花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

おかしくて おかしくて

2016年10月05日 10時12分59秒 | 日記
この窓のある封筒をみると私おかしくて
勿論私が悪いのです

もう何年も以前のことです 
町内の定期健康診断がありまして私達夫婦もそれを受けました やがて
検査成績を知らせる封書がこの窓のある封筒で送られてきたのです
私はいつも不満というか心配していたことがあるのです
それは主人がそんな検査結果を見せるとかちゃんと結果報告をしてくれないのです
私自身の検査成績よりも主人の検査成績のほうが私にとってはうんと大切なのです
高齢になればコレステロールも脂肪も血糖も高くなりがちです 健康状態を知って
食事の準備もしたいのに

そこで私の検査成績は後でゆっくり見ればいいので
個人情報で悪いと思いましたが主人の留守中をいいことに
”よっしゃ!見てやろう“と
のりの部分をそっと丁寧に開けて取り出しました 結果は驚くほどにいいのです
ひとまず安心したのはいいのですが その時
門が開く音がしたのです 主人が帰ってきたのです
“さあ!大変だ”早く元通りにしようと思って私とても慌ててしまいました
慌てるといい具合にいかないものです
でもどうにか検査成績は中に入りました 封筒の口をしっかりと押えて
“おしまい” これで大丈夫

主人は机の上に置かれた郵便物を見ています
私は素知らぬ顔で「健康診断の結果よ」と
「こっちが僕の?」
「うーん? よう 届いたのお?」ですって
私 改めて見てびっくりしましたよ
さっき慌てたので窓のある封筒に宛先も名前もないのっぺらぼうの白紙の部分が
出てしまっていました

私 後からおかしくて おかしくて 笑いが止まらなくて
まあいいわ もうしないからね