2024年5月22日(水)昨日は夕方から晴れてきてきれいな夕日となった。そしてそのまま今日も晴れてあたたかい。
きのうは、奄美・沖縄地方が梅雨入りしている。さっそく雨の被害が出ている。これからの雨が心配だから被害が出ないようにと祈った。
ウクライナ支援
EF Polymerはオレンジの皮などの今まで捨てていたものを再利用して100%オーガニックの超吸水性ポリマー(SAP)を開発した。
農業用だけでなく、企業との協業により保冷剤や化粧品、衛生用品(おむつ、ナプキンなど) などの分野でも自然由来のSAPを使った製品開発を進めているようだ。
2024年1月の報道発表がある。
沖縄県の企業50社と合同で、ウクライナの生産者に向けた支援をスタートし、寄付としてのEFポリマーが5トン配送された。
今後は現地と共同で利用方法などの技術支援を実施し、農地での適用に向け準備を行うそうだ。
ウクライナでは、昨年6月に南部ヘルソン州のカホウカ・ダムが決壊し、農地への灌漑ができなくなり、作物の生産に深刻な影響を与えている。
灌漑設備の完全な回復には7年近くの年月を要して、損失は数千億円規模になるという。
また、農業大国の一つであるウクライナの生産量の減少は、日本を含め世界中の農業・飼料市場に大きな影響を与える。
EFポリマーをウクライナの生産者へ寄付し、干ばつの地域での活用を促して、作物の生産をできるだけ維持できるようにする。EFポリマーは自重の約50倍の水を吸水できることから、大幅な節水や省肥料化に貢献する農業資材だ。
灌漑設備を失ったウクライナの農地において一定の効果を期待している。
いろんな分野に食い込んで広がればいいと期待します。
ところで沖縄の企業50社とはよく集まったね。
昨年、この会社が沖縄県の企業を対象に「ウクライナに届ける農業支援の輪」というテーマで寄付を募ったところ、申し込みがあった企業だという。
すばらしい!
参考:EF Polymer 株式会社