水(ミネラルウォーター)について考える

人間の生活で欠かすことのできない水・ミネラルウォーターについて。

Q&A「水の特性によって“ある種の効能”が 生まれることはあるのでしょうか?」

2014-12-28 17:51:49 | 日記
奇跡の水と称されるフランスのルルドの水や、メキシコのトラコテの水、インドのナターナの水など、世界中には効能を信じられている水がたくさんあります。

これらの水については、長年受け継がれてきた理由があるのだと思います。ただ、1回飲んで効果が表れる、というものはありません。人間の測定装置は、まだ水が人体に与える微妙な差をデータにすることはできませんので、科学的な実験によって証明には至っていませんが、植物の生長促進などを見ると、植物は人間が持つ機械よりもずっと敏感なので、違いがわかりやすいと思います。

私たちの体は「小宇宙(ミクロコスモス)」ですから、長期的に見たときに、飲む水の影響で「自浄力」「自然治癒力」が変わるということは十分にありえるのではないでしょうか。

水という物質については、科学的だけでなく、哲学的にもとても興味深いものがあります。老子の言葉に「水善利万物(みずはよくばんぶつをりする)」というものがあります。これは「水はすべてのものを善く生かす」という意味ですが、こうした物質としての「水」に畏敬の念を抱くことが、水の特性について考える第一歩であるようにも思います。

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