縄文人の志葉楽さんのブログ

日記や趣味を書く

●お世話とお節介

2019年10月23日 16時56分58秒 | 文化

●お世話とお節介
最近 ネットとしているとアッチコッチで「お世話になります」「お世話になってます」と言われる事が多い。
本人はそんなつもりはなくてタダ遊んでいるだけ。
今までの経験から考えられることを自分の中で整理して文にするだけ。
ネットで拾ってきたものを自慢気に披露はしているけど。

見ている人は お節介してとか 鬱陶しいと感じる人も多いのではないかな。

以前からそうだけど日記に書いている事を知り合った人などに話をすると言われる事は
そんな難しい話は聞きたくない

現代人は考えなければならない事や今決断しなくてはならない事から逃げようとする。

考えるのが嫌なのである。
引かれたレールの上をタダ何事も無く無難に通り過ぎれば良い。
工夫 工面 都合の付けられない人が多い。
何か少しでも難しい事があれば直ぐにマニュアル本寄越せという。

自分で考えて物事 解決するのが面倒らしい。

だから私が物言い出すと直ぐにその場から立ち去ったり先ほどの言葉を遮ってしまう。

自分で考えて解決しょうとしない分 危機管理が出来無い。

昔 外国ドラマなどで敵に捕まったスパイなどが その場の色んな道具を使い危機を脱出する。

あれは知識として色んな事を知り体験しているからではないかな。

世話もお節介もよく似た漢字の語源があるようだ。
下に語源と意味を掲載しておく。

私がしている事は 余計なお世話で お節介なことなんだろうね。


どうせ一度の人生 楽しまないと。

ラクとタノしいは 同じ漢字を当てる。



●余計なお世話
【三省堂 大辞林】
自分にとっては必要のない相手の手助けや差し出口をいう語。
» 余計

索引トップ用語の索引ランキング

--------------------------------------------------------------------------------
余計なお世話と同じ種類の言葉

余に関連する慣用句
余儀無くされる 余勢を駆る 余喘を保つ 余念が無い 余計なお世話
>>成句 >>概念・理念の一覧

世話に関連する言葉
大きなお世話 生世話 余計なお世話 時代世話 御世話
>>同じ種類の言葉 >>コミュニケーションに関連する言葉

--------------------------------------------------------------------------------
「余計なお世話」の用例一覧
竹久夢二 たどんの與太さん (青空文庫)
https://www.aozora.gr.jp/cards/000212/files/46425_23635.html
な ) の前へいって、 「旦那は酔っていますね。」 そういうと、今までにこにこしていた旦那は、急にきつい顔になって、 「やい孤児院! 酔ったって余計なお世話だい。お世...



太宰治 冬の花火 ———三幕 (青空文庫)
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1580_17524.html
が一ばんいいと考えているらしい。 (数枝) 余計なお世話だわ。 (伝兵衛) そうだ。余計なお世話にちがいない。しかし、お前のように、ただもう、あさを馬鹿にして、……。 (数枝)(皆まで聞かず)そんな事、そんな事ないわ。ねえ、お父さん。生み...


山下利三郎 誘拐者 (青空文庫)
https://www.aozora.gr.jp/cards/001208/files/47592_30979.html
すれば貴方の名誉と信用と、それから御希望を砕いてしまうのに一番早道ですね、まあそう怒るものじゃありません。大体御依頼がなくとも此事件は調査しなければならないのです、居所だけでも報告して上げましょう」 「余計なお世話だ、どうせ 碌...
--------------------------------------------------------------------------------
●お節介
【意味】 お節介とは、迷惑になるような余計な世話を焼くこと。御節介。
【お節介の語源・由来】
お節介の「節介」は、「節操を固く守り世俗に同調しないこと」が本来の意味であるが、お節介の意味とかけ離れ過ぎているため、当て字と考えられる。
お節介の語源は、「切匙・狭匙(せっかい)」とする説がある。
切匙とは、擂鉢(すりばち)などの内側に着いたものを掻き落とす道具のことで、切匙が溝の内に入り込むことから、他人の内に入り込もうとすることを「おせっかい」と言うようになり、間に挟まることを意味する「介」の字を含んだ「節介」が当てられたというものである。
この説が有力とされているが、「せっかい」という音から考えられた説のため、正確な語源とはされていない。


●世話
【世話の語源・由来】
「世間でよく言われる言いぐさ」「世俗の人が用いる話し言葉のこと」が本来の意味で、世間の人の話の意が原義となる。
転じて、「日常的なもの」「通俗的なもの」の意味となり、「世話物」「世話場」という言葉が生まれた。
江戸時代からは、面倒をみる意味で「世話」が用いられるようになった。
江戸末期の文献には、「だれがおまえはんの病気の世話をしますえ」とあるが、この「世話」は「せわしい」の「せわ」の下略と言われており、「世話」は当て字となる。
江戸中期には、形容動詞として「やっかいなさま」「面倒なさま」を表すようになり、江戸末期には「世話が焼ける」という句も見られる。

面倒臭いは、わずらわしい意味の「面倒」に、強調の意味や「○○らしい」などの意味で使われる「臭い」を足した言葉である。
面倒の語源には、「ほめる」「感心する」などの意味を表す動詞「めでる」からとする説と、地方の幼児が人から物をもらった時に額に両手でさし上げて言う、「めったい」「めってい」「めんたい」など、感謝の言葉からとする説がある。
正確な語源は未詳だが、どちらの語源説も、感謝を表す言葉からとしている点で共通している。
感謝の言葉が現在のような意味に変化したのは、感謝を述べる時の「恥ずかしい」「決まりが悪い」「見苦しい」といった複雑な感情だけが強調されたものとされる。
また、人の世話をすることは厄介なことが多いため、世話をする意味で「面倒を見る」といった形でも使われている。


・せ わ [2] 【世話】
( 名 ) スル
① (人や生き物に対して)気を配って面倒をみること。手数をかけて援助すること。 「植木の-」 「孫の-をする」 → 御世話
② 中に入って取り持つこと。仲介。斡旋(あつせん)。 「就職の-」 「嫁を-する」
③ 手数がかかって苦労すること。 「 -がかかる」 → 御世話さま
④ 日常的なこと。卑近なこと。 「 -物」 「 -場」
⑤ 世間でよく口にする話や言葉。世間の言いぐさ。下世話。 「誠に-にも、建長寺の庭を鳥帚で掃いた様なと申すが/狂言・鐘の音 虎寛本」
⑥ 世俗で使う言葉。俗語。話し言葉。 「 -ニヤワラゲタル平家ノ物語/天草本平家 扉」
[句項目] 世話がない ・ 世話が焼ける ・ 世話に砕ける ・ 世話になる ・ 世話を掛ける ・ 世話を焼く ・ 世話を病む

<慣用句辞典>
-------せわ(#sewa)-------
◆世話入る(せわいる) 手間が掛かる。手数が掛かる。
◆世話がない(せわがない) 
1.手数が掛からない。
2.呆れ果ててどうしようもない。
 類:●処置なし 例:「自分の掘った穴に落ちてりゃ世話はない」
◆世話が焼ける(せわがやける) 他からの手助けが必要で、手数が掛かる。面倒だ。 例:「随分と世話が焼ける子だ」
◆忙しない(せわしない) 
1.しなければならないことが多く重なって暇がない。忙しい。多忙である。 用例:虎寛本狂言・二人袴「申々、早う通らせられいと申まする。扨々せわしない」 
2.落ち着きがない。せかせかしている。気忙しい。
 用例:謡曲・黒塚「草の庵りのせはしなき、旅寝の床ぞもの憂き」 
★「ない」は、その意味を強調し形容詞化する接尾語。 
用例の出典①:二人袴(ふたりばかま) 狂言。各流。婿入りする男が親と二人で舅(しゅうと)の家へ行き、一着の袴で親と交代に舅の前に出る。二人一緒にと言われ、やむなく袴を二つに裂き、前だけ当てて舅の前に出る。舞を所望され背中を見せまいと苦心して舞うが、終に見付けられて恥を掻く。 
用例の出典②:黒塚(くろづか) 謡曲。五番目物。各流。作者不明。那智の山伏一行が奥州の安達原で宿を求める。親切な主の老女の留守中に、その寝室を覗き死体の山を発見する。驚いて逃げる一行を老女が鬼女となって襲うが、終に山伏に祈り伏せられる。
◆世話なし(せわなし) 
1.手数が掛からないこと。また、そういう人。 例:「カップ麺で満足というのなら世話なしだ」 
2.呆れ果ててどうしようもないこと。また、そういう人。
◆世話に砕ける(せわにくだける) 
1.歌舞伎の台詞回しで、時代物風に調子を張っていたのが、急に日常的・庶民的な砕(くだ)けた調子に変わる。
2.転じて、言葉つきや態度が打ち解けていて、庶民的である。格式ばっていない。
◆世話になる(せわになる) 他人の援助を受ける。他人の力に頼り、面倒を掛ける。
類:●厄介になる
◆世話をかく(せわをかく) 良く気を配って人の面倒を見る。
類:●世話を焼く●世話をする 用例:浄・菅原伝授手習鑑「教ゆる人は取り分けて世話をかくとぞ見えにける」
◆世話を掛ける(せわをかける) 自分のために、他の者に面倒な思いをさせる。
類:●厄介を懸ける
◆世話を拾う(せわをひろう) 世話の掛かることを拾うという意味から、厄介(やっかい)な問題を背負い込んで苦労すること。
◆世話を焼く(せわをやく) 1.進んで人の面倒を見る。2.人のために尽力する。
◆世話を病む(せわをやむ) 人の面倒を見て、大変な苦労をする。自分自身が病むほど、心を掛けて深く世話をする。 用例:浄・生玉心中-上「世話を病んで病み死にの母様の恩をはや忘れ」

コメントを投稿