したから、蝗害も無視できない。
中国は今やまさに「泣き面にバッタ」という局面に立たされている。
今回大量発生したサバクトビバッタはコロナウイルスとほぼ同時に増え始め、
最初はアフリカ東部のケニアやエチオピアとその周辺で群れを成した。
その総数は3600億~4000億匹と推算されているが、
人間の知力で数えること自体が不可能に近い。
◆10万羽アヒル軍でバッタ退治 中国発ニュースはデマなのか | 非常中国
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20200312/pol/00m/010/020000c
2020/03/14
2月20日、ケニア・キトゥイの農場で撮影されたサバクトビバッタ。アフリカの複数の国ではここ数カ月、サバクトビバッタの大量発生による「蝗害(こうがい)」に見舞われている。エチオピアとジブチ、ソマリアは過去25年、ケニアは過去70年で最も深刻な被害となった。
バッタは現在は新たな群れが発生し、更に被害が拡大する恐れがある。
そんな中て゜「10万羽のアヒル軍がバッタを退治するために中国からパキスタンに派遣される」という中国発ニュースが2月下旬から世界を圧巻している。
◆農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
https://wired.jp/2020/03/08/the-terrifying-science-behind-the-locust-plagues-of-africa/
2020/03/08
いまアフリカ東部では、おびただしい数のバッタの大群が農地の作物を食い尽くし、ここ数十年で最悪の被害が広がっている。なぜここまでバッタが大量発生し、そして人間の食糧を食い尽くしているのか。そのメカニズムを説き明かすと、さらなる地球温暖化によって被害が加速度的に広がる未来が見えてくる。
◆コロナに続くもう一つの危機 アフリカからのバッタ巨大群襲来 | 六辻彰二
https://www.newsweekjapan.jp/mutsuji/2020/03/post-87.php
2020/03/09
・東アフリカで大発生したバッタの大群が、海を越えて中東、さらに中国やインドに迫っている
・国連の食糧農業機関はその大発生の規模を「70年に一度」のものとも表現している
・これによって懸念される食糧不足は人道危機であるばかりか、新型コロナの影響を受ける日本のサプライチェーンをさらに揺さぶりかねない
新型コロナに揺れるアジア諸国にもう一つの危機が迫っている。アフリカから飛来し、各地で農産物を食い荒らしてきたバッタの大群が、中国西部にまで接近しているのだ。
コロナ蔓延に続くバッタ来襲
◆パキスタンでバッタ大量発生 過去30年で最悪の作物被害 写真12 ...
https://www.afpbb.com/articles/-/3271602
2020/03/08
【3月8日 AFP】パキスタンでバッタが大量発生し、国内の農業地帯では過去30年間近くで最悪の被害が出ている。
国連(UN)は、アラビア半島(Arabian Peninsula)を昨年襲った豪雨とサイクロンが「前例のない」バッタの繁殖を促したと指摘している。このバッタの大群は、東アフリカからインドにかけて広がり農地に大きな被害をもたらした後、イランを通ってパキスタン南西部の砂漠地帯から同国へ侵入。パキスタン政府は深刻な被害を受けて全土に緊急事態を宣言し、国際社会に緊急援助を要請した。
◆東京新聞:<国際編>バッタの大群 アフリカを襲う :親子で学ぶ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/education/manabuu/CK2020031702000141.html
2020/03/17
アフリカ東部をバッタの大群が襲っています。
気候変動による大雨で草が茂り、繁殖したことなどが原因とみられ、
ケニアでは過去70年で最悪の規模になりました。
となりのソマリアでは政府が非常事態を宣言しました。
バッタは畑の作物を食い荒らし、
一帯が深刻な食糧危機になる恐れが高まっています。
ケニアのテレビ局が報じた村では、視界をさえぎるほど
のバッタの群れが押し寄せ、住民たちが立ち尽くしていました。
国連食糧農業機関(FAO)によると、1平方キロ内のバッタの群れは
4000万匹おり、1日で3万5000人分の作物を食べ尽くします。
ケニアでは2400平方キロにおよぶ大群もいたといいます。
アフリカ東部では近年、干ばつにも見舞われ、作物が十分に育っていません。
バッタの大発生前から1900万人が食糧不足に直面しており、
今後が心配されています。
◆なぜ?アフリカのバッタ大量発生に中国のネットユーザーが強い危機感
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/recordchina/world/recordchina-RC_782020
レコードチャイナ2020年02月17日21時10分
今年に入り、アフリカ東部の国々でサバクトビバッタが過去最大級の規模で発生し、作物を食い荒らすことによる深刻な食糧不足が懸念されている。
国連食糧農業機関(FAO)が予測した今後の被害状況を16日に中国メディア・界面新聞が伝えると、中国のネットユーザーからは中国への影響を危惧する声が数多く上がった。
界面新聞は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上で、FAOの発表を基に「蝗害(こうがい、バッタ類の大量発生による災害)はアフリカ東部で拡大し続けている。
バッタは紅海を超えてイランやパキスタン、インドといった南西アジアの国々にも移動しているほか、現時点においてケニア、エチオピア、ソマリアでは、総数が3600億匹に達している。
このまま放置すれば、その数は6月までにさらに500倍になる可能性がある」と伝えた。
◆パキスタンでバッタ大量発生 過去30年で最悪の作物被害 - 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=20200309039803a&g=afp
2020/03/09
【ピプリパハールAFP=時事】パキスタンでバッタが大量発生し、国内の農業地帯では過去30年間近くで最悪の被害が出ている。特に農業の中心地で作物が壊滅的な打撃を受け、食料価格の急騰を招いている。
国連(UN)は、アラビア半島を昨年襲った豪雨とサイクロンが「前例のない」バッタの繁殖を促したと指摘している。このバッタの大群は、東アフリカからインドにかけて広がり農地に大きな被害をもたらした後、イランを通ってパキスタン南西部の砂漠地帯から同国へ侵入。パキスタン政府は深刻な被害を受けて全土に緊急事態を宣言し、国際社会に緊急援助を要請した。
パキスタン南部シンド州では、換金作物である綿の壊滅的被害が懸念されている。州都カラチ付近では全体の半分の作物が被害を受けている。
また北東部パンジャブ州の当局は、被害を受けた地区に殺虫剤を散布するなど「駆除対策を開始」したと明らかにした。有害な煙霧が広がる中、毎日村人らは1キロ当たり20パキスタン・ルピー(約13円)の報奨金のために農地でバッタの死骸を集めている。しかしこの作業は時間がかかる上、1か所の農地でバッタを駆除している間に、別の農地の作物が壊滅していることも多い。
当局が使用する殺虫剤は食べる上で危険なため、バッタを駆除しても残った農作物も廃棄しなければならない。殺虫剤の散布の順を待つ間、苦肉の策として鍋をたたいて叫びながらバッタを追い出そうとする農家もある。
ムハンマド・ハシム・ポパルザイ食料安全保障・研究相は、中国の専門家らによるチームが今回の危機を調査するためにパキスタンに到着したとAFPに明らかにした。中国はより迅速で効果的な害虫駆除方法として、殺虫剤の空中散布を申し出る可能性もあり、またパキスタンが中国から殺虫剤を輸入する可能性もある。
パキスタンの農業は長い間干ばつや水源の縮小に直面してきた。経済は12年連続で高インフレ率にあえいでおり、過去1年間では砂糖の値段が2倍近く、小麦粉の値段は15%上昇した。
パンジャブ州ピプリパハール村の農業従事者らの多くは、バッタの駆除対策を講じるには遅すぎると感じている。ラフィヤ・ビビさんは牛と一緒に小麦畑の隅に座り、周囲に殺虫剤がまかれるのを眺めていた。
ビビさんは政府から4万5000パキスタン・ルピー(約3万円)を借り入れ、菜種、ヒマワリ、トウガラシ、タバコなどを購入したが、バッタの大群はすでにこれらの作物を台無しにしてしまった。収穫できなければ借金を返す方法はないという。【翻訳編集AFPBBNews】〔AFP=時事〕
◆「植物工場」関連を狙え!中国発の食糧懸念で浮上する有望株群<株探トップ特集>
https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202003070120
2020/03/07
―日本の食卓を脅かす新型コロナとバッタ襲来、自給率向上にスマート農業活用―
新型コロナウイルスの感染拡大は、車や電子機器などの工業製品に限らず、玉ねぎなど中国を主産地とする一部農作物にも影響を及ぼし始めている。
中国現地では人の移動が制限されていることで、農産物の生産に影響が出ているようだ。更に、南アジアで農作物に甚大な被害をもたらした大量のサバクトビバッタが、中国に進入するリスクも高まってきた。
新型コロナウイルスとバッタ被害で、世界的な食糧需給に混乱が生じることもあり得る状況だ。
こうしたなか、株式市場では植物工場関連銘柄への関心が高まりつつある。
◆新型コロナに加えてバッタも・・・短期的な反発に今すべきことは?
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/26139
2020/3/23 吉田 哲
●新型コロナウイルス速報、中国と欧米の感染状況で明暗くっきり
●3月第3週目、反発銘柄の共通点は“中国”と“穀物”
●“サバクトビバッタ”襲来で食糧危機?
●短期的な売買が可能な穀物関連銘柄
◆『蝗害』と日本について質問です。 『蝗害(こうがい)』とは、トノサマバッタなど相変異を起こす一部のバッタ類の大量発生による災害のことである。
https://realestate.yahoo.co.jp/knowledge/chiebukuro/detail/12212797582/
ベストアンサーに選ばれた回答
・A.回答日時:2019/8/29 22:44:12
中国と日本、なぜ同じ東アジア諸国なのに、
これ程までに発生率と被害が違うのでしょ
うか?
【日本には砂地の様な背の高い草が少ない貧弱な土壌が少ないからです】
*
バッタ科の雌は、産卵管を使って土や砂地の地下数センチメートルに産卵します。背の高い草が密集している場所ではあまり産卵をしません。
その為、大量に産卵が行われるには砂地が必要です。
中国は万里の長城の外側は乾燥地帯です。
その為、中国やアフリカなど乾燥地帯が多い場所では蝗害が頻繁に起こります。
反対にヨーロッパや日本では蝗害はあまり起こりません。
特にアフリカでは現在も蝗害に苦しんでいます。
・A.回答日時:2019/8/29 21:25:47
バッタ、というよりはイナゴのことですよね。
やっぱり気候風土の差でしょう。日本は島国だから生物も小ぶりなものが多い。
でも大陸は広いからそこにすむ生物も大型化する。
大型化すれば食う量も増えるし、子孫も増える。
それで大陸性気候というのはやたら暑くなったり寒くなったりと極端な地が多い。
そういうところで生活している生物はタフになってちょっとやそっとじゃへこたれないと思う。
とにかく大陸は島国から見ると格段のスケールの差という事ですね。
◆中国、蝗害に見舞われたパキスタンを緊急支援へ
https://www.afpbb.com/articles/-/3271746
2020年3月6日 4:37 発信地:中国 [ 中国 中国・台湾 ]
【3月6日 Xinhua News】中国のバッタ防止・制御の専門家チームがこのほど、パキスタン・カラチでの記者会見で、中国はこのたび、サバクトビバッタの大量発生(蝗害)に見舞われているパキスタンに対し、包括的な緊急支援を実施したことを発表した。
バッタの大群は、これまでに農地数百万エーカーに被害をもたらし、パキスタンの食料安全保障に対する深刻な脅威となっている。
この状況に対し、同チームの首席専門家の王鳳楽(Wang Fengle)氏は、中国政府は非常に重視し、状況分析と対応策を講じたうえ、緊急支援を行ったと述べた。
王鳳楽氏は、中国のバッタ防止・制御の専門家チームの任務は三つあると説明した。一つ目は、現地調査を実施し、パキスタンのバッタ対策を支援。二つ目は、蝗害予防・抑制を目的とした持続可能なシステム・メカニズムの構築。三つ目は、バッタ予防・抑制に関するパキスタンとの長期的な協力関係の構築。
国連食糧農業機関(FAO)でパキスタンにおけるバッタ対策を担当するムバラク・アフマド氏は、新華社のインタビューを受け、次のように語った。パキスタンでバッタの大群が、最初に南部シンド州、特に同州のタルパカール砂漠を中心にしたところで目撃された。その後別の地域に移動し、作物を食い荒らした。
アフマド氏はまた、「昨年10月末から11月にかけて、バッタの大群がタルパカール砂漠に舞い戻り、卵を産んだ。卵は今後数か月のうちに大きな脅威となる恐れがある。なぜなら、卵がふ化すれば、バッタの数は数十倍以上に膨れ上がるからだ。そうしたら、パキスタンは大きな課題に直面することになる」と警鐘を鳴らすように述べた。
パキスタンの公式統計によると、この9か月の間に、3000万エーカーの土地が蝗害に見舞われたが、殺虫剤が散布できたのはその100分の1しかなかった。
東部パンジャブ州と南西部バルチスタン州、北西部カイバル・パクトゥンクワ州も蝗害の影響を受け、パキスタンのイムラン・カーン首相は今月、国家非常事態を宣言した。中国に支援を求めるよう食料安全保障研究省に命じた。
中国農業農村部国際協力局の徐玉波(Xu Yubo)氏は記者会見で、中国のバッタ防止・制御に関する技術と経験は、パキスタンのニーズに十分に応えると語った。さらに中国には、最先端の予防・制御技術や器具、人員のトレーニング、早期警戒プラットフォームなどの分野で協力する用意があると説明した。
(c)Xinhua News/AFPBB News
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