東日本編6日目(2021年5月29日(土))
※地図の写真を削除しました。
行きたいが遠い。行くか迷った。龍飛岬。
でもやっぱり見たかった、津軽海峡初夏景色。
まだ長時間運転に自信のない私。今日は勝負の日になる。
そんな日は朝からテンションを上げていく。
朝一足湯^^
浅虫温泉。気軽に利用できる無料の足湯が2か所もある。
朝の早い時間だったので、ひとり。とても落ち着く。
と思っていたら、確か女性の方が入ってきたような気がする。
当然声をかけ…いいお湯でした。
西側、青森湾を眺めると、小島を発見。
地図には湯ノ島と書いてあった。小さな鳥居が見えた。
先ほど通り過ぎた、青森市へ。
棟方志巧記念館。
特別彼の作品が好きというわけではなかったが、改めて作品を見たい、為人を知りたいと思い、訪問。
やはり芸術家には憧れる。個性の塊。圧倒的な世界観。確固たる自分が出来上がっている。
彼が「板画」を夢中になって彫る姿には、感動した。エネルギーと集中力がこちらに伝わってくる。
なぜか負けていられないと思った。
題名を忘れてしまったが、お釈迦さまが身を投げて親虎を救う瞬間の画が気に入った。
青森市にはちょうどこの時Hotな場所が。
世界文化遺産の登録を目指す、北海道・北東北の縄文遺跡群、三内丸山遺跡だ。
約2か月後、2021年7月27日には登録が決まった。
縄文時代にタイムスリップ。
竪穴式住居の復元。茅葺(左)、樹皮葺(右)、土葺(真ん中奥)とバリエーション豊富。
盛土。昔のゴミ捨て場(断面)。
掘立柱建物跡。きれいな等間隔。
穴の中には、栗の木柱が残る。
その推定の大きさを体感することはできず。
隣接の博物館にも寄るべし。
中にはクルミが入っていたそう。
縄文時代にこんなにも精巧な道具があったのだと見入ってしまった。
龍飛岬の前に一息。
今度は見に来ます。
いざ。
とても寂しさを感じる道のり。
太宰治のいう「本州の袋小路」とはこのことかと。
台風でも来ているのかと思わせられる猛烈な横風。ここでは、その風音に負けない音量の「津軽海峡冬景色」を聞くことができる。
吉田松陰も来ていた。碑文のすべてを読むことはできなかった。
津軽海峡を一望。かすかに見える道南。改めて出発の挨拶。