◆調整池 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/調整池
調整池(ちょうせいち、ちょうせいいけ、英語:retention basin)は、集中豪雨などの局地的な出水により、河川の流下能力を超過する可能性のある洪水を河川に入る前に一時的に溜める池である。
一般的には調節池・調節池(ちょうせつち)とも呼ばれているが、厳密には、調整池は主に土地の開発者が設置する暫定施設、調節池は主に河川管理者が設置する恒久施設と区分している。
また「貯水池」も同様の機能を備えている。
調節池と名付けられなくともダムによって出来た人造湖もそのダム湖の治水の機能から「○○調整池」とも呼ばれるものが多い。また「湖」や「池」と呼ばれるが人造湖として治水の立場から調節池と呼ばれるものもある。
◆神田川・環状七号線地下調節池 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/神田川・環状七号線地下調節池
神田川・環状七号線地下調節池(かんだがわ・かんじょうななごうせんちかちょうせつち)は、東京都中野区・杉並区にある調節池。東京都道318号環状七号線の地下に整備された。
◆調節池 - 東京都建設局
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jimusho/yonken/koji2/chikacho.html
調節池の役割
調節池は、洪水時に河川の水位が上昇すると護岸に設けられた越流堰から洪水が池内に流入し、下流の河道流量を軽減する役割をします。
◆掘込式調節池 比丘尼橋上流調節池
地下トンネル式調節池 白子川地下調節池
地下箱式調節池 比丘尼橋下流調節池
城北中央公園調節池
◆台風やゲリラ豪雨から流域を守る!環七下の貯水施設|すぎなみ ...
https://www.suginamigaku.org/2014/10/storing-water-facilities
2014/12/01
台風やゲリラ豪雨から流域を守る!環七下の貯水施設 善福寺川にある東京都の防災施設を区民ライターが見学。
環状七号線の下に巨大な貯水池がある
妙正寺川から神田川まで、環状七号線の地下を南北に通るトンネルがあることをご存知だろうか。
これは「神田川・環状七号線地下調節池」といって、大雨が降ったときに水を溜めて洪水を防ぐための施設。今回機会を得てその一部である善福寺川取水施設を見学させていただいた。
いつごろ建設されたの?
この巨大な整備事業では、1988(昭和63)年から第一期として約2.0km分のトンネルと神田川取水施設が建設され、1997(平成9)年から水の取り込み(取水)を開始。第二期事業では、第一期トンネルと接続する約2.5km分のトンネルと、善福寺川、妙正寺川の取水施設を建設。2005(平成17)年9月に一部稼働が開始され、2008(平成20)年3月に電気・設備等を含めた全施設が完成。最大54万トンの水を貯められるようになった。
どうして調節池が必要なの?
洪水はなるべく川で流すことが望ましい。そのためにまずは護岸工事で川底を深くしたり、川幅を広げたりして川そのものの能力を増やす施策を打つ。ただ、土地の限られた都市部では川の改修には時間がかかり、貯水のための調節池が有効になる。神田川水系にはトンネル式の地下調節池だけでなく、和田堀などに地上の貯水施設もある。
◆地下トンネル調節池で洪水防げ 練馬の地下調節池、掘削完了
9,019 回視聴
・2013/09/30
https://youtu.be/TVOROAQUkS4
TOKYO MX
チャンネル登録者数 10.2万人
集中豪雨による河川の氾濫を防ごうと、都では各地に調節池と呼ばれるため池を設けています。
練馬区内では2つの川をつなぐ地下調節池の掘削工事が完了し、きょう報道陣に公開されました。
練馬区の目白通りと環八通りの交わる交差点付近では大雨のときに水を流し込む地下トンネルの工事が行われています。
工事現場の縦穴の下には地下およそ50メートルの場所にトンネルを掘り進めてきた直径10メートルのシールドマシーンが顔を出しています。
この白子川地下調節池は関越道大泉インター近くの白子川と環八通り近くの石神井川につながるトンネル型のため池です。
目白通り地下の長さおよそ3.2キロの中に21万2000立方メートルの水
■■↓全文を見る■■
https://s.mxtv.jp/mxnews/kiji.php?date=201309307
◆税金の無駄ではなかった…「巨大ハコモノ」台風19号から日本を救う
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191024-00010002-flash-peo
10/24(木) 11:31配信
税金の無駄ではなかった…「巨大ハコモノ」台風19号から日本を救う
首都圏外郭放水路(写真提供・国土交通省江戸川河川事務所)
10月13日、ラグビー日本代表がスコットランド代表を撃破し、W杯8強入りを決めた舞台・日産スタジアム(横浜市)の周囲は、その数時間前まで冠水していた。
「競技場周辺は遊水地ですから、当然です。あまり知られていませんが、国土計画上は、スタジアムのある窪地は川なんです」
こう話すのは、岸由二・慶應大名誉教授だ。
遊水地は、ふだんは競技場の駐車場などとして使われている。スタジアムは、柱に支えられる「高床式」で、遊水地の水が流入することはないという。日産スタジアムが、台風19号の大雨による鶴見川の氾濫を、未然に防いでいたのである。
「鶴見川流域には、日産スタジアムのほかにも、多くの遊水地があります。ふだんは水を抜いてありますが、災害のときだけ水を入れるのです。川の流域にある団地などにも、調整池があります。その数は、4900カ所。国と自治体が、流域全体の問題として取り組んだ結果です」
じつは、台風上陸前にもっとも危惧されていたのは、東京都東部の大水害だった。“首都水没” は、日本の破滅に直結する。その最悪のシナリオを回避できたのはなぜか。
「大きな要因は2つ。台風の進路と治水対策の結果です」
こう語るのは、リバーフロント研究所技術参与の土屋信行氏。元東京都職員で、長年、治水対策に関わってきた。
「東京都東部には、低い土地に何本も大河川が流れています。しかし、上流にダム、中流には調節池や遊水地、下流にも放水路など、幾重にも対策がとられているんです」(土屋氏)
税金の無駄ではなかった…「巨大ハコモノ」台風19号から日本を救う
10月16日の八ッ場ダム。水位は高いまま
そのひとつが、2009年、“ハコモノ” と揶揄され、民主党政権時代に無駄な公共事業の象徴として批判を浴び、事業中止で注目を集めた「八ッ場ダム」だ。
「江戸川上流の八ッ場ダムは、完成直後で、試験湛水を始めたところでした。台風上陸後には、ほぼ満水になり、約1億トンの雨水をここで受け止められた。
しかし、もし本格運用が始まり、水がすでにためられていたら、今回の雨量を受け止めることはできなかった。幸運だったといえます」(同前)
さらに、建築マニアからは “地下神殿” と呼ばれる「首都外郭放水路」も活躍していた。埼玉県春日部市などを走る国道16号線の直下約50mの深さに設けられた放水路で、利根川水系の中小河川の水を、江戸川に放水するための施設だ。地下放水路としては世界最大級の規模を誇る。
「放水路は5つの川から水を取り込めますが、今回すべて同時に取り込んだのは稀な状況です」(江戸川河川事務所)
“地下神殿” が10月12日から15日にかけて江戸川に排出した水は、50mプール約8000杯ぶん、東京ドームなら約9杯ぶんという途方もない量だ。
東京都内でも、「神田川・環状七号線地下調整池」が威力を発揮していた。
「台風直撃後は49万トン、最大貯留量の9割まで水がたまった」(東京都第三建設事務所)というから、ぎりぎりの攻防だったのだ。
日本列島を襲った台風19号は、死者80人以上、全国60以上の河川で堤防を決壊させる甚大な被害をもたらした。「税金の無駄」と揶揄された「巨大ハコモノ」たちは、たしかに首都圏の破滅を防いだ。
しかしその力をもってしても、被害をゼロにはできなかった――。
(週刊FLASH 2019年11月5日号)
◆【台風19号】首都圏守る調整池、増設に壁…費用、用地確保重く ...
https://www.sankei.com/affairs/news/afr1910200001-n1
2019.10.20
東京近郊の調節池などが台風19号で危機的状況だったことが判明した。
今回、河川の氾濫防止に効果を発揮した調節池だが、新設には広大な土地が必要になり、地下に造る場合も費用が大きく膨らむという課題がある。
既に計画が進んでいる調節池もあるが、専門家は「街のあちこちに水を分散させる総合的な治水対策が有効だ」と指摘する。
氾濫を未然に防止した都心の地下調節池や荒川の調節池は、東京都や国土交通省がさらに増やす計画を進めている。
◆中小河川の氾濫から東京を守る:地下調整池の整備 (記事 舛添要一 2019年10月14日
https://blogos.com/article/410570/
2019/10/14
台風19号の猛威と被害の大きさを見るとき、天災の怖さを実感させられるとともに、日頃からの備えが大切であることを痛感した。
また、避難指示については、発令が早すぎるくらいのほうがよい。堤防が決壊すると一気に濁流が押し寄せ、逃げる時間がない。
最近は、過去最大級の台風、記録的な猛暑、記録的な集中豪雨、記録的な長雨、など、「記録的」と形容されるような異常気象が続いている。
東京のような大都市は、集中豪雨に弱いと言われているが、私は、都知事地代に対策を加速化させた。従来は、時間50ミリの降雨に対応できるように、護岸の整備、調節池や分水路の建設を行ってきた。
◆港区公式ホームページ/古川地下調節池の建設について
https://www.city.minato.tokyo.jp/bousai/hurikawachikachou
2019/07/12
古川地下調節池について.
古川について.
古川・渋谷川は港区・渋谷区を流れる二級河川であり、両区の区境である天現寺橋から下流の4.4kmが古川と呼ばれています。
事業の経緯について.
渋谷川・古川流域では台風や大雨による水害に見舞われてきました。近年では平成11年8月29日の集中豪雨により多大なる被害が生じています。
しかし、古川ではビルや高速道路の橋脚が護岸に接して立ち並んでいるため、拡幅による河川整備が困難でした。
そこで、東京都はトンネル式の地下調節池を建設し、水害に対する安全性を向上させることとしました。
◆「地下神殿」と「調整池・彩湖」 - J-CASTニュース
https://www.j-cast.com/2019/10
2019/10/16
台風19号による豪雨で全国各地で河川の堤防が決壊したが、東京都はゼロだった。
巨大な地下調節地や公園を利用した遊水地など、さまざまな治水対策が機能したからだ。
水害ハザードマップで、江戸川区は一面真っ赤だ。
東に江戸川、西に荒川、海にも面していて、超危険地帯なのである。
今回、被害を防いだのは、通称「地下神殿」と呼ばれる首都圏外郭放水路と彩湖だった。
「地下神殿」は地底50メートルを流れる世界最大規模の放水路で、雨水をため、
川の氾濫を防ぐ。彩湖は埼玉県の荒川河川敷にある調整池で、
中流で降った雨を貯めることができる。
東京都の都市開発に携わったリバーフロント研究所の土屋信行さんは、
「荒川が氾濫すると、大手町や丸の内も沈んでしまいます。ローカルな要請だけでなく、
日本として国の中枢を守るという意味で、
お金がかかっても造ることができました」と話す。
もう1つのポイントは、江戸川上流の利根川にある八ッ場ダム(群馬県長野原町)だ。
台風19号上陸の直前の10月1日(2019年)に完成し、試験湛水が開始されていたのだ。
まだ空っぽの状態だったダムは、台風上陸後にはほぼ最高水位に達していた。
約1億トンの雨水を上流で止めることになる。
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