2022年1月23日(日)くもり時々晴れ。久しぶりに散歩ができました。融雪装置のない歩道は雪が残っているけど、凍っているから大丈夫。
雪で歩いていないので、足の関節に違和感を感じる。怖い怖い!
くもりの山。
海にも行った。少し明るい光が輝いてほっこりした。
そういえば、コロナウイルスの風邪さえも治療法はないのだ!そして一年に何度もかかることがある・・・。
自然免疫が対応できなくなると、マクロファージや樹状細胞が外敵の形状(見
本)を持って応援を求める。その外敵の情報を受けて戦術を練ったB細胞やT細胞などの獲得免疫と呼ばれる免疫が応援に行くわけですが、T細胞には種類があり、その中のキラーT細胞が相手の特徴に対応した特殊部隊として攻撃します。
本来ならば、自然免疫で解決できて、体の変調も軽症で済むけど、獲得免疫が出動するとなると、相手に対する攻撃力が増します。体の細胞が戦場となるため「発熱」などの症状が出てきます。
免疫のネットワークはすごいね!
いろいろと役割を持った免疫はまだあるぞ!
〇ヘルパーT細胞
リンパ球と呼ばれる細胞。その中の70〜80%がT細胞。胸骨の裏側にある胸腺(Thymus)で作られている。
敵の情報に基づき対策を考え伝えB細胞やキラーT細胞に攻撃するよう伝えます。だから獲得免疫ネットワークの司令塔と呼ばれます。B細胞は相手の情報に基づいた抗体を産生します。
ヘルパーT細胞には分泌されるタンパク質(サイトカイン)のパターンにより2種類に分けられる。
・Th1細胞
キラーT細胞の数を増やし、攻撃力をアップする。NK(ナチュラルキラー)細胞にも抗原の情報を伝えて、力を与えるぞ!
・Th2細胞
樹状細胞から外敵の情報をリンパ節で受け取ると活性化し、B細胞に指示を出す。
B細胞が産生する抗体は抗原にピッタリと結合して、動けなくする。
貪食細胞と呼ばれる自然免疫の初動部隊のマクロファージなどが発見しやすくなりやすやすと外敵を食べつくすことができるという寸法だ。
ただし、この2種類はバランスよく存在する必要がある。Th2が多すぎて抗体が過剰になりすぎるとアレルギーの原因になる。Th1が過剰では自分の細胞も攻撃してしまう難病になる。不足すると病原体やがん細胞への攻撃力が弱まる。
ここでもバランスなのだ。
まだ重要な仕事がある。
体に大きなダメージを与えないように敵と戦うよう、行き過ぎた攻撃を制御するレギュラトリー(制御性)T細胞と免疫反応を終わらせる指令を出すサプレッサーT細胞がちゃんと存在している。
これらの免疫ネットワークはすごいぞ!!!
免疫ネットワークのメンバーみんなが協調してバランスの良い環境にいなければね。特定のメンバーが強すぎたり弱すぎたり多すぎたり少なすぎたりしないように適度にね。