2024年11月29日(金)雨の一日だった。
ロシアがウクライナのエネルギー施設を攻撃して100万世帯が停電したというニュース。やりたい放題だ。
伊豆のさるところにロシアの巨大財閥「オリガルヒ」の富豪がプライベートジェットで羽田空港にやってきて、自分の豪華別荘て贅沢三昧しているというニュースもあった。
うううううー。うなってニュースを読んでいる。
3年前にノーベル物理学賞を受賞した人の中に日本出身の真鍋淑郎さんがいた。
温暖化研究に欠かすことができない「気候シミュレーション」の礎を築いた功績を評価された。
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が2021年8月に発表した第6次報告書では、「人間の活動による影響が地球温暖化をもたらしたことは疑う余地がない」と初めて断定した根拠に真鍋さんの研究があった。
この温暖化研究には真鍋さんの地道な計算による積み重ねがあり、しかもまだコンピューターが今のように進歩していなかった時代だ。
「大気中の二酸化炭素濃度が2倍になると地球の平均気温は2.36℃上昇する」という研究結果を発表している。発表したのはなんと50年以上も前のこと。
この数値は最新の研究結果とも近い値となっている。
偉大な人が生み出したことを人々が理解できるまでに長い時間が必要となるんだね。
こういう人物は、SNS上でいい加減なことをつぶやいたり、いい加減な情報をすぐに信じたりしないでしょうね。自分に厳しく検証を積み重ねている事でしょうからね。