東日本編4日目(2021年5月27日(木))
下北半島を中心に。
※地図の写真を削除しました。
昨日も山道。今日も山道。
恐山。かつて火山活動が盛んだった地域で、9世紀ごろから霊場とされた。
全景。奥に見えるのは宇曽利湖。外輪山が美しい。
恐山は、慈覚大使円仁の開山。当時は道路の整備が不十分であったろうから、山奥に突然現れる、カルデラ湖、硫黄の噴出、植物がほとんど生育しない酸性土壌と、この地は秘境の感に溢れていたはずだ。
慈覚大師の足跡を辿って。
薬研温泉、河童の湯。怪我をした大師を河童がこの湯まで運んでくれたそうな。
今では、無料の露天風呂。
独り占めは贅沢すぎた。
ちょうど神戸からバンで来たおじさんと入れ替わる。「旅中の雨もまた思い出になっていいものだよ。」と、雨予報でしょげてる私を励ましてくれた。
下北半島で気になる場所がもうひとつ。薬研温泉からひたすら東に。
尻屋崎。
道路のすぐ横に馬。胴がごつい印象。
本州北の果て、極寒と粗食に耐える「寒立馬」。南部藩政時代の牧場の名残だ。
尻屋崎から木々に覆われた道を南へと進む。