2024年9月10日(火)いい天気。暑いです。今月末は秋の祭礼がある。春の祭礼から早いなぁ。兵庫県知事のこと毎日テレビが騒いでいる。もう長いね。
あの顔も見飽きた。でもよくわからん。
縄文人はどこから来たのか?
縄文時代のDNA、そして弥生時代に入り込んできたDNA、そして古墳時代に大量に入り込んできた第3のDNA。日本列島に住む人々のDNAの違いから3重構造になっていたことが分かった。しかも古墳時代のその割合は、短期間で第3のDNAが60%にも及ぶという驚愕の結果となっている。
しかし、この古墳時代についての詳しい状況がなかなか分かってこない。かなり混乱の状況にあったことが想像される。
縄文時代に戻り、縄文人のDNAはどこからやってきたのかが気になる。
2023年12月に放送されたNHKの「フロンティア」の内容に沿ってまとめた。
いくつかの書物を読んで、日本列島人が大陸から渡ってきたのは、大体4万年前だろうということは知っていた。これは発掘等で得られた推測だ。
この番組では、「最新式次世代シーケンサー」という装置が誕生したことで、ごく微量のDNAからゲノム全体を網羅的に分析できるようになったことを紹介していた。それにより縄文人のことがかなり分かってきたという。
第1
まず、第2・第3のDNAを持つ集団とは違う近縁性のない地域からやってきているということ。
縄文人はお尻から足の筋肉がものすごく発達していて、足腰がかなり強かったと推測されている。
第2
現生人類がアフリカを出て世界各地域に広がっていったことは定説になっている。新しい発見が最近あって、20万年以上前かと思われる。インド亜大陸・東南アジアに向かったグループは4~5万年前にはたどり着いている。
第3
タイのパッタルンという密林の中で暮らす少数民族が今でも存在する。外界との接触のない森の民マニ族だ。女はイモを探し棒で土を掘って採取する。男は狩りをしている。
4~5万年前にたどり着いたグループが作ったホアビニアン文化を継承している少数民族(肌の色が黒い)と考えられている。
そのころのホアビニアンはその後別の農耕民族が流入してきて、そのDNAはほぼ消滅しているが、2018年に8000年前のホアビニアンのDNA解析に成功したという。
これが驚くべきことに、縄文人のDNAとほぼ合致したという。
これはどういうことか?4万年前に日本列島に移動してきた人たちがこのグループだとすると、日本列島に到達するまでに違うグループと交わってないということになる。だとすると、アフリカから4~5万年前に東南アジアにたどり着いたグループの一つがそのまま北上して誰もいない未知の土地を歩き日本列島に入ったということになる。
興奮する!!!
富山県埋蔵文化センターで撮影
富山県 小竹貝塚発掘 28号埋葬人骨
推定年齢16歳-20歳 推定身長157.3㎝
参考:参考:NHK サイカルjournal フロンティア「日本人とは何者なのか」