青空ーすべてはバランス

AIの問題

2023年4月7日(金)雨となった。少し肌寒い。桜がかなり散ってきたぞ。


最近、AIが急激に進歩しているという話を聞いた。

パソコンやスマホをしていて、ひょっこりチャットができる画面が現れることがある。「チャット(Chat)ボット(Bot)」というらしい。

チャット」は、インターネットでリアルタイムのコミュニケーションをすることができるそうだ。聞きたいことを質問すると答えてくれる。
ボット」は、「ロボット」の略。いちいち電話をかけて、相手の社員に質問しなくても、パソコン上で質問すると、人間に代わって、あらかじめ自動化されたプログラムにより対応してくれる。

今、より精度のいいチャットボットを開発する競争が激化しているそうだ。
最近ツイッターの買収で世界をにぎわしたテック界の大物イーロン・マスク氏が他の大物たちと共同設立している研究所「OpenAI」が開発したチャットボットGPT-4というものがある。

アメリカでは、高度な人工知能(AI)の開発を一時停止するよう求める署名活動が始まっているという。
この研究所のマスク氏や千人以上のテクノロジー関係者らもチャットボットGPT-4よりも有力なAIシステムの開発を少なくとも6カ月間は一時停止するよう求める公開書簡を提出した。
「迅速に一時停止されない場合、政府は介入して一時禁止の措置を制定する必要がある」と、かなり危機感を持っている様子がうかがえる。

3月29日には日本の国会で、野党の議員が事前に質問内容と回答をChat(チャット)GPTにさせておいて、首相が答弁した後、Chat(チャット)GPTが出した答弁内容を明かした。

すごいことしたな!とびっくりした。

この日は感染症対応の司令塔をつくるための議論がなされていて、法律改正が必要なので、「法律案に関して、首相にどんなことを質問すべきだと考えていますか」とチャットGPTに尋ねて得られた質問をそのまま読み上げたそうだ。

首相が答弁した後、
チャットGPTに「あなたが日本の首相ならどう返答するか」と事前にたずねて得た首相答弁案を明らかにしたら、ほぼ答弁内容が同じようになったという。

自動運転、自動翻訳、医療画像診断、クレジットカードの不正監視など社会に貢献するであろう分野と効果は計り知れない。
でも、もし言葉や文章が暴走したらという逆の怖さがある。誤ったAIの導き出した答えをそのまま信じてしまうことも大きな脅威だ。

大変な時代になってきた。

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