田の字の家に暮らす

日々思うこと

濡れ縁工事

2022-04-12 | 家の事
2019年9月に台風で房総半島にも大きな被害が出た。
その年、たまたま濡れ縁を作り替えようと思っていたのだが、
大工さんの手が足りなくなってすぐには出来なかった。

そしてコロナ。

やっと出来そうになった頃、古民家ブーム再来とかで、また大工さんが頼めない。
コロナでリモートワークが出来るようになったので、郊外に家を持つ人が増えたかららしい。

その間に、木材が高騰するという事になった。
あの時、木材だけでも確保しておけばよかったのか・・・?

今年に入って、業者から高騰する前に押さえておこうという事で材料は有る。

ようやく今日から仕事にかかった。

雨ざらしなので、傷みが早かったのだが、切る時にまだ強い香りがする。
ヒノキのいい香り。

濡れ縁を作るにあたって、材木はどうしようか?
海ほたるのデッキに使ってある材木は傷みにくいが和の住宅には?
塗装はどうしよう? キシラデコールでも使うか?
その頃、伊勢神宮の白木が良いと思っていたので白木にした。

でも、思ったより傷みは早く来た。
今回はどうなっているのだろう?

よく分からないが出来上がるのが楽しみだ。

ラの神様

2022-04-05 | 神様の事
その青年とは会って間もない。
仕事の関係で、2,3度少しばかり話しただけ。
ほとんど何も知らない。
マスクをしているので顔も分からない。

いつもの通り数分で済む用事を済ませた後
突然「古家さんは呪いって有ると思います?」と聞く。

真面目そうな方なので、それと車の停め方から植物にも優しい方と分かるので、たぶんまじめな質問なのだろうと感じた。

うかつな返事は出来ない。
「呪い」なんて語彙は私の日常には関係ないと思っていたので、よく分からない。
最近仕入れた情報から少しばかり返事をした。

「呪いと言うよりカルマじゃないかな?
カルマとか輪廻転生って知ってますか?」

青年「聞いたことあるような気がしますがよく分かりません」

(そうだろう。私だってよくは分からない。)

私はまだ小学校にも入る前から、神様って居るのだろうかと考えていた。
世界中にいろんな神様が居て、いろんな宗教が有って変だと思っていた。

最近、なんとなく神様は「ラの神様」かもしれないと思うようになっている。
羅針盤の「ラ」。
世界中の人の心の中に居て、人は一生かけてその神様を見出すのだ。

前世に犯した罪を、現世で償う。
それがカルマの一部。

それを助けるのが守護神とか守護霊とか、ご先祖様とか???

先日、京都の図書館で本を借りた。
閉館間際だったので、大急ぎとりあえずまだ読んだことのなかった梨木香歩の物を借りた。
「不思議な羅針盤」「僕は、そして僕たちはどう生きるか」「本当のリーダーのみつけかた」
これって、ラの神様の事じゃない?と思った。

色々な事は他人に聞くんじゃなくて、自分で考えるんだ!

青年に尋ねた。「ご先祖のお墓詣りしてますか?」
青年は知っているけれど墓参りはしていないとのこと。

私は、墓参りはともかく墓掃除には行った方がいい。
それから、ご自分の家とか身の回りは掃除した方が良い。
背中が丸くなっていたので、背筋を伸ばすように話した。
呪いなんて考えないで、カルマだとしたらどうやって乗り越えようか、
自分だけじゃ無理そうだったら、ご先祖様に「お導き下さい」くらいはお願いしてもいいんじゃない?

そんなことを少しばかり話した。
いったい何を呪いと思っているのかは聞かなかった。

きっと自分で何とか考えるだろうと淡い期待をしながら青年を送り出した。

この次に会う機会が有ったら、続きは聞けるだろうか?

本屋さんに行ったら、梨木香歩のこの本を買おう。

庭の野草の収穫籠

2022-04-05 | 
何カ月ぶりかで京都に出かけた。
去年修理に出しておいた簾を受け取るのと
孫に会うのと、天神市に行くためだ。

簾は貰い物で、修理に六万六千円程かかった。
店頭に新品が一万で売られていた。
ちょっと微妙な・・・

一歳八か月になる孫は産まれてから正味二時間も会えていない。
今回も30分に満たないほどの「面会時間」で、その間泣きっぱなし。
可愛いんだけど、こちらは好かれてないんだな~

気を取り直して、久しぶりの天神市に行ってみた。
人出は取り戻しつつあるようだ。
楽しかった。
今回の買い物はこの籠

骨董という訳では無い。古道具と言うのだろうか?
500円だった。
花を飾るのにいいかと思ったが、野草の収穫籠になった。


これを抱えて庭を一回りすると一回分の食料になる。

ニラが美味しくなってきた。
今回は餃子の具にした。
ツワブキは茎を天婦羅に、葉は味噌汁にした。

庭は春!
食べられる草が次から次に萌え出て来る。
何から食べようか、何をどう利用しようかとウキウキワクワク
この籠を抱えて!