◆「唆した(そそのかした)」の意味や使い方 Weblio辞書
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「唆した」はサ行五段活用の動詞「唆す」の連用形である「唆し」に、過去・完了・存続・確認の助動詞「た」が付いた形のこと。Weblio辞書では「唆した」の意味や使い方、用例、類似表現などを解説しています。
◆そそのか・す [4] 【唆す・嗾▼す】
( 動サ五[四] )
① よくない行動をするように、おだてたり誘ったりする。 「子供を-・す」
② その気になるように勧める。促す。 「霧のいと深きあした、いたく-・され給ひて、ねぶたげなる気色に、うち嘆きつつ出で給ふを/源氏 夕顔」
◆そそなか・す 【唆▽す】
( 動サ四 )
「そそのかす」に同じ。 「主の娘を-・すとは、道しらずめ/浄瑠璃・新版歌祭文」
◆そそのわか・す そそのはかす 【唆▽す】
( 動サ四 )
「そそのかす」に同じ。 「人の娘を-・し、懐胎までさす事とは言語道断不埒千万/浮世草子・侍婢気質」
「唆す」に似た言葉
» 類語の一覧を見る
誘う 引き付ける 駈る そそる 丸め込む
◆「唆したし(そそのわかしたし、そそなかしたし)」の意味や使い方 Weblio辞書
https://www.weblio.jp/content/唆したし
唆したし
読み方:そそのわかしたし、そそなかしたし
【文語】サ行四段活用の動詞「唆す」の連用形である「唆し」に、希望の助動詞「たし」が付いた形。
◆さ【唆】[漢字項目]
[常用漢字]
[音]サ(呉)(漢)
[訓]そそのかす
そそのかす。けしかける。「教唆・示唆」
◆日本国語大辞典の解説
・そそなか・す【唆】
〘他サ四〙 =そそのかす(唆)
※浮世草子・好色一代女(1686)一「殿の夜着よりしたに入て其人をそそなかして」
・そそなわか・す そそなはかす【唆】
〘他サ四〙 =そそのかす(唆)
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)九「田が、そそなわかいて、謀叛を、おこさしむるぞ」
・そそのかし【唆】
〘名〙 (動詞「そそのかす(唆)」の連用形の名詞化) そそのかすこと。
※宇津保(970‐999頃)国譲下「さわがしきめを見せ給ひしも彼の御そそのかしにて、上は責め給しぞかし」
・そそのか・す【唆】
〘他サ五(四)〙
① その気になるようにしむける。そうするように勧める。
※宇津保(970‐999頃)俊蔭「『たびたびおほせごとうけ給はらぬ、いとかしこう』と、せちにそそのかし給へど」
② 相手に強く催促する。せきたてる。
※蜻蛉(974頃)中「人々、はやはやとそそのかしてわたりたれば」
③ おだてて悪い方へさそう。教唆する。誘惑する。
※仮名草子・身の鏡(1659)中「ばくゑきをしたるも、そんじゃう其人がそそのかしてさせたり」
そそのわか・す そそのはかす【唆】
〘他サ四〙 =そそのかす(唆)
※史記抄(1477)一一「張儀をそそのわかいて、あいさるやうにせうとてぞ」
◆そそ・る [0]
( 動ラ五[四] )
① 刺激を与えてある感情や行動を起こさせる。誘う。 「好奇心を-・る」 「食欲を-・る」 「興味を-・る」
② 心が浮き立つ。浮かれる。 「まだ肌寒き川風を、酒に凌ぎて-・り行く/浄瑠璃・油地獄 上」
③ 遊里などをひやかして歩く。 「蒲団とおればかり置いて、廊下ばかり-・りやあがる/洒落本・辰巳之園」
④ 高くそびえる。 → あまそそる
⑤ 揺する。 「 - ・り上げよ揺り上げ/神楽歌」
⑥ 揺すって選り分ける。 〔日葡〕
◆きょう‐さ【教唆】
〘名〙
① 他人をそそのかすこと。けしかけること。扇動すること。哄唆。〔哲学字彙(1881)〕
※当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉六「到底(つまり)君のやうな奴が、薫陶教唆(キャウサ)するが為なりかね」 〔元曲‐賺蒯通〕
② 犯意のない他人をそそのかして犯罪を行なわせること。〔仏和法律字彙(1886)〕
◆伊達政宗 - Google ブック検索結果
https://books.google.co.jp/books?isbn=4059117064
江宮隆之 - 2007 - Fiction
そこには、氏郷が秀吉に宛てて政宗を弾効した書状を出した、秀吉は半分信じ、半分疑っているので早く上洛した方がよかろう、というものであった。身の潔白を早く ... それに従って、陰で一揆の首謀者である何人かの知人を唆したこともまた確かなことであった。
◆エデンの園でアダムとエバを唆した「蛇」はだれを表わしていますか?(創世記3:1)
https://blog.goo.ne.jp/jwjw18615hmiyajw47jw/e/78176080067f3c67f05720928ff6c672
2016-05-28 00:54:07 | 神の言葉・聖書
偉大な創造者エホバ神は、地球の環境を整えられた後にエデンの園に、男性と女性をくすしい「神の像(かたち)」に創造してくださいました(詩編139:14,16.創世記1:26,27;2:8,15)。そのエデンの園でアダムとエバに愛と公正の神エホバが良いものを差し控え、いわば、うそをついていると唆した者が、「蛇」と記載されています(創世記3:1~5)。
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