少し行った街角にお好み焼き店がありました
もう少し以前のことですがそのお好み焼店のご主人が急逝されたのです
忙しくお葬儀の準備をされていたところ
如何したことでしょう こともあろうに
いつもにこやかにお客の接待をしながら美味しいお好み焼きを焼いておられた
おかみさんが後を追うように亡くなられたのです
だからお二人一緒のお葬式をされたのです
なんて羨ましいこと
遺される期間が長いことは私にとっては耐えられないことですもの
でも最近そのお好み店の前を通る時不思議に思えてならないのです
おかみさんが元気でお店を営んでおられた頃に
店の前のわずかな土地に色んな花を咲かせて
“どうぞお入り下さい”と言った感じの優しい雰囲気に見えていましたが
いまもその花々が同じように咲いているのです
残された方が良くお世話をされているのでしょう
いつかまたお好み焼き店を開業されるおつもりなのか
看板も以前のままですし
店の戸を開けたなら
まるであたたかな美味しそうなお好み焼きが出来ているかのようです
今年は遅いキンカンです 沢山の実がついています
ようやく黄色くなり始めました
収穫したらおいしい甘露煮をつくっておきます

芙蓉の木陰で木が弱ったかしらと心配していました
ミニリラです
漸く新芽を見せています

ようやく黄色くなり始めました
収穫したらおいしい甘露煮をつくっておきます

芙蓉の木陰で木が弱ったかしらと心配していました
ミニリラです
漸く新芽を見せています
