少し時間が経ってしまいましたが、投稿しますね。
この前週もダブルヘッダーでしたが、今回(12月4日)もダブルヘッダーでした。しかも、和太鼓とは全く関係ものです。
まず、クセナキスの特別演奏会に行ってきました。
彼は、UPIC(ユーピック)という電子音響作成専用のコンピュータを使って、作曲していました。
簡単に言うと、作曲する楽器のような感じですが、確率論や集合論、幾何学を使って作曲する感じです。
五線紙を使っての作曲ではなかったようです。(それでも、クセナキスの晩年は五線紙を使っていたそうです。)
正直、この数学的な感性と現代音楽、電子音楽の融合と言うのが理解できていません。
ただ、以前から、現代音楽と和太鼓は、ある意味、似たような感じを受けましたが、やっぱりそうか・・・という印象です。
和太鼓の曲を作曲するとき、五線紙に書いて演奏者に説明しますが、演奏者が他の演奏者に伝えるときは、五線紙に書かれたものではありません。最近では動画を使うことも多いのですが、口伝で伝えていきます。
そして、UPICを使うと「ド・レ・ミ・ファ・・・」などの音階も明確ではありませんが、和太鼓も一つの太鼓に一つの音階しか出せないので、明確に音階がある訳ではありません。
また、これは自分の和太鼓指導者としての感覚ですが、音階には出て来ない「空気感」「雰囲気」と言うのは、どこか現代音楽と和太鼓には通じるところがあるかもしれません。
割と突発に近い感じで参加しましたが、和太鼓指導者としてもとても勉強になりました。
そして、その後は、「梟の神」という舞台を観てきました。
銕仙会能楽研修所で開催していたので、半分「能楽」ですよね。
イベント概要は・・・(抜粋)
アイヌに口伝として伝わる神話「アイヌ神謡」をモチーフとした物語を、80年代より日本発の前衛芸術として世界で愛される「舞踊」と、日本屈指のダンサーが揃った「現代舞踊」が渾然一体となり…。
織りなす物語は、古典芸能である琵琶の演奏による語り(謡)が理解を深め、「琵琶」の嫋やかな音色が世界観を構築する。
・・・とあるので、半分「能楽」ではありつつも、舞踊、現代舞踊、琵琶、アイヌ神話・・・など、色々な要素があり、とても楽しめました。
今年から来た和太鼓のコーチに「能も観た方がいい」とのアドバイスをいただいたので、今回はいい経験をしました。
他の芸術に触れるのも、いいと思いました。
この前週もダブルヘッダーでしたが、今回(12月4日)もダブルヘッダーでした。しかも、和太鼓とは全く関係ものです。
まず、クセナキスの特別演奏会に行ってきました。
彼は、UPIC(ユーピック)という電子音響作成専用のコンピュータを使って、作曲していました。
簡単に言うと、作曲する楽器のような感じですが、確率論や集合論、幾何学を使って作曲する感じです。
五線紙を使っての作曲ではなかったようです。(それでも、クセナキスの晩年は五線紙を使っていたそうです。)
正直、この数学的な感性と現代音楽、電子音楽の融合と言うのが理解できていません。
ただ、以前から、現代音楽と和太鼓は、ある意味、似たような感じを受けましたが、やっぱりそうか・・・という印象です。
和太鼓の曲を作曲するとき、五線紙に書いて演奏者に説明しますが、演奏者が他の演奏者に伝えるときは、五線紙に書かれたものではありません。最近では動画を使うことも多いのですが、口伝で伝えていきます。
そして、UPICを使うと「ド・レ・ミ・ファ・・・」などの音階も明確ではありませんが、和太鼓も一つの太鼓に一つの音階しか出せないので、明確に音階がある訳ではありません。
また、これは自分の和太鼓指導者としての感覚ですが、音階には出て来ない「空気感」「雰囲気」と言うのは、どこか現代音楽と和太鼓には通じるところがあるかもしれません。
割と突発に近い感じで参加しましたが、和太鼓指導者としてもとても勉強になりました。
そして、その後は、「梟の神」という舞台を観てきました。
銕仙会能楽研修所で開催していたので、半分「能楽」ですよね。
イベント概要は・・・(抜粋)
アイヌに口伝として伝わる神話「アイヌ神謡」をモチーフとした物語を、80年代より日本発の前衛芸術として世界で愛される「舞踊」と、日本屈指のダンサーが揃った「現代舞踊」が渾然一体となり…。
織りなす物語は、古典芸能である琵琶の演奏による語り(謡)が理解を深め、「琵琶」の嫋やかな音色が世界観を構築する。
・・・とあるので、半分「能楽」ではありつつも、舞踊、現代舞踊、琵琶、アイヌ神話・・・など、色々な要素があり、とても楽しめました。
今年から来た和太鼓のコーチに「能も観た方がいい」とのアドバイスをいただいたので、今回はいい経験をしました。
他の芸術に触れるのも、いいと思いました。
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