●仕事初め
★仕事始め(しごとはじめ)とは、1月2日に年が明けて初めて仕事をすること。
1月2日には普段の仕事を形だけ行い、その年の労働の安全や技能の上達を願うならわしである。
農村では田畑に鍬を入れたり、縄作りの作業を始め、田の神を祀って米や餅などを供えた。山村では山の神を祀り、木の伐り初めを行った。漁村では、船霊を祀って舟の乗り初めを行った。商家では、初売や初荷が仕事始めに当たる。
官公庁では毎年1月4日を官庁御用始めとして初めて執務を行う日としており、一般企業でもこれに準じていることが多い。昭和後期までは、着物を着て出社する場合もあった。
★
★初売り(はつうり)とは、年が変わって最初に物を売り出すことを言う。 近年は通常、小売店の初売りをさす。通常の営業と異なり、その年1年間の運試しの意味合いをかねた、福袋が販売されることが多い。 その日に買い物をすることを初買い(はつかい)などと呼ぶ。
★
★現代の初売り
1980年代前半までは、官公庁の業務が開始される御用始の1月4日以降に初売りを行う小売店が多かったが、年中無休で24時間営業のコンビニエンスストアが増えた現在では、スーパーマーケットや専門店での元日の初売りも珍しくなくなり、元日に休業するほとんどの小売店も1月2日までに初売りを行うようになっている。 ファッションビルや百貨店などでは、近年初売りの後に冬のバーゲンセールを行うケースも増え、店側は正月返上で準備に追われる。
現在ではコウ言う光景無くなった。
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★初荷(はつに)とは、年が明けて、最初に工場や倉庫など物流拠点から販売店へ向けて商品(製品)が出荷されること。
元々は、初売と同じく1月2日に行われていたが、今日では官公庁や多くの企業で業務が開始される1月4日に、新年の初出荷が行われることが多い。 その際、昔は「初荷」と書かれた旗やのぼりをつけたトラックが走っていたが、高速道路などでの安全性の点から、現在ではほとんどなくなっている。
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★仕事納め(しごとおさめ) https://ja.wikipedia.org/wiki/仕事納め
年末となる12月の下旬の、最後の仕事をしてその年の仕事を終える。
日本の官公庁では行政機関の休日に関する法律(昭和63年12月13日、法律第91号)により、12月29日から1月3日までを休日として定めており、12月28日を御用納めとして、その年の最後の業務日となっている。12月28日が土曜日、日曜日に当たるときは、それぞれ12月27日、12月26日が御用納めとなる。
一般企業でもこれに準じていることが多いが(12月29日を仕事納めとする企業もある)、銀行などの金融機関は12月30日まで窓口業務を行っている。金融機関では12月30日が土曜日に当たるときは12月29日で窓口業務を終了する。
なお、年明けの業務開始日(仕事始め・御用始め)は官公庁や金融機関では1月4日となる。1月4日が土曜日、日曜日に当たるときは、それぞれ1月6日、1月5日が御用始めとなる。企業によっては1月5日などの場合もある。
★
★姫始め https://ja.wikipedia.org/wiki/姫始め
頒暦(はんれき)の正月に記された暦注の一。
正月にやわらかくたいた飯(=姫飯(ひめいい))を食べ始める日とも、「飛馬始め」で馬の乗り初めの日とも、「姫糊始め」の意で女が洗濯や洗い張りを始める日ともいわれる。
姫始め(ひめはじめ)とは、1月2日の行事であるが、由来は諸説あってはっきりしておらず、本来は何をする行事であったのかも判っていない。一般には、その年になって初めて夫妻などが交合することと考えられている。
かつての仮名暦の正月の初めに「ひめはじめ」とあったのが、その解釈をめぐって多くの説が生じたものである。真名暦には「火水始」とあった。卜部家の秘説があるといわれた。
最も有力な説は、正月の強飯(こわいい。蒸した固い飯。別名「おこわ」)から、初めて姫飯(ひめいい。柔らかい飯)を食べる日というものである。昔は、祭の間には強飯を食べ、祭が終わると姫飯を食べていた。
『和名抄』では「糄米索(左偏に「米」、右旁に「索」)」をヒメと訓じ、「非レ米非レ粥之義」(レは返り点)と注されているから、飯のことであると解されている。上代の飯は強飯で(上述)、姫飯はより水分の多いやわらかなものであるが、一方で、粥はシルカユと訓むから、糄「米索」はそれよりも濃い粥であるという。一説に、「非レ米」の音でヒメという、という。『資益王記』に、正月1日の諸社遙拝のあとに、次看経、次御コワ、次比目始とあるのが、すなわちこれであり、『春曙抄』に「飯の類なり、米は蓬莱台に始り、粥は七種に始まる。飯の始もまたあるべし、何ぞ馬乗始ありて飛馬始あらんや」といい、『東牖子』に「いづれ暦の糄「米索」始は粥のくひはじめなるべし、元旦に雑煮を食し初めて、而して後にひめはじめあり」といい、後世の姫糊(ひめのり)にいうヒメも同じであるという。
また、『片ひさし』には、
「故師伊勢貞丈大人の云く、初春のひめはじめは、諸説まちまちなれど、皆とるに足らず、むかしより世俗のいひ来れる男女交合の始なり」
「親子兄弟の中にては、つつましさにさともえいはぬは、好色淫奔の心を恥づればなるべし、さる故に小ざかしき人は糄「米索」始なりといへり、和名抄に糄「米索」比女とあるは、衣につくる糊なり、誤りて食物と思へり、よしや常の飯にしても毎日くへば、何ぞ其始をいふべき、さればひめはじめは糄「米索」にも姫にも飛馬にもかかはる事にあらず」
とある。その伊勢貞丈は『安斉随筆』で、姫はじめに関する後人の諸説は「みな出所なき推量なり」としているから、事実ははやくにすたれ、暦の上にのみ残ったものであるとされる。
他には以下のような説がある。
★
★吉書(読み)キッショ デジタル大辞泉の解説
1 平安・鎌倉・室町時代に、改元・年始・譲位・代替わりなど、すべて事が改まったとき、初めて天皇に奉る政務上の文書。
2 武家で、年始・代始めなどのとき、初めて出す政務上の文書。
3 賦税を怠らないように農民に与える定書(さだめがき)。
4 書き初め。《季 新年》
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★出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界大百科事典 第2版の解説
吉日を選んで奏覧に供する文書。年始,政始(まつりごとはじめ),元服,改元,移徙(いし),任官,内覧始,着陣始,喪服解除など,事の改まったときに奏せられる。吉書の内容は,諸国年料米,諸神社の祭幣料,諸国不動倉などに関するものが多い。ただしその内容は,実質をともなわない儀礼的なものである。吉書を奏上する儀式を吉書奏といい,《建武年中行事》にその作法の詳細が見える。吉書の儀式は,院庁・中宮・東宮の御所・諸官衙・諸政所においても,また摂政・関白・大臣に任じた際などにも行われた。
★
★飛馬始め(読み)ひめはじめ
世界大百科事典内の飛馬始めの言及
【姫始】より
貞享暦など多くの暦には,吉書始,はかため(歯固め)などとともに,正月2日の欄にかなで〈ひめはしめ〉と注されていた。そのためこれに飛馬(ひめ)始め,火水(ひめ)始めなどの漢字をあて,馬の乗始め,火水の使始めなどと解するなど諸説が生じた。女伎始めとして女性が裁縫始めとする説や,男女がその年最初の交わりをなす日だとする説もある。
火水(ひめ)始め - 火や水を初めて使う日。
女伎(ひめ)始め - 衣服を縫い始める日。
秘め始め - 夫婦が初めて秘め事をする日。
姫糊始め - 女性が洗濯・張物を始める日。
日見始め - 『理斉随筆』の説。
★
★あやしい古典文学の壺
古実典の森に見出した「奇談」「怪談」「変な話」を語ります。原文の字句に忠な現代語訳ではないことを、ご承知おきください。
[あやしい古典文学の壺]の内容の無断転載・改変流用を禁じます。
乗馬めの日。『梁塵秘抄』の用字であるといい、しかし別に「馬乗始」があるから当たらないとしりぞけられる。
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★座敷浪人の壺蔵
http://home.att.ne.jp/red/sronin/index.htm
2020.12.21、[あやしい古典文学の壺]に2編追加しました。
次回更新は 2021.01.01 の予定です。
あやしい古典文学の壺
古典文学から拾った「奇談」「怪談」「変な話」の現代語訳
遊撮の壺
酔眼写真庫
徘徊の壺
朦朧旅行記
ブログ
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プロファイル
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★書き初め(書初めから転送)https://ja.wikipedia.org/wiki/書き初め
書き初め(かきぞめ)とは、年が明けて初めて毛筆で書や絵をかく行事。通常は1月2日に行われる。
書初/書初め/書き初め(かきぞめ)とは、日本の年中行事の一つで、新年になって初めて毛筆で字や絵を書くことを指す。同義語として、試毫(しごう)、試筆/始筆(しひつ)、筆始/筆始め(ふではじめ)、試簡(しかん)、試免(しめん)、試穎(しえい)、試春(ししゅん)、試觚(しこ)が、類義語として、初硯(はつすずり)、吉書始/吉書始め(きっしょはじめ)、吉書がある。 旧暦時代には当時の正月2日すなわち旧暦の1月2日に行われた。新暦導入以降現在(明治4年以降現在)は、通常、新暦の1月2日に行われる。
若水で墨を摺り、恵方に向かって詩歌を書く習慣があった。書く詩歌は「長生殿裏春秋富、不老門前日月遅」という漢詩がよく用いられた。もともとは宮中で行われていた儀式だったが、江戸時代以降庶民にも広まった。
書き初めで書いたものは左義長で燃やし、その炎が高く上がると字が上達すると言われている。
毎年1月5日には東京都千代田区にある日本武道館で財団法人・日本武道館が主催する書道事業の行事として全日本書初め大会が約4,000人を集めて催され全国的に各種メディアで放映される。これは新年の風物詩の一つとなっている。
暮れから正月開けて五日くらいまでは行事として日本人は生活にメリハリを付けていた、
外国ではこの様な事は余り無いのではないだろうか。
日本人は隣人との仲を大事にした。
今はそう言う地域の繋がりが希薄になり変に曲がった犯罪が多発する。
プライバシーなどの思想で洗脳されてしまった。
歌の文句にあった 隣は何をする人ぞ
芭蕉が起きて創作した最後の作品で有るが
情緒のない厚みもない言葉として当てはまる。
芭蕉のように厚みのある内容の日本に帰りたい。
★
★コメント
へえー、と思うような習慣でてんこ盛りだったんですね。昔は面白かったですね。今や日本全国が均一化してしまいましたから。日本史上いちばん最悪だった事件はマンションの導入だったんじゃないでしょうか。近隣地域の住人同士を隔離させ装置です。行事なんてものは嘘みたいに消えてしまいます。まずは住居環境から考えていかないとなあ・・・
★仕事始め(しごとはじめ)とは、1月2日に年が明けて初めて仕事をすること。
1月2日には普段の仕事を形だけ行い、その年の労働の安全や技能の上達を願うならわしである。
農村では田畑に鍬を入れたり、縄作りの作業を始め、田の神を祀って米や餅などを供えた。山村では山の神を祀り、木の伐り初めを行った。漁村では、船霊を祀って舟の乗り初めを行った。商家では、初売や初荷が仕事始めに当たる。
官公庁では毎年1月4日を官庁御用始めとして初めて執務を行う日としており、一般企業でもこれに準じていることが多い。昭和後期までは、着物を着て出社する場合もあった。
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★初売り(はつうり)とは、年が変わって最初に物を売り出すことを言う。 近年は通常、小売店の初売りをさす。通常の営業と異なり、その年1年間の運試しの意味合いをかねた、福袋が販売されることが多い。 その日に買い物をすることを初買い(はつかい)などと呼ぶ。
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★現代の初売り
1980年代前半までは、官公庁の業務が開始される御用始の1月4日以降に初売りを行う小売店が多かったが、年中無休で24時間営業のコンビニエンスストアが増えた現在では、スーパーマーケットや専門店での元日の初売りも珍しくなくなり、元日に休業するほとんどの小売店も1月2日までに初売りを行うようになっている。 ファッションビルや百貨店などでは、近年初売りの後に冬のバーゲンセールを行うケースも増え、店側は正月返上で準備に追われる。
現在ではコウ言う光景無くなった。
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★初荷(はつに)とは、年が明けて、最初に工場や倉庫など物流拠点から販売店へ向けて商品(製品)が出荷されること。
元々は、初売と同じく1月2日に行われていたが、今日では官公庁や多くの企業で業務が開始される1月4日に、新年の初出荷が行われることが多い。 その際、昔は「初荷」と書かれた旗やのぼりをつけたトラックが走っていたが、高速道路などでの安全性の点から、現在ではほとんどなくなっている。
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★仕事納め(しごとおさめ) https://ja.wikipedia.org/wiki/仕事納め
年末となる12月の下旬の、最後の仕事をしてその年の仕事を終える。
日本の官公庁では行政機関の休日に関する法律(昭和63年12月13日、法律第91号)により、12月29日から1月3日までを休日として定めており、12月28日を御用納めとして、その年の最後の業務日となっている。12月28日が土曜日、日曜日に当たるときは、それぞれ12月27日、12月26日が御用納めとなる。
一般企業でもこれに準じていることが多いが(12月29日を仕事納めとする企業もある)、銀行などの金融機関は12月30日まで窓口業務を行っている。金融機関では12月30日が土曜日に当たるときは12月29日で窓口業務を終了する。
なお、年明けの業務開始日(仕事始め・御用始め)は官公庁や金融機関では1月4日となる。1月4日が土曜日、日曜日に当たるときは、それぞれ1月6日、1月5日が御用始めとなる。企業によっては1月5日などの場合もある。
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★姫始め https://ja.wikipedia.org/wiki/姫始め
頒暦(はんれき)の正月に記された暦注の一。
正月にやわらかくたいた飯(=姫飯(ひめいい))を食べ始める日とも、「飛馬始め」で馬の乗り初めの日とも、「姫糊始め」の意で女が洗濯や洗い張りを始める日ともいわれる。
姫始め(ひめはじめ)とは、1月2日の行事であるが、由来は諸説あってはっきりしておらず、本来は何をする行事であったのかも判っていない。一般には、その年になって初めて夫妻などが交合することと考えられている。
かつての仮名暦の正月の初めに「ひめはじめ」とあったのが、その解釈をめぐって多くの説が生じたものである。真名暦には「火水始」とあった。卜部家の秘説があるといわれた。
最も有力な説は、正月の強飯(こわいい。蒸した固い飯。別名「おこわ」)から、初めて姫飯(ひめいい。柔らかい飯)を食べる日というものである。昔は、祭の間には強飯を食べ、祭が終わると姫飯を食べていた。
『和名抄』では「糄米索(左偏に「米」、右旁に「索」)」をヒメと訓じ、「非レ米非レ粥之義」(レは返り点)と注されているから、飯のことであると解されている。上代の飯は強飯で(上述)、姫飯はより水分の多いやわらかなものであるが、一方で、粥はシルカユと訓むから、糄「米索」はそれよりも濃い粥であるという。一説に、「非レ米」の音でヒメという、という。『資益王記』に、正月1日の諸社遙拝のあとに、次看経、次御コワ、次比目始とあるのが、すなわちこれであり、『春曙抄』に「飯の類なり、米は蓬莱台に始り、粥は七種に始まる。飯の始もまたあるべし、何ぞ馬乗始ありて飛馬始あらんや」といい、『東牖子』に「いづれ暦の糄「米索」始は粥のくひはじめなるべし、元旦に雑煮を食し初めて、而して後にひめはじめあり」といい、後世の姫糊(ひめのり)にいうヒメも同じであるという。
また、『片ひさし』には、
「故師伊勢貞丈大人の云く、初春のひめはじめは、諸説まちまちなれど、皆とるに足らず、むかしより世俗のいひ来れる男女交合の始なり」
「親子兄弟の中にては、つつましさにさともえいはぬは、好色淫奔の心を恥づればなるべし、さる故に小ざかしき人は糄「米索」始なりといへり、和名抄に糄「米索」比女とあるは、衣につくる糊なり、誤りて食物と思へり、よしや常の飯にしても毎日くへば、何ぞ其始をいふべき、さればひめはじめは糄「米索」にも姫にも飛馬にもかかはる事にあらず」
とある。その伊勢貞丈は『安斉随筆』で、姫はじめに関する後人の諸説は「みな出所なき推量なり」としているから、事実ははやくにすたれ、暦の上にのみ残ったものであるとされる。
他には以下のような説がある。
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★吉書(読み)キッショ デジタル大辞泉の解説
1 平安・鎌倉・室町時代に、改元・年始・譲位・代替わりなど、すべて事が改まったとき、初めて天皇に奉る政務上の文書。
2 武家で、年始・代始めなどのとき、初めて出す政務上の文書。
3 賦税を怠らないように農民に与える定書(さだめがき)。
4 書き初め。《季 新年》
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★出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界大百科事典 第2版の解説
吉日を選んで奏覧に供する文書。年始,政始(まつりごとはじめ),元服,改元,移徙(いし),任官,内覧始,着陣始,喪服解除など,事の改まったときに奏せられる。吉書の内容は,諸国年料米,諸神社の祭幣料,諸国不動倉などに関するものが多い。ただしその内容は,実質をともなわない儀礼的なものである。吉書を奏上する儀式を吉書奏といい,《建武年中行事》にその作法の詳細が見える。吉書の儀式は,院庁・中宮・東宮の御所・諸官衙・諸政所においても,また摂政・関白・大臣に任じた際などにも行われた。
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★飛馬始め(読み)ひめはじめ
世界大百科事典内の飛馬始めの言及
【姫始】より
貞享暦など多くの暦には,吉書始,はかため(歯固め)などとともに,正月2日の欄にかなで〈ひめはしめ〉と注されていた。そのためこれに飛馬(ひめ)始め,火水(ひめ)始めなどの漢字をあて,馬の乗始め,火水の使始めなどと解するなど諸説が生じた。女伎始めとして女性が裁縫始めとする説や,男女がその年最初の交わりをなす日だとする説もある。
火水(ひめ)始め - 火や水を初めて使う日。
女伎(ひめ)始め - 衣服を縫い始める日。
秘め始め - 夫婦が初めて秘め事をする日。
姫糊始め - 女性が洗濯・張物を始める日。
日見始め - 『理斉随筆』の説。
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★あやしい古典文学の壺
古実典の森に見出した「奇談」「怪談」「変な話」を語ります。原文の字句に忠な現代語訳ではないことを、ご承知おきください。
[あやしい古典文学の壺]の内容の無断転載・改変流用を禁じます。
乗馬めの日。『梁塵秘抄』の用字であるといい、しかし別に「馬乗始」があるから当たらないとしりぞけられる。
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★座敷浪人の壺蔵
http://home.att.ne.jp/red/sronin/index.htm
2020.12.21、[あやしい古典文学の壺]に2編追加しました。
次回更新は 2021.01.01 の予定です。
あやしい古典文学の壺
古典文学から拾った「奇談」「怪談」「変な話」の現代語訳
遊撮の壺
酔眼写真庫
徘徊の壺
朦朧旅行記
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★書き初め(書初めから転送)https://ja.wikipedia.org/wiki/書き初め
書き初め(かきぞめ)とは、年が明けて初めて毛筆で書や絵をかく行事。通常は1月2日に行われる。
書初/書初め/書き初め(かきぞめ)とは、日本の年中行事の一つで、新年になって初めて毛筆で字や絵を書くことを指す。同義語として、試毫(しごう)、試筆/始筆(しひつ)、筆始/筆始め(ふではじめ)、試簡(しかん)、試免(しめん)、試穎(しえい)、試春(ししゅん)、試觚(しこ)が、類義語として、初硯(はつすずり)、吉書始/吉書始め(きっしょはじめ)、吉書がある。 旧暦時代には当時の正月2日すなわち旧暦の1月2日に行われた。新暦導入以降現在(明治4年以降現在)は、通常、新暦の1月2日に行われる。
若水で墨を摺り、恵方に向かって詩歌を書く習慣があった。書く詩歌は「長生殿裏春秋富、不老門前日月遅」という漢詩がよく用いられた。もともとは宮中で行われていた儀式だったが、江戸時代以降庶民にも広まった。
書き初めで書いたものは左義長で燃やし、その炎が高く上がると字が上達すると言われている。
毎年1月5日には東京都千代田区にある日本武道館で財団法人・日本武道館が主催する書道事業の行事として全日本書初め大会が約4,000人を集めて催され全国的に各種メディアで放映される。これは新年の風物詩の一つとなっている。
暮れから正月開けて五日くらいまでは行事として日本人は生活にメリハリを付けていた、
外国ではこの様な事は余り無いのではないだろうか。
日本人は隣人との仲を大事にした。
今はそう言う地域の繋がりが希薄になり変に曲がった犯罪が多発する。
プライバシーなどの思想で洗脳されてしまった。
歌の文句にあった 隣は何をする人ぞ
芭蕉が起きて創作した最後の作品で有るが
情緒のない厚みもない言葉として当てはまる。
芭蕉のように厚みのある内容の日本に帰りたい。
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★コメント
へえー、と思うような習慣でてんこ盛りだったんですね。昔は面白かったですね。今や日本全国が均一化してしまいましたから。日本史上いちばん最悪だった事件はマンションの導入だったんじゃないでしょうか。近隣地域の住人同士を隔離させ装置です。行事なんてものは嘘みたいに消えてしまいます。まずは住居環境から考えていかないとなあ・・・
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