田の字の家に暮らす

日々思うこと

十三夜

2023-10-27 | 今日思ったこと
いつの間にか晩秋になっていた。

娘から「月がきれい」というラインがあって、今日が十三夜だと気がついたのだ。

しばらくぶりのブログ。

忙しかった訳ではないのだが、目の前の事に夢中で、その事のために生活していたのかもしれない。

ふとしたキッカケから7月22日に日拝を始めた。
とりあえず3ヶ月は続けてみようと…

私は三日坊主なので、まさか本当に続くとは思っていなかったのだが、続いてしまった。
始めた頃の日の出は4時40分くらい。

ラフカディオ ハーンが朝外がざわついている事に気付いて観察していると、人々が身支度をして太陽が昇ると一斉に太陽を拝み始めた
という話を聞いたことが有る。

私は朝、顔を洗うという習慣が無かった。
家族の世話で手一杯、自分のことをする時間もないままに…

それが習慣となってしまって気がつくと夜になっていたという事も何度もある。

だが日の出を拝むには、身支度が必要だと気付いて、朝の洗顔を始めた。
その為には4時半には起きていなくてはならない。

朝の公園には常連さんが居た。
少しずつ挨拶を交わしたり、立ち話をするようになっていた。

80位の男性は、朝3時に起床して掃除をしてから来るのだという。
次の日から私も少し早起きして掃除をする事にした。

だんだん思い出して来た。
あの頃
幼馴染に梨を送ろうかと思って電話したら、最近は早起きして御主人と早朝散歩していると言う。私もたまには日の出でも拝もうかな〜と思った。

その頃、通りかかりの人から庭を褒められて、カタカムナのことを聞いた。
昔、少しばかり知っていたので、この際調べようかとネットを見たらカタカムナ567
と有ったのでコロナ対策に良いのかと思ってカタカムナ567を暗記した。

日の出を拝むついでに暗唱してみた。
そうしているうちに、一二三祝詞やいろは祝詞やアオウエイ祝詞の仲間だと気付いて全部唱えてみる事にした。

「天照大神」から他の祝詞を唱え終わるまで5分位。
本当はもっとゆっくり唱えた方が良いのかもしれないが、早く言わないと祝詞を忘れてしまうで。

近くに鉄棒が有るから、最後に昔懐かしいぶら下がり健康法でもと、ぶら下がったものの一回でズルんと落ちてしまった。

あまりの恥ずかしさに(誰も見ていませんように)と思って、辺りをキョロキョロしたら、隣で懸垂をしている青年に声をかけられた!
「大丈夫ですよ。僕も去年の4月ぶら下がった時、何も出来なかったけれど続けているうちに出来るようになりました。明日 明後日と続ければ いつか出来るようになっていますよ。諦めないで…」と。

数日後に、2つは数えられるまでになっていた。
10数えられてからは20まで、あっという間だった。

そこで、鉄棒で太祝詞を唱える事にした。
太祝詞は実はニ十祝詞で、
ヒィ フウ ミィ ヨー イツ ムー ナナ ヤー コノ トオ
ヒトツ フタツ ミッツ ヨッツ イツツ ムッツ ナナツ ヤッツ ココノツ トオ
と唱えるというのをお思い出した。

ミミと思い出話をしていた時に、子供の頃おばあちゃんとお風呂に入るとこうやって数えないと湯船から出してもらえなかったと言って大笑いしたのだった。

そうこうしていると、3ヶ月がアッという間に経ってしまった。

その間台風も来たが、毎日続ける事が出来た。
家の軒下から太陽の出るイメージをしながら唱えた日が3日。

10月22日無事完❗️

三日坊主返上。
自信がついた。

そして十三夜。
自然の美しさを以前より感じている…。


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