2024年3月9日（土）夜間、雨音がうるさかったが、朝、晴れ間を急激に雲が覆い雪がちらつき、強風が吹き荒れた。地球上の人間の争いに怒ってるかのようだ。
今年、東京都の小池百合子都知事が記者会見で、都営地下鉄・麻布十番駅構内に弾道ミサイルに備えた「シェルター」を整備する方針を表明した。この麻布十番駅構内には既に都の防災倉庫も併設されている。2024年の予算案に2億円を計上して今後の構想を詰めていくそうだ。
ウクライナでは日常的にミサイルが飛んでくる。 日本は世界的にもリスクの高い位置にある国にもかかわらず、備えがおろそかになっている。危機意識が低い。
ウクライナのキーウにあるアルセナーリナ駅は地下105.5ｍの所にあるそうだ。
日本の地下鉄の都営地下鉄大江戸線六本木駅は42.3ｍ。
日本では戦時中、空襲があっても地下鉄への非難は禁止されていたらしい。この時期の文書類はすべて廃棄され詳細は分かっていないそうだ。
ただ、1997年朝日新聞の「声」欄に京都大学名誉教授が心斎橋駅から電車に乗って梅田に逃れた体験談が掲載されている。命がけで誰かが駅の扉を開けたとしか考えられない。おかげで多くの命が救われたようだ。
そう言えば、 NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」でも放映されていたが、主人公が御堂筋線の心斎橋駅に避難していたのを思い出した。 思い出したくないほどつらい体験をしたとはいえ、語り継がないとその事実は消滅してしまう。
参考：ダイヤモンド・オンライン
