やさしいお顔

先日天気もよくてJRで街にでかけました
目的の要件を済ませてウィンドウをみていると平素気になっている
ウィッグと言うのかパフィールと言うのか部分的かつらで魅力的のものを
見付けました
店員さんが近着いてきて今はキャンペーンですとご説明くださいます
私が「以前求めたのですが今は使ってなくて」と言うと
その店員さんが言われるのです
「覚えていますよ」私が少し驚くと
「やさしいお顔だからよく覚えています」と

私は“それは私ではないかも”　店員さんは他の人と思い違いされているのでは
と思いました
やさしい顔といわれれば私だって嬉しいですよ
でも母が私によく言っていたのです
「尖ったような顔はしてはいけない」と
そうなんです　思うに母は人種が違うように柔和でした
歳をかさねるとあんなになりたいとは思っていたものです
“うん！　やさしい顔”っていいなあ
でもそれは店員さんの言い過ぎでしょう

私は家に帰ると一番に鏡の前で思う存分に精一杯の優しい顔をつくってみました

柊が満開です　庭に出る度に馨しい香りに癒されます

フラワーアレンジメント

昨日は晩秋の小雨もあがりしずかな午後
いつもお世話になっている方と
近在のフラワーデザインスクール40周年記念作品展に同行させて頂きました
”ハートフルクリスマス”と題して色んなスタイルの花が発表されていました
クリスマスにはひと足早くに生け花とはまた趣をかえて楽しませて頂きました
大作もありましたが花の特徴を生かしていかにも自然の景色を思わせる木の実
小さな柿が実った枝など上手に纏められたり
スタンド形式の細づくりのデザインとか額の中で色よく纏まった作品や
ドア飾りのフラワーなど随分趣向を凝らした数多くの作品に目を見張りました

残念ですがやはり写真撮影は無理なので観て楽しむことに留めました
市内でも少し離れたパークのモダンな建物での催しで作品展示に興味を
持っておられる方がグループで足を運ばれていました
美しいものを見るのは心和むことでまた来春には少し趣の異なる室内での花飾りの
講習会が企画されているようです
一度講習会に参加したいものとまた楽しみにいたしております

帰宅して何だかお赤飯を炊きたい気分になりました
いつかお友達にお赤飯を炊いてお土産に持ち帰っていだいたことがあります
「何かお目出度いこと？」と友人が言ったのです
私そんなことに関わりなくて気分に任せて

楽しみの

晩秋の一日　楽しみにしていたクラス会に出席しました
元々少人数のクラスなので毎年開催しているのでお互いについ先刻に別れた
ような感じの間柄です
互いの家族環境も理解できていて
でも参加者の殆どが夫に先立たれて一人暮らしです
昨年は同じことを繰り返して喋る人がいて私はずっと心配していましたが今年も
やはりそんな状態でした
施設に入所した人　難聴の人　腰痛で歩行が難しい人など
出席出来ることに感謝です
美味しい食事とお喋りで楽しいひとときを過ごしました

食事会が終わって行きたいと思っていた絵画展“無言館”皆で鑑賞しました
戦没画学生慰霊美術館の20周年を記念して此方で開催されたものです
優れた才能を持ちながら戦争という状況で若くしてその願いを絶たれた方々の
無言の叫びであるようで胸がいたみます

絵葉書一枚求めました
「妹・千枝子の像」原田新　享年24歳

遅くなりました

”遅くなりました”といって
でもご機嫌よく咲くのです
藤袴は思わせぶりな花だといつも思うのです
花が咲き終わったらもう新しい芽を出すのです
でもそんな芽はまたいつか消えていくのです
そんなことを繰り返しながら季節には本当の花を咲かせます
遅れの一本が花を咲かせました
もう終わりですといっているようです



秋の庭に黄色な花を咲かせるツワブキです
丈も低くこじんまりと花を咲かせました
早々と大きく育ったツワブキはもう花を終えていますのに



我が家では他の山茶花より一足早く10月の初めから咲く
この山茶花
つぼみのときはピンクですが花開くと純白のバラのようです
もう咲き終わりでしょう



遅くてもいいではないですか
精いっぱいに自分らしく咲けばいいと教えられるのです
私も　自分らしく生きて行きます　これからも

秋の日のプレゼント

玄関チャイムが鳴りました
如何しましょう
いつもお世話になっている方が菊の花と果物を抱えて立って
おられるではないですか
ご自宅で丹精込めて育てられた黄色とピンクの菊の花です
そして青森の黄色いリンゴもいただきました　とても美味しそう
平素から優しくリードして下さりお世話になっていますのに
私方からお礼しなければなりませんものを
早速菊の花は花瓶に活けました
秋の穏やかな日のプレゼントです
こんなにも
喜ばせて下さって感謝でございます