田の字の家に暮らす

日々思うこと

昨日の続き 家守綺譚だったこととか・・・

2022-10-18 | 今日思ったこと
実際に本を手にして読み直してみると、いろいろ間違いが有ったことに気が付いた。
まず「綺譚」の字。
詳しくは時間が有るときにでも調べることにしよう。

物語の時代。
本には、ほんの百年少し前の話と有ったので、勝手に我が家と同じと思ってしまっていたが、書かれた年代からすると明治時代のようだ。
だが、内容を考えるとやはり大正から昭和にかけての方がしっくりくる。
いやどう見ても、明治より後だろう。

私はほとんどの場合、京都に来るのに車を使う。
体力に余裕のあった頃は、必ず下道で一日かけて走ってきていた。
せっかくだから旧東海道を通るコースにしていた時期もある。
高速でも幾つか違うコースで来たものだ。
その時は専ら京都東インターで降りて山科を通って京都に入っていた。
中山道を通ってくることもあった。

どちらにしろ京都三重滋賀は馴染みがある。
だから「家守綺譚」「冬虫夏草」が面白く読めるのだろう。

秋明菊は中国から渡来したものという説も有るけれど、それより前に貴船神社付近に自生していたと聞いたことが有る。本当のところは分からない。


私の好きな不如帰。
いつか詳しく調べたい。

30冊借りた本の中に、さだまさしの「はかぼんさん」もある。
なんだか梨木果歩の幾つかの内容と重なり合うものが有って興味深かった。
私の体験とか、不思議な友人”とこちゃん”から聞いた話とかが
夢か現か分からなくなってくるのだ・・・

荒れ果てた庭が好きな訳ではないけれど

2022-10-16 | 今日思ったこと
図書館で本を30冊借りている。
いつも利用している図書館が耐震工事のため休館するので12月まで借りっぱなしになるのだ。最終日に行ったのでほとんど本が残っておらず、とりあえずあるものを借りてきた。普段だったら絶対借りない本とか、すでに読んで好きな本を借りてきた。
その中に、梨木果歩の家守稀譚が有った。
改めて読んだが面白い。

京都、滋賀、疎水とか、いろいろ馴染みのある場所での話なので、そのせいもあるのだろうが、今回気づいたのはあの話はほんの百年前ということで、この家が建ったころの話だから、妙に身近に感じるのかなとも思えた。

荒れ果てた庭。
好きではないけれど、しばらく留守にしていて帰ると、手入れのされていない庭も案外良いものだと思う。
紅白の水引 秋明菊、野菊、紫式部などが競い合って咲いている。

居なくなったゴローのように、家の槓もある日ひょっこり帰ってくるような気さえする。さっきまでいた犬が出口の無い庭から、ほんの15分ほど目を離したすきに消えてしまったのだから、いつまでも心に引っかかっているのだ。
槓は11月11日に我が家にやって来た。茗荷さんから譲り受けたので「ハーブ」という名前にしようかと思ったが、もらった日にちなんで「槓」と名付けた。今でも我が家では居ることになっているらしい。娘のところへはよく訪ねてくるようだ。

先日、京都の家で夜中に犬の声がする。槓だろうかりぃだろうか聞き慣れた声だ。あたりを見回すと、隣に寝ている娘が犬の声で可愛らしく吠えている。
眠れなくなってしまった。起こすべきかどうしよう・・・
気が付いたら朝、しかも遅い朝。すっかり寝過ごしてしまった。

すぐに娘には尋ねることも躊躇われて、後で何気ないふりをして聞いてみたら、昨夜は犬の夢を見ていたという。しかも、犬に乗り移られたような感じだったと!!!
大笑いしてしまったが、気にはなる。

ログイン出来なかった訳が分かった

2022-10-14 | 今日思ったこと
IDが分からなかったかららしい???
どうしてそんな事になったのか分からないけれど・・・

今こうして書いているのは、ようやく入れたからだけれど。

書けないことは書くなということだろうと思って、止めるつもりでいたのだが、試しにやってみたら出来た。

忙しくてずっと京都に行けずにいた。
ひょんなことから突然京都に行く話になり、行ってきた。

久しぶりの京都は、以前の賑わいを取り戻しつつあるようで、
空いた時間に、ちょっと保津川下りでもしてみようと出かけたのだが、トロッコ電車が満席で乗れそうもない。行かなければ乗れないので試しに窓口で聞いてみたら、JRで行けば乗れるとのことだった。

初めてJRで行った。
速かった。保津川下り乗り場にも近かった。
混んでいたのは、サッカーサンガのイベントが有ったかららしい。

保津川下り最高だった!
昨日までの雨で増水になっており、水しぶきの凄さ!
熱くも寒くもなく、終点近くで屋台の船がやって来たときは、オデンにビール凄い売れ行き。



毎回車で京都へは、琵琶湖の方から入るのだが、山中越えか逢坂の関を通るか。
琵琶湖の畔を通るときは「近江の海夕波千鳥・・。」と、柿本人麻呂を口ずさみ、逢坂の関を通る時は『これやこの行くも帰るも…」蝉丸を。
忘れないように口にしている。

今回は山中越え。
帰り道の三重では道の駅などで鹿の角を売っているので、その辺にはいるのだろうと思ってたが、比叡山の近くの道でばったり出会ってしまった!
大きな角の大きな鹿!
すぐ近くが京都の北白川だというのに・・・!!!

京都は本当に不思議な所だ。


けれど、家に帰ってきたら家周辺もなかなか良いところだ。
旅の疲れにお茶を飲みながら、庭を眺めると
鳥が遊びに来た。
イソヒヨドリらしい。
恐れる様子もなく暫く庭で遊んでいた。
京都の家の近く鴨川高野川には時折、カワセミを見かけるが、家の近くにもカワセミがいる。
夕方になれば裏庭に蝙蝠が飛び交い、犬走を回ればボケの実や茗荷も採れる。


この庭で突然、飼い犬の槓が消えたのだ。
家もなかなか不思議な所だと思う。


夫に頼んでおいた梅干しの壺のふた、金継の修理完成していた。

また日常の生活に戻れるか・・・