花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

少しだけ

2019年12月22日 08時25分44秒 | 日記


裏庭をきれいにしてお正月を迎えたいものと思っていますが
昨日は暖かで庭仕事が少しだけ捗りました
柚子とミカンの木を少し枝伐りしました
無知の私がすることです あれで木のためによかったのかしら
今年はみかんの花付が悪い上にミツバチさんが飛んでこなかったのです
心配していましたが
矢張り不作でした
枝伐りをしたので来年は新しい芽を出して花も沢山咲いてほしいもの

これからは梅の老木に花が咲くのは無理かと心配していましたが
今朝は漸く小さなつぼみが沢山見えてきました
少し遅れてもどうにか梅の花は咲きそうです いとしいこと
でもイチハツの葉むやみに生育状態がわるくて今朝早くに肥料をやってみました
他にも蠟梅のつぼみも痩せていますし寒アヤメもつぼみを抱いていないようですし
一雨ふればいきいきしてくるかしら
今日は雨の予報です




アメジストセージがあまりにも大きく育ってしまい
大袈裟に枝きりしましたら
この頃はこじんまりとしおらしく可愛い花を咲かせています




冬の庭でミニバラが咲いています
よくみれば葉もいきいきとしてつぼみもついていて
これからも咲いて冬の庭を優しくしてくれますね

まるで

2019年12月21日 10時48分53秒 | 日記

少し行った街角にお好み焼き店がありました
もう少し以前のことですがそのお好み焼店のご主人が急逝されたのです
忙しくお葬儀の準備をされていたところ 
如何したことでしょう こともあろうに
いつもにこやかにお客の接待をしながら美味しいお好み焼きを焼いておられた
おかみさんが後を追うように亡くなられたのです
だからお二人一緒のお葬式をされたのです
なんて羨ましいこと
遺される期間が長いことは私にとっては耐えられないことですもの

でも最近そのお好み店の前を通る時不思議に思えてならないのです
おかみさんが元気でお店を営んでおられた頃に
店の前のわずかな土地に色んな花を咲かせて
“どうぞお入り下さい”と言った感じの優しい雰囲気に見えていましたが
いまもその花々が同じように咲いているのです
残された方が良くお世話をされているのでしょう
いつかまたお好み焼き店を開業されるおつもりなのか
看板も以前のままですし

店の戸を開けたなら
まるであたたかな美味しそうなお好み焼きが出来ているかのようです





今年は遅いキンカンです 沢山の実がついています
ようやく黄色くなり始めました
収穫したらおいしい甘露煮をつくっておきます




芙蓉の木陰で木が弱ったかしらと心配していました
ミニリラです
漸く新芽を見せています




報恩講

2019年12月20日 12時17分20秒 | 日記


今日は報恩講で御寺様が来られる日
少し以前からご仏壇をきれいにしてお供えやお花を整えて
部屋も暖かにして準備が出来たので
私二階で詩吟「楓橋夜泊」のお稽古をはじめました
大きな声で二回繰り返し呻りました
ゆっくりと階段を降りたところ
驚くではありませんか
予告もなく玄関に入って来られた和尚様が立っておられるではないですか
私は”仕舞った”といった思いです
和尚様だって聞いて仕舞って”悪かった”と言った感じにみえるのです
お互い都合の悪い空間です
もしもあれが上手だったなら
“詩吟いいですね”とか”いい声ですね“とか言えますのに
そんなことも言える段階ではなくて申しわけなく
御免なさいませ




報恩講が終わって私主人に言ったのです
若し私がひと足お先にあちらの世にいったならば
御寺様をお迎えするときにはこんな準備をするといいから
でも主人は言うのです
若し一人になったらもう人を家に迎え入れることは自分には出来ない
何と悲しくそして可愛そうな
そういえば以前もそれに似た発言をしていたのです
でも人の命 人間が操作出来る筈もなく
今日いちにち何と悲しい 重い日であることか



今日の桃色夏椿の紅葉一際きれいです




白い椿がそっとやさしく咲いています
今朝の報恩講のお経聴いていたのかも



小さな収穫

2019年12月18日 15時55分51秒 | 日記


雨上がりの暖かな冬の日です
年末のお仕事いろいろと気にかかります
外回り少し草取りをして今日は柚子とミカンの我が家の小さな収穫祭です
我が家のみかんは名前不明で八朔くらいの大きさになりますが
色は少し薄い黄色です
でも美味しいのです
我が家の前の道を小腰をかがめて歩いておられた近所の奥さんに柚子を少し
お裾分けしました
柚子のいい香りを楽しんで下さるかしら
早速お仏壇にお供えしました






静かな冬の朝

2019年12月16日 09時00分22秒 | 日記


昨日は暖かで動きやすい一日でした
午前中少しだけ裏庭を整理しました
イソギクがたくさん花を咲かせてよく見ると根元には
もう可愛い芽をだしているのです
だから花が咲いている枝を伐りました
そんなことをしていると大して纏まった作業ではないのですが
少しだけ裏庭が綺麗になった感じがするのです
主人に言うと
「ありがとうね」ですって
そう言われるともう少し頑張らなくてはと思ってしまいます
これからの時季は草があまり繁らないので今のうちにきれいに
すればいいですもの




如何したのでしょう
山茶花が下を向いて咲いているのです
あたたかな冬の陽を気持よく浴びてしっかり上を向いて
咲けばよいものを




ふと過ぎ去った戦時中の頃のことを思うのです
あのころ国民学校の児童が描く絵にも戦時の影響が大きかったことを
男児は軍艦や戦闘機の絵をよく描いていました
その色合いも濃い色を使うとより逞しく強そうにみえていたものです
でもそんな絵を描きたい男児ばかりではなかったでしょう
自然にしていたら戦時中と謂えども男児でも動物や花の絵を
優しく描くことができたかしら
絵を描くという本来の気持ちを大切にできたかしら
静かな平和な毎日に暮らして感じるのです