2022年1月11日(火)雨。
雨の中、サザンカの花が咲いている。冬にはこの花のおかげで心が和む。
基準値はどうなっているのか?(2012年改訂)
高LDLコレステロール血症 ・・・140㎎ ⁄ dl以上
境界域高LDLコレステロール血症・・・120~139㎎ ⁄ dl以上
善玉コレステロールが少ない場合も基準がある。
低HDLコレステロール血症 ・・・40㎎ ⁄ dl未満
中性脂肪が多い場合も診断基準になっている。
高トリグリセライド(中性脂肪)血症・・・150㎎ ⁄ dl以上
そんなに気にしていなかったから、こんなに多くの基準があるとは知らなかった。
さらに新しい基準もあるぞ!
LH比だ!
これは、LDLコレステロール値÷HDLコレステロール値のこと。
バランスを重視している!!!
例えば、LDLコレステロール値が正常であっても、HDLコレステロール値が低いと心筋梗塞を起こす例が多いそうだ。
だから、「ほかの病気がない場合は2.0以下に」、「高血圧や糖尿病がある場合、あるいは心筋梗塞などの病歴がある場合には1.5以下に」を目安とする病院が増えているそうだ。
こんな基準で覚えておくといい。
LH比が
1.5以下
正常
2.0以上
コレステロールの蓄積が増えて動脈硬化が疑われる状態
2.5以上
血栓ができている可能性があり心筋梗塞や脳梗塞のリスクある状態。
実際に数値で見てみよう。
LDLコレステロール値が基準値内で130mg ⁄ dl。HDLコレステロール値も基準値を上回り45mg ⁄ dlあるとしてもLH比が2.8になるぞ。
個別にはどちらも基準値をクリアしているのに、これじゃかなりまずい状態になる。
これがバランス重視の新基準ということか!
LDLコレステロール値は基準値内でも100mg ⁄ dl程度にしたい。
LDLコレステロール値90mg ⁄ dl、HDLコレステロール値が60mg ⁄ dlあるとしたらどうだろう?
90mg ⁄ dl ÷ 60mg ⁄ dl =1.5 OK!