花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

なかなおり

2016年10月31日 10時06分13秒 | 日記
新聞の詩(朝の詩)欄に詠まれていました
“なかよし”という題になっていてそこにはこんな意味がかかれていました
 なかがよいということはケンカをしないということではなくて
 ケンカをしてもなかなおりできるということなんだ と
誠になかなおりのきっかけはややこしいです

小学3年生のとき私はクラスの女の子と放課後の掃除で喧嘩になって
しまいました
受け持ちの先生が見回りの来られました

私は「喧嘩になってしまって」というと相手はもう泣いています
こんな時は先に泣いた方がいじめられているようで同情をかうものです
「どうしたんじゃ 二人ともいい子じゃないか」
お父さんのように優しい先生に言われるとこれまで我慢していた感情
が私も一気に涙声になります

あの時の先生の対応をよく思い出すのです
二人にランドセルを背負わせて片手に荷物を持たせてもう一方の手を繋がせて
「いいか 帰るまで手を離すなよ」
といって校門近くまで二人の背中を押しながら見送られました 
そんな二人は帰り道手を繋いだまま途中までは無言でしたがやがて
「ふふっ」と相手が笑ったので
私も「うん うん」と言いました

大人になって時に思うのです
先生は仲直りをさせる名人だったのかも



ツワブキの花秋の庭にふさわしくて