縄文人の志葉楽さんのブログ

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●結界について。

2020年11月11日 20時27分29秒 | ●日本
●結界について。
2011年01月05日18:08全体に公開
みくりやさんの日記
      結界について。
仰々しいタイトルですが、オカルト的な意味はありませんw
「結界」について、正月は考えることがありましたので、日記にしたいと思います。結界については神道にも仏教(密教)にも同じような考え方があるようです。
清浄な領域と普通の領域との区切ることだそうです。
仏教の高野山や比叡山は「国土結界」になるようです。「此岸」「彼岸」観も越えられない「結界」なのでしょうか?
古神道である神籬(ひもろぎ)や磐座(いわくら)信仰は、神の依り代であるとともに、その鎮守の森や森林や山や海や川や岩や木などは、禁足地である場所も多く、神域や常世と現世の端境を示し、結界としての役割も果たしている。(wikiより)
我が国は太古より「境」に縄を張っていたようです。「縄張り」といいますと、今では「テリトリー」を意味するようですが、神社など「縄張り」という言葉を使ったりします。
さすがに、結界のお話しですので、どうしても宗教がらみのお話しになりがちですが、卑近な例でいえば「ラーメン」「蕎麦」を食べる時を、思い出してください。
ラーメンを食べるときは、剥き出しの「割り箸」が大量に立ててあり、そこから一膳引き抜いて、使います。
蕎麦を食べるときは、「割り箸」が一膳ずつ、それも「袋」に入って出てきますね。
この蕎麦の時に出てくる「袋」も「結界」なのだそうです。
「あなたに差し上げた割り箸は不浄なものではありません。」という意思表示なのだと、伺ったことがあります。
「暖簾」という「結界」をくぐって「蕎麦」を食べるのもいいものですねw
あ、別にラーメンが悪くて、蕎麦が素晴らしいと申し上げたいのではありません。「らしさ」の問題であって、善悪のお話ではありませんのでw
他にも「お歳暮・お中元」などで、熨斗をつけるのは、
「私はこの贈り物を開けていません。責任を持ってお届けします。」という意味もあるらしいです。
そして、風呂敷に包み玄関先まで、持っていきますが、外界の不浄な物を「結界」で守りながら、参りました、ということでしょうか?
お年玉の「ポチ袋」演芸など「大入り袋」などは、無意識に「お金」の「大切さ」と共に「不浄さ」を認識しているということでしょうか?
ちなみに「ポチ袋」の「ポチ」とは、「これぽっち」が語源だそうです。ですが、私の財布はかなり痛みましたがw
落語で落語家が登場し、お辞儀をして「扇子」を前に置くのも、お客様と落語家との「結界」だそうです。
ですから、正月に「結界」を意識してしまうのでしょう。
まだありますw
日本建築に見られる「襖(ふすま)」「障子(しょうじ)」「衝立(ついたて)」「縁側」などの仕掛けも、同様の意味で広義の「結界」である。商家においては、帳場と客を仕切るために置く帳場格子を結界と呼ぶ。(wikiより)
茶道も「結界」があるようですが、門外漢ですので・・・
という具合に気づかないだけかもしれませんが、いろいろあります。

昨年は、「国土結界」を犯し、傲慢不遜な態度をとった国があったシナ~。
畏れ多くも今上陛下の政治利用した挙句、「陛下の大御心」を記者会見で語る「南部産黒豚」もいました。
(この件も日本人の心の結界を犯したと確信しています。)
これらの「結界」を破る「無作法者」には、きっちりケジメを取って戴きましょう。

.コメント
17:521:
すごく勉強になりました。頭のよい方のようですね。心もきれいだからこのようなことが書けると思います。ありがとうございました。


●結界(けっかい、Skt:Siimaabandha)について思う事
日本には古来より結界と言う思想がある。
古史古伝などで見たようにも思える。
家の周りに盛り塩する事も結界になる。
清めるという意味もある。
下にウィキペディアに詳しく説明されている文を掲載しますが
悪例と言うモノを昔は暗がりが濃いので恐れていたのが現実です。
神社は気の多いところに今も置かれている。
どこへ行ってもヒヤリとする。
日本人はコウ言う感じを凄く大事にした。
江戸も京都も日本の都市も結界で守るように造営して行った。
日本の文化はこの思想とは切っても切れないモノである。
守るという意味でモノを大切にする勿体ない等の言葉も
生まれてきたのでないかと思う。
いささかこじつけに近いように思えるだろうけれども
人と人との繋がりや八百万の神を大事にする。
日本人は色んな事柄を縦横無尽に繋ぎ合わせて文化という
大きな布を織ってきた。
権力者である陛下が庶民のために祈り捧げてご自分の身を削られている。
良く最近 京都御所の話が出てくる。
日本以外の国でエンペラーとして君臨した人は陛下以外で
必ず頑丈な城壁に囲まれた中で身を潜めている。
御所は庶民が簡単に入れるところでは無いけれども殆ど無防備である。
陛下は何も欲を持たない。
これが結界になり誰も手を出すこと出来ない。
成立当初は内部で勢力争いが有ってもそれ以降殆ど波が立っていない。
あれだけオニと恐れられた信長でも陛下のことは気にも掛けていない。
空気的な存在で日本の中心として捕らえて居たから。
ダカラ御所は無防備だった。
こんな堅い大きな結界は世界中ドコ探しても無いはず。
国民の不幸や災難を総て背負って下さる陛下に庶民は心を馳せて
勿体ないと言ったのだ。
こんな事は学者の先生総てお見通しだろうけど
色んな勉強してきて今頃気が付いた次第です。

ウィキペディアより
結界(けっかい、Skt:Siimaabandha)とは、聖なる領域と俗なる領域を分け、秩序を維持するために区域を限ること。本来は仏教用語であるが、古神道や神道における神社なども、同様の概念があることから、言葉として用いられているが、大和語としては端境やたんに境ともいう。
仏教・密教
清浄な領域と普通(もしくは不浄)の領域との区切ることである。これにはいくつかの種類がある。
摂僧界(しょうそうかい) - その内側で受戒や布薩などを行う
摂衣界(しょういかい) - その内側で三衣を離れて止宿しても罪にならない
摂食界(しょうじきかい) - その内側で食を煮ても罪にならない
また、密教では、修行する場所や道場に魔の障碍が入らないようにするため、結界が行われる。これには以下の3種類がある。
国土結界
道場結界
壇上結界
高野山や比叡山は国土結界、護摩修法は壇上結界の例として挙げられる。
神道・古神道
古神道である神籬(ひもろぎ)や磐座(いわくら)信仰は、神の依り代であるとともに、その鎮守の森や森林や山や海や川や岩や木などは、禁足地である場所も多く、神域や常世と現世の端境を示し、結界としての役割も果たしている。神籬の「籬」は、垣の意味であり、磐座は磐境ともいい境を意味する。この考え方が積極的に用いられ、古来より郊外の集落の境や辻などに配置された道祖神、庚申塔、祠などの石仏は、災厄を集落に入れないようにするための、結界の役割をしていたともいわれる。
神道においても、結界は神社などでも用いられ、たとえば境界線を示すために、神社・寺院などの境内や建築物では意図的に段差を設けたり、扉や柵、鳥居や注連縄などを用いる。一般の家庭などでも、注連縄飾りや節分の鰯の干物なども結界である。
古神道や神道において、一定範囲の空間に設定されたタブー(禁足)を視覚化したものとも言え、それは聖なる領域(常世)と俗なる領域(現世)という二つの世「界」を「結」びつける役割をも持つ。
結界の例
自然崇拝である古神道の影響を受けた仏教、密教である山岳信仰でも用いられ、修業の障害となるものが入ることを許されない場所や土地に対しても用いられるが、女人結界などがその例である。なお結界は僧事をなすために設けたものであり、本来、女性が入る事を禁ずるためではない。然るに高野山などの結界の地に女人が入るのを禁じたのは、戒律の条文にないものを地方の宜に応じて設ける随方毘尼(ずいほうびに)の一種である。
この他、生活や作法上注意すべきなんらかの境界を示す事物が、結界と呼称される場合もある。作法・礼儀・知識のない者は境界を越えたり領域内に迷いこむことができてしまい、領域や動作を冒す侵入者として扱われ、無作法または無作法者とよぶ。
また、日本建築に見られる「襖(ふすま)」「障子(しょうじ)」「衝立(ついたて)」「縁側」などの仕掛けも、同様の意味で広義の「結界」である。商家においては、帳場と客を仕切るために置く帳場格子を結界と呼ぶ。

空間を仕切る意識が希薄な日本においては、日常レベルでもさまざまな場面で「結界」が設けられる。例えば、「暖簾(のれん)」がそうである。これを下げることで往来と店を柔らかく仕切り、また時間外には仕舞うことで営業していないことを表示する。このような店の顔としての暖簾は、上記の役割を超えて、店の歴史的な伝統までも象徴することとなる。
茶道における結界
静謐を旨とする日本独自文化の茶道においては、もてなす側の亭主と客との間にある暗黙のルールを視覚化するため、種々の仕掛けを設けこれを結界とする。
茶道具の一つで、客畳が道具畳に接続している時に、その境界を表示するために「炉屏」というものを置き、結界とする。
茶室に至る庭の露地などで、客が立ち入るべきでないことを示すため、目印として縄で結わいた石、あるいは小石に差し渡した竹筒などを置き結界とする。
茶室への入り口であるにじり口での、低く抑えて意図的に入りにくさを強調する仕掛けも、茶席を聖なる非日常空間とするための結界である。また、茶室に入る前に手を水で清めるための「蹲踞(つくばい)」の仕掛けも同様である。
フィクション作品における結界
小説、ゲーム、漫画など、フィクション作品に登場する「結界」とは、ある領域内を守る目的で、なんらかの手段や道具などを用いて持続的な霊的もしくは魔術的な防御を施すことを言う。例えば霊的な能力を持つ者が、その力を用いて悪霊などの外敵を排除し侵入させない霊的な壁に囲まれた空間を生じさせるという描写が為される。逆に結界の中に邪悪な存在や異質な存在を封じる(閉じ込める)ことで外界に対する影響を抑える場合などもある。
関連項目
シールド
魔法円
道祖神

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