7月下旬。1ヶ月ぶりに耳下腺腫瘍のCT検査を受けた大学病院へ行きました。この日は、8月上旬に受ける耳下腺腫瘍の除去手術の術前説明を受けるため、遠方に住んでいる両親にも来てもらいました。
手術の提案を受けた当初は、一人で説明を受けようと思いましたが、担当医から「親御さんを連れてきてください」と言われたため、来てもらうことにしました。
幸いにも二人とも休みを取ることが出来たため、親子3人で説明を受けに行きました。「自分のことだから親には関係ない」、と思っていましたが、実際に親が付き添いで来ると、「自分だけではなく家族にも関わることなんだ」と事の重大さに改めて気づかされました。
この日は薬剤部、麻酔科、耳鼻咽喉科の順に手術前の説明を受けました。
薬剤部では、薬剤師を交えて病院から処方されている薬の有無、健康食品や市販薬の使用有無など、薬に関する説明を受けました。この時の持ち物は、前回の外来で担当医からもらった面談の案内が書かれた紙と、自身の持つお薬手帳の2つでした。
15分ほどの面談の後、続いて麻酔科の説明を受けに行きました。ここでは麻酔科医に加え、看護師、そして歯科医師などの複数の専門家から手術時に使う麻酔の説明を受けました。
最初に看護師との面談を終えた後、続いて歯科医師の面談を受けました。今回私が受けた手術では、全身麻酔をして行いました。全身麻酔がかかると、深い眠りにつくため、自身の呼吸で酸素を取り入れることができなくなります。酸素が無くなると死んでしまうためそ、口の中にチューブを入れて酸素を自動的に入れる必要があります。
口の中にチューブを入れるということは、口内環境と関わってくるため、その状況を事前にチェックすべく歯科医師の面談ならびに説明を受ける必要がありました。
そして麻酔科の説明では、手術時の合併症や麻酔が切れた際の状態などを詳しく教えてもらいました。またこの時に、麻酔説明書と問診票を貰いました。
最後に耳鼻咽喉科で説明を受けました。ここでは手術時間、術後の経過、入院生活など一番時間をかけて説明をされました。また説明後、看護師から入院生活に関する書類を多くもらい、そこでは簡単な入院生活に関する説明を受けました。
手術前説明は約3時間をかけて終わりました。様々な説明を受けたため、頭の中はパンク寸前の状態で、とても疲れました。体を動かさずにひたすら説明を受けるのは大変でしたが、「自分の体が良くなるために必要なこと」という意識を持てば、なんとか乗り越えることが出来ました。
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