実際に本を手にして読み直してみると、いろいろ間違いが有ったことに気が付いた。
まず「綺譚」の字。
詳しくは時間が有るときにでも調べることにしよう。
物語の時代。
本には、ほんの百年少し前の話と有ったので、勝手に我が家と同じと思ってしまっていたが、書かれた年代からすると明治時代のようだ。
だが、内容を考えるとやはり大正から昭和にかけての方がしっくりくる。
いやどう見ても、明治より後だろう。
私はほとんどの場合、京都に来るのに車を使う。
体力に余裕のあった頃は、必ず下道で一日かけて走ってきていた。
せっかくだから旧東海道を通るコースにしていた時期もある。
高速でも幾つか違うコースで来たものだ。
その時は専ら京都東インターで降りて山科を通って京都に入っていた。
中山道を通ってくることもあった。
どちらにしろ京都三重滋賀は馴染みがある。
だから「家守綺譚」「冬虫夏草」が面白く読めるのだろう。
秋明菊は中国から渡来したものという説も有るけれど、それより前に貴船神社付近に自生していたと聞いたことが有る。本当のところは分からない。
私の好きな不如帰。
いつか詳しく調べたい。
30冊借りた本の中に、さだまさしの「はかぼんさん」もある。
なんだか梨木果歩の幾つかの内容と重なり合うものが有って興味深かった。
私の体験とか、不思議な友人”とこちゃん”から聞いた話とかが
夢か現か分からなくなってくるのだ・・・