青空ーすべてはバランス

北陸新幹線の今後は?

2024年7月23日(火)暑い真夏が続く。夜8時過ぎの散歩となってしまった。さすがに暗い。大きなケヤキの木に群がって夜を過ごすカラスたちは遠慮容赦なく糞尿をちょうど歩道の上に”ぴしゃ ぴしゃ”と落としてくる。こちらも心得ているからその下は歩かない。プールに行き出してから散歩の時に股関節のちょっとした痛みが感じられなくなった。胸の痛み(肋骨の軟骨がかたくなっている)も少しやわらいでいるように感じる。

北陸新幹線ができて東京まで日帰りができるようになった。今回延伸したのは金沢から敦賀というところまで。そこからどうなるんだろうと思った。

整備新幹線とは?
「整備新幹線」という言葉をニュースなどで聞く。
全国新幹線鉄道整備法に基づき1973年に整備計画が決定した5路線のことだそうだ。1989年の高崎~軽井沢間着工を皮切りに、東北新幹線盛岡~新青森間北海道新幹線新青森~新函館北斗間北陸新幹線高崎~金沢間九州新幹線博多~鹿児島中央間西九州新幹線武雄温泉~長崎間が開業している。確かに5路線だ。
ただし、北海道新幹線新函館北斗~札幌間は最後の延伸工事期間中。
そして、西九州新幹線の新鳥栖~武雄温泉間北陸新幹線の敦賀~新大阪間延伸問題が残っている。
もちろん簡単に書いたが、いろんな問題がのしかかりながらもようやく今のルートがある。そして北陸新幹線は早期着工と2030年代の開業を求めていろんなかけひきが行われることになる。なんと整備新幹線の財源は2030年の札幌延伸開業まで使い切っているそうではないか。

5つの条件
そもそも整備新幹線の着工をするには次の5つの条件を満たす必要がある。
①安定的な財源見通しの確保
②収支採算性
③投資効果
④営業主体としてのJRの同意
⑤並行在来線の経営分離についての沿線自治体の同意

いつも問題になるのはルートの関係自治体の意向だ。「うちはメリットもないのになんで多額の費用を負担しないといけないのか?」という自治体の長の言葉で行き詰まる。

北陸新幹線の場合はどうか?
敦賀から京都・大阪方面にはサンダーバードという在来特急電車がある。
もし新幹線が延伸になれば、この特急が走行する路線が在来線となるはずだが、小浜・京都ルートで建設された場合、新幹線は滋賀県内を走行しないにもかかわらず、滋賀県を縦断する湖西線が経営分離される可能性があるのだ。
そうなれば確かに文句も言いたくなる。
滋賀県は、北陸新幹線敦賀~新大阪間に並行在来線は存在しないと主張している。反対する気持ちはわかる。

じゃぁ、米原までのルートで東海道新幹線に接続というのはどうか?
線路の大半を占めながら時短効果などのメリットが少ない滋賀県が多額の費用負担をする必要があるし、JR西日本にもメリットがなさそうだから厄介だ。
米原に接続するのは信号システム上も難しい面があるそうだ。


参考:日経新聞 DIAMOND ONLINE

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