●『古今和歌集』
★こらい 【古来】
昔から今まで。古くから。副詞的にも用いる。
「古来難所といわれた所」
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★こらいふうていしょう【古来風体抄】
歌論書。二巻。藤原俊成著。初撰本1197年、再撰本1201年成立。式子内親王の依頼に応じて、歌体の歴史的批評、勅撰集からの秀歌例などを記したもの。
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★歌学(かがく)(歌論書 から転送)(歌論から転送)
https://ja.wikipedia.org/wiki/歌学
和歌の本質・作法、古歌の解釈、故実、歴史など和歌に関する総てを研究する学問。通常、和歌の本質論は歌論と称し、それ以外の和歌に関する諸知識を求める学問を歌学と称する。
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★『古来風体抄』(こらいふうていしょう)
https://ja.wikipedia.org/wiki/古来風体抄
鎌倉時代初期に成立した歌学書。初撰本(1197年成立)と再撰本(1201年成立)がある。
初撰本は後白河院の皇女である式子内親王(1149年-1201年)が、公卿で歌人の藤原俊成(1114年-1204年)に依頼して執筆されたものとされる。再撰本も式子内親王の依頼によるものと見られている。なお、初撰本と再撰本との間には初撰本を改稿したと見られる撰本が残されている。
『万葉集』から191首、『千載和歌集』までの勅撰和歌集から395首(再撰本では398種)を抄出しており、和歌の歴史を述べるとともに、和歌を詠むことは題材の対象の本性を明らかにするということであるとしている。
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★『古今和歌集仮名序』古来風体抄(こきん わかしゅう かなじょ、旧字体:假名序)
https://ja.wikipedia.org/wiki/古今和歌集仮名序
『古今和歌集』に添えられた2篇の序文のうち、仮名で書かれているものの方の名称。通常は単に『仮名序』(かなじょ)という。執筆者は紀貫之。初めて本格的に和歌を論じた歌論として知られ、歌学のさきがけとして位置づけられている。
もう一方の序文は紀淑望が漢文で著した『真名序』(まなじょ、旧字体:眞名序)。
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★『古今和歌集』(こきんわかしゅう)
https://ja.wikipedia.org/wiki/古今和歌集
平安時代前期の勅撰和歌集。全二十巻。勅撰和歌集として最初に編纂されたもの[1]。略称を『古今集』(こきんしゅう)ともいう。
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★勅撰和歌集(ちょくせんわかしゅう)
https://ja.wikipedia.org/wiki/勅撰和歌集
天皇や上皇の命により編集された歌集のこと。古今和歌集(延喜5年(905年)成立)に始まり、新続古今和歌集(永享11年(1439年)成立)までの534年間で21の勅撰和歌集があり、総称して「二十一代集」という。このほかに南朝で編纂された新葉和歌集を準勅撰集とする。
また編集時期による分類として、三代集(古今集・ 後撰和歌集・拾遺集)・八代集(古今集から新古今集)・十三代集(新勅撰集から新続古今集)とする。(三代集と八代集の対象は重複していることに注意)
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★勅撰集(ちょくせんしゅう) https://ja.wikipedia.org/wiki/勅撰集
帝王(日本においては天皇や上皇)の命によって編纂された書物、もしくは帝王が記した書物のうち特に公式のものとして認められているものを指す。
勅撰集に対して帝王の命によらずに編纂されたものを私撰集(しせんしゅう)と呼ぶ。
・日本の勅撰集
日本においては単に勅撰集と言った場合、和歌の歌集(和歌集)のうち勅撰によるもの、すなわち勅撰和歌集を指すことが多いが、和歌に限らず漢詩、連歌、俳諧などに対しても用いられる。
勅撰和歌集は延喜5年(905年)成立の『古今和歌集』に成立したのに始まり、その後永享11年(1439年)成立の『新続古今和歌集』まで21集が作られた。総称して「二十一代集」という。さらに准勅撰和歌集として『新葉和歌集』がある。
勅撰漢詩集としては『凌雲集』、『文華秀麗集』、『経国集』がある。また准勅撰の連歌集には『菟玖波集』、『新撰菟玖波集』がある。
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★ちょく‐せん 【勅撰】
1 天皇・上皇の命によって、詩文を選び、書物を編纂(へんさん)すること。⇔私撰。
2 天皇・上皇がみずから詩文を選び、書物を編纂すること。
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★し‐せん 【私撰】
個人または民間で作品を選び、歌集などを編集すること。また、そのもの。⇔官撰/勅撰。
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★君が代(きみがよ) https://ja.wikipedia.org/wiki/君が代
日本の国歌である。
明治維新後の1880年(明治13年)に曲がつけられ、以後は国歌として扱われるようになった。1999年(平成11年)に国旗及び国歌に関する法律で正式に国歌に制定された。元は平安時代に詠まれた和歌である。
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★国風文化(こくふうぶんか) https://ja.wikipedia.org/wiki/国風文化
日本の歴史的文化の一つである。10世紀の初め頃から11世紀の摂関政治期を中心とする文化であり、12世紀の院政期文化にも広く影響を与えた。
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★延喜の治(えんぎのち) https://ja.wikipedia.org/wiki/延喜の治
平安時代中期(10世紀前期)の醍醐天皇の治世を理想視した呼称。延喜は醍醐天皇の治世の元号である。
醍醐天皇は摂関を置かず、また延喜格式が編纂されるなど、後世の人々から天皇親政による理想の政治が行われた治世と評価され、同じく10世紀中期に天皇親政が行われたとする村上天皇の治世(天暦の治)と併せて延喜・天暦の治と呼ばれた。
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★六歌仙(ろっかせん) https://ja.wikipedia.org/wiki/六歌仙
『古今和歌集』の序文のひとつ「仮名序」において、紀貫之が「近き世にその名きこえたる人」として挙げた6人の歌人の総称。ただし「六歌仙」という名称そのものは後代になって付けられたものである。
・僧正遍昭 https://ja.wikipedia.org/wiki/遍昭
・在原業平 https://ja.wikipedia.org/wiki/在原業平
・文屋康秀 https://ja.wikipedia.org/wiki/文屋康秀
・喜撰法師 https://ja.wikipedia.org/wiki/喜撰
・小野小町 https://ja.wikipedia.org/wiki/小野小町
・大友黒主 https://ja.wikipedia.org/wiki/大友黒主
その当時すでに歌人として名の通った歌人を紀貫之が列挙したものであり、それぞれの歌風に共通性や類似が見られるわけではない。
なお今日の国文学では『古今集』を収録歌の詠まれた年代に応じて3期に分類しているが、その際にはそれぞれの時代を古い方から順に「詠人しらず時代」「六歌仙時代」「撰者時代」と呼んでいる。
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★日本の中古文学史(にほんのちゅうこぶんがくし)
https://ja.wikipedia.org/wiki/日本の中古文学史
中古(およそ平安時代)の日本文学の歴史である。
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★三十六歌仙(さんじゅうろっかせん)
https://ja.wikipedia.org/wiki/三十六歌仙
藤原公任の『三十六人撰』(さんじゅうろくにんせん)に載っている和歌の名人36人の総称である。36人の家集を集大成した現存する最古の写本は、西本願寺本三十六人家集である。
これに影響されて、中古三十六歌仙や女房三十六歌仙などが後世にできた。
なお連歌の形式で三十六句のものを「歌仙」と呼ぶのは、これにちなんだものである。
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★中古三十六歌仙(ちゅうこさんじゅうろっかせん)
https://ja.wikipedia.org/wiki/中古三十六歌仙
藤原範兼の『後六々撰』に載っている和歌の名人36人の総称。三十六歌仙が選ばれた後に称されたもので、三十六歌仙に属されなかったが秀でた歌人とそれ以後の時代の歌人が選ばれている。
★こらい 【古来】
昔から今まで。古くから。副詞的にも用いる。
「古来難所といわれた所」
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★こらいふうていしょう【古来風体抄】
歌論書。二巻。藤原俊成著。初撰本1197年、再撰本1201年成立。式子内親王の依頼に応じて、歌体の歴史的批評、勅撰集からの秀歌例などを記したもの。
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★歌学(かがく)(歌論書 から転送)(歌論から転送)
https://ja.wikipedia.org/wiki/歌学
和歌の本質・作法、古歌の解釈、故実、歴史など和歌に関する総てを研究する学問。通常、和歌の本質論は歌論と称し、それ以外の和歌に関する諸知識を求める学問を歌学と称する。
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★『古来風体抄』(こらいふうていしょう)
https://ja.wikipedia.org/wiki/古来風体抄
鎌倉時代初期に成立した歌学書。初撰本(1197年成立)と再撰本(1201年成立)がある。
初撰本は後白河院の皇女である式子内親王(1149年-1201年)が、公卿で歌人の藤原俊成(1114年-1204年)に依頼して執筆されたものとされる。再撰本も式子内親王の依頼によるものと見られている。なお、初撰本と再撰本との間には初撰本を改稿したと見られる撰本が残されている。
『万葉集』から191首、『千載和歌集』までの勅撰和歌集から395首(再撰本では398種)を抄出しており、和歌の歴史を述べるとともに、和歌を詠むことは題材の対象の本性を明らかにするということであるとしている。
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★『古今和歌集仮名序』古来風体抄(こきん わかしゅう かなじょ、旧字体:假名序)
https://ja.wikipedia.org/wiki/古今和歌集仮名序
『古今和歌集』に添えられた2篇の序文のうち、仮名で書かれているものの方の名称。通常は単に『仮名序』(かなじょ)という。執筆者は紀貫之。初めて本格的に和歌を論じた歌論として知られ、歌学のさきがけとして位置づけられている。
もう一方の序文は紀淑望が漢文で著した『真名序』(まなじょ、旧字体:眞名序)。
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★『古今和歌集』(こきんわかしゅう)
https://ja.wikipedia.org/wiki/古今和歌集
平安時代前期の勅撰和歌集。全二十巻。勅撰和歌集として最初に編纂されたもの[1]。略称を『古今集』(こきんしゅう)ともいう。
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★勅撰和歌集(ちょくせんわかしゅう)
https://ja.wikipedia.org/wiki/勅撰和歌集
天皇や上皇の命により編集された歌集のこと。古今和歌集(延喜5年(905年)成立)に始まり、新続古今和歌集(永享11年(1439年)成立)までの534年間で21の勅撰和歌集があり、総称して「二十一代集」という。このほかに南朝で編纂された新葉和歌集を準勅撰集とする。
また編集時期による分類として、三代集(古今集・ 後撰和歌集・拾遺集)・八代集(古今集から新古今集)・十三代集(新勅撰集から新続古今集)とする。(三代集と八代集の対象は重複していることに注意)
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★勅撰集(ちょくせんしゅう) https://ja.wikipedia.org/wiki/勅撰集
帝王(日本においては天皇や上皇)の命によって編纂された書物、もしくは帝王が記した書物のうち特に公式のものとして認められているものを指す。
勅撰集に対して帝王の命によらずに編纂されたものを私撰集(しせんしゅう)と呼ぶ。
・日本の勅撰集
日本においては単に勅撰集と言った場合、和歌の歌集(和歌集)のうち勅撰によるもの、すなわち勅撰和歌集を指すことが多いが、和歌に限らず漢詩、連歌、俳諧などに対しても用いられる。
勅撰和歌集は延喜5年(905年)成立の『古今和歌集』に成立したのに始まり、その後永享11年(1439年)成立の『新続古今和歌集』まで21集が作られた。総称して「二十一代集」という。さらに准勅撰和歌集として『新葉和歌集』がある。
勅撰漢詩集としては『凌雲集』、『文華秀麗集』、『経国集』がある。また准勅撰の連歌集には『菟玖波集』、『新撰菟玖波集』がある。
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★ちょく‐せん 【勅撰】
1 天皇・上皇の命によって、詩文を選び、書物を編纂(へんさん)すること。⇔私撰。
2 天皇・上皇がみずから詩文を選び、書物を編纂すること。
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★し‐せん 【私撰】
個人または民間で作品を選び、歌集などを編集すること。また、そのもの。⇔官撰/勅撰。
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★君が代(きみがよ) https://ja.wikipedia.org/wiki/君が代
日本の国歌である。
明治維新後の1880年(明治13年)に曲がつけられ、以後は国歌として扱われるようになった。1999年(平成11年)に国旗及び国歌に関する法律で正式に国歌に制定された。元は平安時代に詠まれた和歌である。
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★国風文化(こくふうぶんか) https://ja.wikipedia.org/wiki/国風文化
日本の歴史的文化の一つである。10世紀の初め頃から11世紀の摂関政治期を中心とする文化であり、12世紀の院政期文化にも広く影響を与えた。
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★延喜の治(えんぎのち) https://ja.wikipedia.org/wiki/延喜の治
平安時代中期(10世紀前期)の醍醐天皇の治世を理想視した呼称。延喜は醍醐天皇の治世の元号である。
醍醐天皇は摂関を置かず、また延喜格式が編纂されるなど、後世の人々から天皇親政による理想の政治が行われた治世と評価され、同じく10世紀中期に天皇親政が行われたとする村上天皇の治世(天暦の治)と併せて延喜・天暦の治と呼ばれた。
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★六歌仙(ろっかせん) https://ja.wikipedia.org/wiki/六歌仙
『古今和歌集』の序文のひとつ「仮名序」において、紀貫之が「近き世にその名きこえたる人」として挙げた6人の歌人の総称。ただし「六歌仙」という名称そのものは後代になって付けられたものである。
・僧正遍昭 https://ja.wikipedia.org/wiki/遍昭
・在原業平 https://ja.wikipedia.org/wiki/在原業平
・文屋康秀 https://ja.wikipedia.org/wiki/文屋康秀
・喜撰法師 https://ja.wikipedia.org/wiki/喜撰
・小野小町 https://ja.wikipedia.org/wiki/小野小町
・大友黒主 https://ja.wikipedia.org/wiki/大友黒主
その当時すでに歌人として名の通った歌人を紀貫之が列挙したものであり、それぞれの歌風に共通性や類似が見られるわけではない。
なお今日の国文学では『古今集』を収録歌の詠まれた年代に応じて3期に分類しているが、その際にはそれぞれの時代を古い方から順に「詠人しらず時代」「六歌仙時代」「撰者時代」と呼んでいる。
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★日本の中古文学史(にほんのちゅうこぶんがくし)
https://ja.wikipedia.org/wiki/日本の中古文学史
中古(およそ平安時代)の日本文学の歴史である。
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★三十六歌仙(さんじゅうろっかせん)
https://ja.wikipedia.org/wiki/三十六歌仙
藤原公任の『三十六人撰』(さんじゅうろくにんせん)に載っている和歌の名人36人の総称である。36人の家集を集大成した現存する最古の写本は、西本願寺本三十六人家集である。
これに影響されて、中古三十六歌仙や女房三十六歌仙などが後世にできた。
なお連歌の形式で三十六句のものを「歌仙」と呼ぶのは、これにちなんだものである。
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★中古三十六歌仙(ちゅうこさんじゅうろっかせん)
https://ja.wikipedia.org/wiki/中古三十六歌仙
藤原範兼の『後六々撰』に載っている和歌の名人36人の総称。三十六歌仙が選ばれた後に称されたもので、三十六歌仙に属されなかったが秀でた歌人とそれ以後の時代の歌人が選ばれている。
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