じっとしていても汗が吹き出してくる。
室温34℃
これでも涼しい方だ。
エアコンは使うと体内から熱が湧いてくるようで、余計に暑くなるから使わない。
幸い、時間的に自由がきく仕事をしているので、
夏は日の出と共にの生活を送っている。
陽の光で生活するために木戸は開けたままでいる。
このところの日の出は四時少し前だ。
それでも3時台には、空が白み始めて、こういうのを朝ぼらけというのだろうか…
春はあけぼの。やうやう白くなりゆく、山ぎは少し
明かりて
紫だちたる雲のほそくたなびきたる。
そうか!
京都も盆地だから、太陽を見ることが出来るのは実際の日の出より、だいぶ遅れている事に気付いた。
東京に行く時、東雲という字を見かける。
何かと思っていたが、
夜が明ける一歩手前の時間から、朝に至る最初の時間。
東の空の薄明かりを表す古語なのだそうだ。
暁 曙、未明…いろいろある。
冬はつとめて。
つとめては、夜明け後まだ間もない早朝のこと。
何時何分ではなく、季節ごとにこのくらいの時間帯という表現をしているので
語彙が豊富な事に驚く。
で、私の朝の活動であるが、涼しいうちに面倒な事務を終わらせてしまいたいところだが、極力電気は使いたくない。
薄明かりで出来ることをする。
簡単な掃除、身支度を整えて日の出を拝む。
内陸なので、実際の太陽は7時20分頃から。
その後、車で鐘撞きに出掛ける。
山のお寺では常連さんがいて、体操で始まり、その日に来た人数によって鐘つきの時間が変わる。
最終がちょうど6時になるように。
このところ夜中に雨が降りそうなので、洗車代わり車庫にはしまわないで駐車場に出しっぱなしにしていた。
ところが、蝉の脱皮にタイヤが使われてしまって、車を動かすことが出来ない。
ようやく蝉が飛びたってくれたのが、朝9時頃。
早朝の事務がはかどりました。